過去のラップタイムは以下の通り。
2014 12.5-11.2-11.8-12.2-12.4-11.7-12.2-13.1 47.7-49.4
2013 12.9-11.5-11.3-11.5-11.5-11.3-11.7-11.8 47.2-46.3
2012 12.4-11.2-11.7-11.7-12.1-11.7-11.4-12.9 47.0-48.1
過去3年のラップタイム
傾向(過去記事の転載)
基本的にこのコースは、(平均ラップからも)前半がそれほど速くなるという訳
ではないが、最初の直線の長さによって4F目までなかなかスピードを落とさずに
流れるため、全体としての水準は高くなり、一定の持久力はやはり問われる。
そして、それほど溜められない道中から→直線の上り坂で力強い脚を使う必要が
ある…という部分で、適性的には、持続力と切れをバランス良く備えたタイプを
中心に考えたいところ。
好走する条件
・一定の持久力は必要
・持続力(&切れ)があること
予想
◎ダローネガ
単純に前走の内容だけで考えてもここに直接的につながっていいラップになって
いるし、近走は安定して高いパフォーマンスを示している。
この馬は元々ラストの惰性がかなり効くタイプでもあり、この舞台ならば坂上で
(相対的に)伸びそうなイメージが十分に描ける。
ここは積極的に推しておきたい。
○メイケイペガスター
この舞台では、ある程度ゆったりとした走りが求められるが、例年と比べてその
手の馬が少ない今回、元々9F重賞を勝ち切っているこの馬の存在は気になる。
折り合いに問題があるタイプだが、道中(外を回れば特に)しっかりとは溜めが
入らない中で、単に一本調子に走ればいいここの流れに嵌る可能性はあるはず。
今回特に注目してみたい1頭。
▲カレンブラックヒル
元々切れ勝負のG1を勝ち切った馬だが、現状はダービー卿CTや小倉大賞典の
ように、締まった道中→右肩下がりのラストを耐える…という展開の専門家。
その点、勝負所を積極的に攻める競馬をすればこの舞台に嵌っても良さそう。
内に入ったトップハンデの先行馬…という条件的な厳しさはあるものの、格的に
跳ね返す可能性は十分あってもいいはず。
注エールブリーズ
元々一定の地力は示していて、最後ジワジワと惰性を効かして伸びてくる一方で
"間に合わない"ことが多いタイプ。
結果が出ていない近走に関しても、パフォーマンス的には常に一定以上の脚を
使えている扱いになるし、"間に合う"ここで巻き返す可能性は十分。
明らかになめられ過ぎ!な人気に思える。
△オツウ
フラットに近い展開だった多摩川Sでは、最後惰性をしっかり効かす格好で押し
切っているし、パフォーマンス的にもまずまずの内容を示していて、とりあえず
ここの展開に嵌る可能性は十分考えられる。
大外枠発走から前半で無理せずに自然と中団…という競馬なら、最後(坂上で)
ジワジワ浮上してきても良さそうな雰囲気。
△レッドアリオン
フラットな展開&切れ勝負ともに結果を出したことがあり、適性的には上位に
扱えるし、浮上の可能性は当然あっても良さそう。
ただしこの舞台では坂上をしっかりと押し通す必要があり、その部分での粘り…
ということに関して、個人的に少し信用し切れない印象。
それでいて人気ならば、やはり強くは推しづらい感覚になる。
☆ミッキードリーム
元々中距離をこなせる持久力があり、体幹の強さに由来するラスト1Fの粘り…
という特徴からここには嵌るタイプ。
近走の内容からはさすがに今年は…とも思うが、このレースだけは走るのだから
仕方がない。頭の片隅にはやはり置いておきたい。
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