2015年2月20日金曜日

ダイヤモンドS展望 2015


過去の(長いので変則)ラップタイムを調べると以下の通り。

2014 38.7-37.1-36.7-36.8-12.6-12.3-11.6-11.9-12.5
2013 35.1-37.4-39.2-39.6-12.3-12.0-11.8-12.0-12.5
2012 37.6-39.1-40.8-40.5-12.2-11.4-11.2-11.5-12.5
2011 38.1-37.2-37.9-38.6-12.6-12.2-11.3-11.9-12.1
2010 37.8-38.0-39.1-37.2-12.5-12.1-11.2-12.1-12.6
2009 36.2-36.1-37.4-38.4-12.2-12.0-11.9-11.9-13.3
2008 38.1-37.0-40.3-37.9-12.4-12.0-11.6-11.5-12.8
2007 36.5-37.2-39.0-37.9-12.9-12.0-11.1-11.7-12.3
2006 36.9-37.3-37.4-37.3-12.4-12.4-11.7-12.3-12.6
2005 39.3-38.6-36.2-37.8-12.7-13.1-11.7-11.6-12.5

過去10年の平均ラップタイム
37.43-37.50-38.40-38.20-12.48-12.15-11.51-11.84-12.57
3.32.08




傾向(過去記事の転載)
ラップタイムを見ると、コース形状による多少の緩急を除けば、前半~道中は
一定に近いゆったりした流れで、その後ラスト5F~4Fあたりから徐々にペース
アップして、ラスト3Fで一気に加速→右肩下がりという形。

大回りでスピードが出やすいためか、道中の水準が案外高くなることもあるし、
そもそもこの距離なので当然だが、やはりここでは持久力が必須になる。

また上がりの部分では、勝負所でしっかり加速することから、そこでスムーズに
動いて行ける機動力(結局は持久力に由来する)が必要で、さらにはそこからの
減速区間で(脚が上がってから)惰性を効かせられるようなタイプが嵌る印象。


好走する条件
・ある程度高い持久力が必要
・勝負所で切れを発揮できること


予想

◎ニューダイナスティ
元々純粋な持久力をしっかりと示していて、最後もかなり惰性が効くタイプでも
あるため、とりあえずこの舞台には嵌って良さそう。
経歴上は3000m級では普通のOPですら負けて、G1では惨敗という形になって
いるが、前走の万葉Sは歩いたような流れからの直線勝負、菊花賞は3角辺りで
不利を受けたのか一気にポジションを落とした内容で、全く競馬をしていない。
適性⇔人気にギャップを感じる今だからこそ、特に期待してみたい。

○ファタモルガーナ
持久力&粘りをしっかり示していて、尚且つ切れ&持続力をバランス良く備えて
いるため、適性面でこれと言った不安がなく、ここでも当然上位扱いになる。
あとは差し馬が浮上しやすいレースでどこまで残れるか?といったところだが、
前半をじっくり入って、早仕掛けから後続に脚を使わせつつ→粘り込む…という
ような競馬が出来れば、押し切る可能性も普通にあって良さそう。

▲フェイムゲーム
とりあえず前走に関しては、内先行有利な状況になって、後方からただただ外を
回してきただけなので、全く何もしていないと言っていい。度外視。
それを除けば、昨年1年間で示した持久力は信頼できるし、当然の上位扱い。
それでも今回は、場合によっては他力本願的な競馬になるリスクがあり、58kgの
斤量を背負う立場で、期待してみたい相手がいる…という理由での3番手評価。

注ラブイズブーシェ
前走は極端にスピードに偏ったレースとなって、それを後方から外を捲るような
競馬では最後伸び切れなくても仕方のないところ。
それを度外視すれば、元々持久力はしっかり示している馬だし、かなりパワーに
寄っているため超長距離がピッタリという訳ではないだろうが、ここではやはり
上位には浮上してきそうな雰囲気。

△アドマイヤフライト
地力の面でこのメンバーの中ではそこまで威張れる訳ではないが、かなり胴長な
タイプで、超長距離に対しては本質的に嵌りそうなイメージ。
前走は半年ぶりのレースでも3着に入り、調子は問題ないだろうし、そこからの
上積みも期待できる今回は、可能性としては当然考えておきたいところ。

☆タニノエポレット
大阪-ハンブルクCで示した地力を考えれば、扱いとしてはそれなりの実力馬が
揃った今年のメンバーの中でも普通に上位の存在。
それでも前走があまりに何も出来なさ過ぎだった点はやはり気になるところで、
一応頭の片隅に置きつつ、基本は静観…という感覚。







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