マイルCSウィーク以降、プライベートが少しゴタつき、展望記事もG1のみに
限定してのUPとさせて頂きましたが、漸くその期間も明けて、現状はデータの
整理などを始めたところです。(丸々1ヶ月分…果てしない…)
(心配して頂いた方もありがとうございました。)
ということで、金杯が終わってからになってしまいましたが、恒例の年度回顧。
とりあえずデータを示すと以下の通り。
※( )内は2009~2014年の平均との比較
印 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|---|
◎ | 16(-7) | 31(-6) | 41(-8) | 112(+14) | 87(-7) |
○ | 15(±0) | 29(±0) | 44(+6) | 107(±0) | 98(+13) |
▲ | 17(+7) | 23(+3) | 32(+1) | 115(+56) | 76(+5) |
注 | 10(+1) | 20(-2) | 32(+2) | 70(-10) | 78(-1) |
券種 | 的中率 | 回収率 |
---|---|---|
◎○馬連 | 5(-3) | 139(-8) |
◎○ワイド | 12(-7) | 113(+3) |
◎→○▲注 馬連流し | 8(-11) | 57(-51) |
(期間:1/4~12/27、レース数:114、中央のみ)
上半期のみ
印 | 勝率 | 連率 | 複率 | 単回 | 複回 |
---|---|---|---|---|---|
◎ | 21 | 33 | 46 | 167 | 109 |
○ | 13 | 24 | 41 | 98 | 96 |
▲ | 16 | 19 | 27 | 130 | 69 |
注 | 6 | 21 | 27 | 32 | 65 |
券種 | 的中率 | 回収率 |
---|---|---|
◎○馬連 | 5 | 209 |
◎○ワイド | 14 | 172 |
◎→○▲注 馬連流し | 6 | 71 |
下半期のみ
印 | 勝率 | 連率 | 複率 | 単回 | 複回 |
---|---|---|---|---|---|
◎ | 10 | 27 | 35 | 43 | 61 |
○ | 18 | 35 | 47 | 119 | 99 |
▲ | 18 | 27 | 37 | 97 | 84 |
注 | 14 | 20 | 37 | 116 | 94 |
券種 | 的中率 | 回収率 |
---|---|---|
◎○馬連 | 6 | 52 |
◎○ワイド | 10 | 40 |
◎→○▲注 馬連流し | 10 | 38 |
雑感(※今年=2015年で書いています)
まずは年間を通して見ると、とにかく2015年は本命の不振ということに尽きる。
勝たないし、絡まない。
単勝回収率だけは2009年以来6年振りに100%超えとなっているものの、これは
単独で30ポイントくらい引き上げているフェアリーSのノットフォーマルに依存
しきっている格好で、ただの一発屋。到底満足できる内容ではない。
本命の信頼度が低いために、当然馬連、ワイドなどの的中率も軒並み低水準に
なっていて、特に毎年ある程度安定した馬券戦略になっていた馬連3点流しも、
今年に限っては惨敗の結果に終わってしまった。
また今年のもう1つの特徴として挙げられるのは、(誰も望んでいない!)▲の
大躍進。
前半は回収率130%が示すように、まさしく単穴という位置付けなので問題は
ないのだが、後半は連対率、複勝率を10%近く伸ばし、安定感まで示した…。
次に上半期、下半期を比較してみると…、これこそが問題の根源。
年間を通して見ると絶不調の本命に関しても、前半は(連対率、複勝率はやや
物足りないものの)及第点の勝率20%をキープしているのに対して、後半は勝率
10%…という全く話にならない結果に終わっている。
(最後の1ヶ月も、予想の質を保つためにG1のみに限定しているのだから全く
関係なく、それでも当たらないのは単純に能力の問題。それも悲しいが…)
この本命の大失速に関しては、上記した▲もそうだが、○や注に関しても後半の
伸びが(無駄に)素晴らしく、特に○は例年の本命レベルに馬券に絡んでいる
ように、周りが本命を凌駕してしまったのが原因。
実際、上位評価(◎~注)にした馬が勝つ確率を考えると、前半から→後半で
56%→60%というようにむしろ数字は伸びていて、つまり候補の1頭としては
しっかり選べているのにも関わらず、最後の最後に推し切れていない…という
ことになる。
結局、これはもう毎年の課題。
2014年の回顧でも、(人気に関わらず)「シンプルに能力&適性を評価する」
という目標設定をしたのだが、本命の勝率21%の前半はともかくとして、後半は
(もちろん忘れていた訳ではないものの)それを実践しきれなかった…という
ことになるのだろう。
やはりまだまだ(オッズ云々ではなく)自分の中で確信が持てないような穴馬を
狙い過ぎている部分が存在する。それは実感としても確かにある。
また今年もう1つ感じた点として、過去のデータを重視し過ぎ、またはそれに
引きずられ過ぎている部分がある…ということ。
それはつまり、(結局は自分の洞察力の問題ではあるのだが)直近の変化に気が
付かない、また気が付いていても(無意識的に)スルーして、過去のデータに
則った選択をした結果、痛い目に遭っていることが多々ある…ということ。
例えば、春の段階でショウナンパンドラのJC制覇などは(少なくとも自分は)
全く予想もできなかったが、オールカマー→天皇賞のパフォーマンスからは十分
可能性としては考えられた。(もちろん後付け)
(⇒それでも結局、東京のG1を勝っている2頭を上に扱って失敗)
「夏を越して強くなる」という、競馬界ではあまりにも常識的な事実があるにも
関わらず、1年を通して同じ見方をしてしまっていることが、特に下半期での
本命の不振につながっている可能性はありそう。
それを見逃さないということはもちろん、時には(まっさらな状態とまではいか
ないにしても)一旦リセットして考える…ということも必要なのかも知れない。
2016年へ向けては…
・シンプルに能力&適性を評価する(引き続き)
・時には思考をリセットしてみる
最後に1つ
場違いですが、どうしても言葉にして書いておきたいので。
ゴールドシップ、お疲れ様♪
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