2015年6月27日土曜日

宝塚記念の傾向 2015


宝塚記念過去10年のラップタイム
過去のラップタイムから傾向を探ってみる。

2014(ゴールドシップ:2.13.9)
12.9-11.6-11.9-13.2-12.8-12.1-12.0-11.8-11.7-11.8-12.1

天候:曇 芝:良
上り4F:47.4 3F:35.6
前半1000m:62.4
勝ち馬コーナー通過:04-03-04-04
勝ち馬上り3F:35.2


2013(ゴールドシップ:2.13.2)
12.7-11.0-11.0-11.9-11.9-12.0-12.3-12.4-12.7-12.7-12.6

天候:曇 芝:良
上り4F:50.4 3F:38.0
前半1000m:58.5
勝ち馬コーナー通過:04-04-03-04
勝ち馬上り3F:35.2


2012(オルフェーヴル:2.10.9)
12.2-10.9-11.2-11.9-12.2-12.1-12.5-12.6-11.6-11.6-12.1

天候:晴 芝:良
上り4F:47.9 3F:35.3
前半1000m:58.4
勝ち馬コーナー通過:11-11-12-12
勝ち馬上り3F:34.7


2011(アーネストリー:2.10.1)
12.3-10.5-10.8-12.7-12.4-12.1-12.1-12.0-11.5-11.7-12.0

天候:晴 芝:良
上り4F:47.2 3F:35.2
前半1000m:58.7
勝ち馬コーナー通過:02-02-02-02
勝ち馬上り3F:35.1


2010(ナカヤマフェスタ:2.13.0)
12.4-11.1-11.3-12.7-12.5-12.3-12.3-11.9-12.1-11.9-12.5

天候:晴 芝:稍重
上り4F:48.4 3F:36.5
前半1000m:60.0
勝ち馬コーナー通過:10-11-08-06
勝ち馬上り3F:35.8


2009(ドリームジャーニー:2.11.3)
12.6-10.9-11.2-12.2-12.1-12.7-12.3-12.1-11.5-11.7-12.0

天候:晴 芝:良
上り4F:47.3 3F:35.2
前半1000m:59.0
勝ち馬コーナー通過:09-10-10-10
勝ち馬上り3F:34.3


2008(エイシンデピュティ:2.15.3)
12.5-11.1-11.9-12.7-12.4-12.6-12.5-12.3-12.2-12.2-12.9

天候:小雨 芝:重
上り4F:49.6 3F:37.3
前半1000m:60.6
勝ち馬コーナー通過:01-01-01-01
勝ち馬上り3F:37.3


2007(アドマイヤムーン:2.12.4)
12.1-10.5-10.9-11.9-12.1-12.3-12.7-13.0-12.3-12.2-12.4

天候:小雨 芝:稍重
上り4F:49.9 3F:36.9
前半1000m:57.5
勝ち馬コーナー通過:12-12-13-06
勝ち馬上り3F:36.2


2006(ディープインパクト:2.13.0)(注:京都開催)
12.8-11.3-12.1-11.9-12.1-12.7-12.4-11.9-11.3-12.3-12.2

天候:雨 芝:稍重
上り4F:47.7 3F:35.8
前半1000m:60.2
勝ち馬コーナー通過:12-12-09-07
勝ち馬上り3F:34.9


2005(スイープトウショウ:2.11.5)
12.9-11.1-11.2-12.3-12.4-11.8-12.0-11.7-12.1-11.8-12.2

天候:晴 芝:良
上り4F:47.8 3F:36.1
前半1000m:59.9
勝ち馬コーナー通過:08-08-07-06
勝ち馬上り3F:35.7


過去8年の平均ラップタイム(コース改修後の2007年~)
12.46-10.95-11.28-12.40-12.30-12.28-12.34-12.26-11.95-11.98-12.33
2.12.51




傾向(過去記事の転載)
過去のラップタイムを見ると、前半がかなり速くなり、道中も基本的に淀みなく
流れて、勝負所で少しだけ加速しつつ、ラストはやや落ちる…という形。

ここの特徴は、まずは前半の速さだと言えて、最低でも勝ち負けの意思を持った
(位置取りにつける)馬は、その部分で引っ張られ、しっかり脚を使わされる。
その結果、掲示板に載った馬で、上がり3F:34秒台前半の脚を使ったのは、過去
10年でも2009年のドリームジャーニーただ1頭、34秒台後半でも珍しいくらい。
つまり基本的に切れ味勝負にはならない。

そうなればレース後半に余力を残し、勝負所で主張するためには、当然のように
高い持久力を備えていることが重要で、さらに勝ち負けまで考えれば、終いまで
一定以上のスピードを維持するための、相当な持続力(筋持久力)が問われる。

もちろんメンバー次第では前半のペースが落ち着く可能性もある訳だが、過去の
ケースではその場合、仕掛けが早まってロングスパートになるか、道中が余計に
厳しい流れになるかしていて、前半の分が道中の方に転換される形から、結局は
地力の高い馬が浮上してくる…という、とにかくハイレベルな一戦だと言える。


好走の条件
・相当な持久力が必要(大前提)
・高い持続力を持っていること(勝ち負けの条件)







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