過去の(長いので変則:3F毎+ラスト6F)ラップタイムは以下の通り。
2013 36.5-36.3-37.4-39.5-12.8-12.7-13.2-12.6-11.8-12.4
2012 38.1-36.7-39.1-38.2-13.0-12.5-12.0-12.2-12.1-12.6
2011 36.6-38.0-40.4-39.9-12.9-12.6-12.9-12.4-11.9-13.2
2010 36.6-37.0-38.6-39.3-12.8-11.1-11.5-12.0-11.9-12.6
2009 38.9-40.4-40.6-40.0-12.7-12.2-11.8-11.4-11.5-11.8
2008 38.2-38.5-38.1-41.3-12.4-11.9-12.1-11.9-11.4-12.3
2007 37.5-39.5-38.0-36.9-12.2-12.0-12.9-12.0-11.4-12.5
2006 36.7-37.5-37.9-38.3-12.4-12.3-12.5-12.1-11.3-12.4
2005 39.1-38.3-39.4-40.0-12.3-11.8-11.6-11.5-11.6-12.1
2004 37.1-35.9-40.8-39.2-12.6-12.0-12.1-11.8-11.5-11.8
過去10年の平均ラップタイム
37.53-37.81-39.03-39.26-12.61-12.11-12.26-11.99-11.64-12.37
3.46.61
傾向(過去記事の一部修正)
ラップタイムを見れば、前半~道中は(下り坂などで多少のアップダウンはある
ものの)さすがにこの距離なのでゆったりとした流れになり、レースが動くのは
2周目の向こう正面に入ってから。
そしてレース終盤は、ラスト5F~6Fあたりから徐々にペースアップして、勝負所
ではさらにもう1段階ギアチェンジするという形。
データ的に見れば決して高い水準という訳ではないが、何はともあれ日本一長い
道中を進めることになるので、勝負所まで十分な余力を残すためにはやはり高い
持久力が必要になる。
それを前提として、勝負所では瞬間的に加速する場面が見られるので、ある程度
スムーズに動ける機動力が必要で、あとは向こう正面で勢いがつき過ぎた場合に
備えて、持続力を併せ持っていればより安心…といったところ。
好走の条件
・とにかく高い持久力が必要
・勝負所での切れ(&末の持続力)があること
予想
◎ファタモルガーナ
一昨年は2周目の向こう正面~3コーナーで一気に動いて、そこから直線も良く
粘って2着した強い内容で、とりあえず元々の地力では普通に信頼できる。
そして1年以上空いた前走では、ゴール前で焦点が外ラチ沿いに集まる中、奥の
方ではこの馬がしっかり伸び切る内容を見せていて、状態もおそらく問題ない。
今回は当然叩き2走目の上積みは大きいだろうし、ここは期待してみたい。
○ホッコーブレーヴ
前走はさすがに物足りない結果ではあったのだが、3~4コーナーでこの馬自身
しっかり動いた一方で、展開は勝負所でかなり大きな加速が入った格好になり、
先に脚を使っている分、そこに対応出来なかったことは仕方ないとも言える。
それを度外視すれば、叩き2走目のここで普通に巻き返す可能性はあるはず。
▲デスペラード
持久力&切れというタイプで、昨年もここを完勝しているように、中山のレース
としては比較的しっかりした加速が入る…という部分で条件的に嵌る印象。
前走でも、(他が止まっただけとも言えるが)内容の割りには崩れていないし、
今回どのような競馬になるのか分からないが、やはり上位にはいそう。
注クリールカイザー
昨年ここで5着して、一定の持久力は示した…という扱いをすれば、今年は切れ
勝負も持続勝負も一応しっかりこなしていて、とりあえず不安要素は特にない。
ただし、1番人気を背負って普通に勝ち切れるほどの馬か?と言われれば微妙な
印象になるので、ここは敢えて過剰人気気味かも…という見方をしておきたい。
△マイネルメダリスト
馬柱に18着が2つも並ぶとさすがに状態がどうなのか?という気持ちになるが、
ここ2走ともに展開的には不利な立場ではあったので、一応しっかりと持久力が
反映されるここで巻き返す可能性はありそう。
強くは推し切れないものの、当然注目はしておきたい存在。
△スカイディグニティ
単純にデータだけで言えば、道中水準が相当高い菊花賞でゴールドシップの2着
…というだけで断トツの扱いになるのだが、長期休養明けの前走でかなり緩そう
だった馬体がどこまで戻っているのか?は気掛かり。
(個人的な)イメージ的には、もう1つ叩いてから…という気もする。
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