2014年11月1日土曜日

アルテミスS展望 2014


過去のラップタイムを調べると以下の通り。

2013 12.3-11.1-11.8-12.5-12.8-11.9-11.2-11.6
2012 12.5-10.5-11.5-12.1-12.3-11.6-11.6-11.7

過去2年のラップタイム



傾向
まだ2回しか開催されておらず、前半~道中の水準は全く違ったものになって
いるのだが、形としてはスタート直後がそれなりに流れ、道中で一旦落ち着いて
から→勝負所でしっかり加速する…という、このコースらしい展開。

ということで、適性的にはやはり、純粋な持久力&切れが素直に問われるという
イメージで、単純に「性能勝負」だと考えておきたい。

どちらにしてもここは、本番を見据えつつ"見るレース"だと言えるが、その視点
からは、阪神JFと同様に"スケール感"が重要になるはずで、外を回しつつ突き
抜けるなどのパフォーマンスを示した馬に関しては、当然本番でも注目したい。


好走する条件
・一定の持久力&切れがあること


予想

◎テンダリーヴォイス
前走は、道中こそ落ち着いた形にはなったが、前半は一応しっかり引っ張られる
展開だったし、大雨で最後は体力勝負…という側面があったレースで、直線では
十分に主張出来ていた。
そこで示した持久力&切れを考慮すれば、ここでも普通に出来て良さそうだし、
オッズ的にもやはり推してみたい感覚になる。

○トーセンラーク
未勝利戦では、内にこだわった競馬が嵌ったとは言え、直線勝負をアッサリ差し
切る性能を示した形だし、前走では、前半~道中の水準が高いレースを好位から
しっかりと押し切っていて、地力の部分でも十分に信頼できる馬。
普通に本命でもいいのだが、今回は相手に注目してみたい…という2番手評価。

▲ステラスターライト
新馬戦はゆったりした流れではあったが、直線では窮屈な所を捌きつつ、最後も
こじ開けるようにして抜け出した格好で、ラストまでなかなかしっかりとは追え
なかったことを考えれば、額面以上の強さを感じさせる内容だった。
裏付けとしてはやや薄い扱いにはなるものの、ここは少し注目してみたい。

注レッツゴードンキ
前走では、道中が全く緩まない展開をある程度好位からしっかりと浮上して高い
地力を示した格好だし、新馬戦では、性能面で一定の裏付けを示している。
馬体のイメージ的に多少重厚そうな雰囲気があるので、北海道から舞台を移して
どうか…という部分はあるが、それでもやはり上位には扱っておきたい存在。

△シングウィズジョイ
前走では決め手勝負をしっかり浮上しているし、前々走ではある程度水準の高い
内容で勝ち上がっていて、両者の合わせ技でここでも上位扱いにはなる。
ただしタイプ的には、瞬間的な加速よりも、最後の惰性の部分が強い雰囲気では
あるので、ここのイメージにピッタリ…ではないのかも。

△シャルール
新馬戦では、かなり長い脚が必要な展開を突き抜けて圧勝していて、地力という
部分ではある程度認めてもいいはず。
ただし、タイプ的にはパワー&持続力という方向の馬には現状思えるので、適性
面でここに嵌るかどうか?は微妙なところ…。

△ココロノアイ
前走はコーナーから外へ持ち出して、直線大外からまとめて差し切った内容で、
とりあえずその性能は認められる。
地力の部分では裏付けがないので、評価としては結局ここまでだが、一応可能性
としては考えておきたい。







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