過去のラップタイムを調べると以下の通り。
2014 12.5-11.0-11.4-11.7-11.2-11.4-10.9-11.3
2013 12.3-10.8-11.0-11.7-11.5-12.1-11.5-11.7
2012 12.1-10.8-11.4-11.9-11.3-11.2-11.8-12.7
過去3年のラップタイム
傾向(過去記事の転載+少し加筆)
京都に舞台を移してからの2回の開催は、ともにかなり前掛かりな展開になって
いるが、シルポート中心に流れが作られてきた…という部分はやはり大きいし、
本来はもう少しだけ落ち着いた形が基本にはなりそう。
ということで、このコースらしく、レースを通してフラットな展開から持続力が
問われる形…という想定で、その流れの中から(速い馬場で実質そこまで負荷が
掛からないイメージで)ある程度末を伸ばせるタイプを中心に考えたいところ。
⇒実際に2014年は、少し落ち着いた前半から、道中以降はスピード水準の高い
引き締まった展開になり、尚且つ最後まで全く止まらない形だった。
したがって引き続きイメージとしては、持続力&上がりの性能…でいいはず。
好走の条件
・スピード持続力(&決め手)があること
予想
土曜の錦Sから考えれば、それなりに流れれば普通に31秒台が出る馬場。
同じような条件だった昨年のマイラーズCとマイルCSの上位馬は、とりあえず
順当に評価しておきたいイメージ。
◎フィエロ
昨年ここでは2着に入って、マイルCSでも僅差でしっかりと勝ち負けを演じて
いて、持続力、決め手、(単純に)地力のどれを取っても穴はない。
今回休み明けというのはもちろん気掛かりな部分ではあるが、別定斤量を背負う
立場ではないものの、ここでは1つ格上の存在。普通に通過して欲しいところ。
○エキストラエンド
昨年もここでは3着、マイルCSでも掲示板にはしっかりと載っていて、ともに
31秒台で走破している。
当然適性的には今回の条件にはピッタリ嵌るはずだし、ここでこの程度の人気に
止まっている理由が良く分からない。普通に期待していいはず。
▲フルーキー
甲東特別では、道中が極端に締まった展開を長期休養明けの状態ながら制して
いるように、持続力&スピードという部分での問題は特にない。
決め手という部分では極端な脚を使うタイプとは少し違っているが、金杯と比較
して展開的に厳しくなるここでは、むしろ適性面での前進も見込めそう。
注マイネルホウオウ
元々は前半~道中がかなり締まったNHKマイルCを制した馬だし、スピードに
寄った展開への対応はある程度出来るはず。
復帰初戦の前々走と1度叩いた前走では、着順もそうだがパフォーマンス的にも
全く違っていて、そろそろ本来の実力が発揮できる可能性もあって良さそう。
△レッドアリオン
マイルCSは前半で引っ張られ過ぎて最後厳しくなったが、もう少し楽に入れた
昨年のここでは4着しているし、とりあえずは適性の範囲内…とは言えそう。
今回も恐らく極端に厳しい展開にはならないだろうし、圏内の争いくらいは十分
出来て良さそうには思える。
☆ロサギガンティア
キャピタルSのような、道中がかなり締まった展開でも浮上しているし、単純に
"持続力"という適性自体は備えている。
ただし、ここのひょっとしたら31秒台かも…というスピードレースにおいては、
タイプ的に少し緩さを感じるので(中距離寄り)、忙しいのかも…。
☆ディアデラマドレ
決め手ではもちろん問題ないし、実力で何とかしてしまう可能性も一応はあるの
かも知れない。
それでも、マイルの、その中でも特別に高水準のスピード領域での追走が必要な
ここに対する裏付けには薄くて、感覚的にはどうしても強くは推しづらい…。
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