2014年11月30日日曜日

京阪杯展望 2014



過去のラップタイムを調べると以下の通り。

2013 12.3-10.8-11.0-10.8-11.1-11.5 34.1-33.4
2012 12.2-10.7-11.4-11.4-11.3-11.5 34.3-34.2
2011 12.5-11.1-11.0-11.1-11.0-11.4 34.6-33.5
2010 12.2-10.7-11.0-11.0-11.5-11.6 33.9-34.1
2009 12.0-10.4-10.7-11.1-11.4-12.0 33.1-34.5
2008 12.5-10.8-10.9-10.8-11.4-11.7 34.2-33.9
2007 12.3-10.6-10.9-11.2-10.9-12.0 33.8-34.1
2006 12.3-10.9-11.0-11.1-11.2-11.8 34.2-34.1

過去8年の平均ラップタイム
12.29-10.75-10.99-11.06-11.23-11.69
1.08.00 34.03-33.98




傾向(過去記事の一部修正)
ラップタイムを見れば、スタート直後はそれ程速くはならないものの、道中は
かなり速いペースを保って流れていて、ラスト1Fだけ少しラップが落ちる形で、
全体としては前後半イーブンに近い展開。

この流れで問われるのは、何と言ってもスピード持続力で、ハイペース持久力
勝負を地力の高さで浮上するタイプよりも、(切れを発揮できるなど)純粋に
スピード性能の高いタイプの馬に向いている。

実際かなり速い流れになった09年も含めて、過去馬券に絡んだ馬で前傾の内容を
示しているのはサンアディユのみで(それも33.9-34.0というコンマ1秒だけ)
他はイーブンもしくは完全に後傾の内容を示しており、とにかくここでは速い
上がりが使えることを重視したい。


好走の条件
・スピード持続力があること


予想

◎セイコーライコウ
元々ブレないイメージで"持続力"を発揮したい…という方向のタイプで、前走に
関しては、勝負所にしっかりメリハリがついた形になったことで、大きな加速に
対応出来なかった…というイメージの負け方。
そう考えると、フラットな展開のここで巻き返す可能性は十分にあるはずだし、
この乗り替わりは微妙だが、とりあえずは期待してみたくなる。

○ヘニーハウンド
前走では、休み明けの状態ながら厳しい展開をしっかり勝ち切り、(走破時計も
凄いが)パフォーマンス的にもかなり高い内容を示している。
この舞台では、いざとなれば32秒台前半の脚を使えるような馬なので、極端には
展開に左右されないし、進路さえ確保出来ればここも普通に浮上はしてきそう。

▲レッドオーヴァル
スプリントG1で好走出来る地力と、1400~1600mまでこなせる性能を合わせて
考えれば、ここで浮上する可能性は当然ありそう。
実際にここの(10秒台を刻む)スピードをこなせるか?という部分に関しても、
阪急杯の内容からとりあえずは問題ないだろうし、普通に上位扱いにはしたい。

注ワキノブレイブ
前々走では、他の上位馬が内目を通った中で、この馬は終始外目を回しつつ最後
しっかりと浮上してきたし、前走は、前半から脚を使いながら上がりもしっかり
まとめた内容で、実力&適性ともにとりあえずここでも上位扱いができる。
それでいて人気もそこそこ…くらいなら、当然注目はしてみたくなる。

△エピセアローム
基本的にはスピードに寄り過ぎるような展開よりも、もう少しパワーが問われた
方がいいタイプだが、元々の地力と持続力を考えればやはり上位扱いにはなる。
今回は内枠をしっかりと確保したし、勝ち切るようなイメージにはさすがになら
ないものの、候補の1頭としては当然ピックアップしておきたい。


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