過去のラップタイムを調べると以下の通り。
2014 12.6-11.2-12.4-12.1-12.1-12.1-12.7-12.2-13.0
2013 12.6-11.0-12.4-12.2-12.2-12.4-13.0-12.5-12.7
過去2年のラップタイム
傾向(過去記事の一部修正)
このコースの基本は、前半ミドルペースから、道中は徐々に加速していくような
展開になり、4コーナー~直線で一旦溜めて→しっかりと加速する形で、レース
全体としては前傾で上がりが掛かる格好。
この舞台は、スタート直後&上がりで2度坂を上り、向こう正面からはジワジワ
脚を使う展開になることで、額面以上に負荷が掛かる構造だと言えて、ラスト1F
までには全ての力を使い切るような、完全な持久力&持続力勝負になる。
更に上級クラスになると、下級クラスと比較して前半&道中(特に後者)が速く
流れる傾向があって、実際に過去2年は、両年ともに前掛かりでかなり締まった
展開になっており、その水準で追走しても直線(坂)でしっかりした脚を使える
…というくらいの高い地力を備えたタイプを選びたいところ。
好走の条件…かも知れない
・高い持久力&持続力を備えていること
・(切れがあること)
予想
肝心のG1は緩んだが…、その時と比べてもそれ程見劣らないメンバーも揃った
ことだし、一応それなりに流れて地力が問われる展開を想定したい。
◎コパノリッキー
東京大賞典は、前半~道中が締まって、そこから直線に入ってしっかりと加速を
示しつつ→上がり自体は掛かる…という、ここにピッタリつながりそうな展開。
それをホッコータルマエには完敗した訳なので、どこまで評価すべきか悩ましい
部分はあるが、やはり好走は好走。一応積極的には捉えたいところ。
チャンピオンズCでは穿った見方をしたが、裏付けを備えた今回は推したい。
○インカンテーション
前走は、外枠発走から後方の外を回して、直線も後ろの方でなだれ込んだだけ…
という、(スロー戦では)全く競馬にならないような内容。度外視。
ラストの惰性の部分では(このレベルの相手に対して)威張れる訳ではないが、
今回は内目の枠を引いたし、前走の教訓を活かして積極的な競馬をすれば普通に
巻き返せていいはず。(イメージ的には前走のナムラビクターの競馬がベスト)
▲ランウェイワルツ
中京はコース自体が初めてになるが、厳しい展開に引っ張られつつ、最後惰性で
浮上…という内容は今までに示している馬だし、どんな展開でも崩れないものの
常にあと少し間に合わない…というイメージからは、この舞台ではむしろ前進を
示す可能性すらあって良さそう。
上位馬が潰し合うくらいの厳しい展開ならば、一発まであるかも。
注ナムラビクター
チャンピオンズCでは、道中~上がりで高いパフォーマンスを発揮しているし、
当然ここでも普通に好走はしてきそう。
ただしその時は、前半がかなりゆったりした展開を、ある程度好位の内寄りから
じっくり進めたほぼ完璧な内容で、コパノリッキーやインカンテーションがこの
馬よりも内枠に入った今回、それをそのまま再現できるかは微妙…。
△ニホンピロアワーズ
チャンピオンズCは、勝負所の加速の部分で無抵抗に下がってしまった…という
物足りなさはあったものの、後半型のレースではあったので一応は度外視可能。
昨年はここを勝ち切っているし、スピードよりも地の強さが問われるこの舞台で
あれば、まだまだ出来る可能性はありそう。
△マイネルバイカ
ラスト1Fの強さがある馬で、昨年もここでは3着に浮上しているように、最後
惰性勝負になるこの舞台には合っている。
今年はメンバーが揃い過ぎ…な印象なので、地力ではさすがに厳しくなるのかも
知れないが、一応は注目しておきたい存在。
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