過去のラップタイムを調べると以下の通り。
2015 12.2-11.1-11.6-12.1-11.7-12.1-13.0 34.9-36.8
2014 12.2-10.7-10.9-11.1-11.2-11.8-12.8 33.8-35.8
2013 12.4-10.9-11.1-11.2-11.6-11.6-12.2 34.4-35.4
2012 12.1-10.3-11.3-12.1-11.9-11.8-12.5 33.7-36.2
2011 12.0-10.2-11.0-11.6-11.7-11.5-12.1 33.2-35.3
2010 12.3-11.2-11.5-11.2-11.3-11.5-12.4 35.0-35.2
2009 12.2-10.6-11.3-11.6-11.7-11.6-12.1 34.1-35.4
2008 12.4-11.1-11.2-11.4-11.2-11.4-12.0 34.7-34.6
2007 12.2-10.8-11.3-11.4-11.3-11.2-12.3 34.3-34.8
過去9年の平均ラップタイム
12.22-10.77-11.24-11.52-11.51-11.61-12.38
1.21.26 34.23-35.50
傾向(過去記事の転載)
過去のラップタイムを見ると、前半からある程度速く流れて、道中は基本的には
11秒台が並ぶフラットな展開になり、ラスト1Fだけキッチリ落ちるという形。
道中が淀みなく流れて、開幕週で絶対的なスピード水準が高くなり得る…という
ことを考えたら、ここではやはり持続力を備えていることが前提。
それを基本として、前半のペース次第では持久力という要素をプラスするという
見方をしておきたいところ。
一方で高松宮記念へのつながりを意識すると、やはりハイペース耐性を備えて
いることを確認したい場面なので、とにかく厳しい展開になったケースでは特に
注目…というイメージ。
好走する条件
・スピード持続力(&持久力)があること
予想
◎ミッキーアイル
切れが問われたスプリンターズSや、極悪馬場の昨年のこのレースはともかく、
高いレベルでの持続力が問われた高松宮記念でもしっかりと勝ち負けを演じて
いるのだから、ここのフラットな展開への適性は最早疑いようもない。
ラストの持久力(惰性力)という点でも、元々はマイルをしっかりこなしている
馬なだけにここでは普通に上位になるし、今回は素直に推しておきたい。
○ティーハーフ
函館スプリントSは、レース自体はハイペース前傾の展開の中で、自身は前後半
イーブンくらいでまとめて浮上して勝利した格好で、如何にもサドンストームと
似た雰囲気のタイプ。
そのイメージで言えば、距離こそ異なるものの、リズムとしては似たような形に
なるこの舞台には嵌っていいはずで、やはり注目したくなる1頭。
▲サドンストーム
基本的には(スプリント基準での)ミドルペースを一貫して刻むタイプなので、
とりあえずこの2戦は単純にスピード負けしたような雰囲気。
それらを度外視しておけば、前傾の展開の中で、自身はレースを通して平均的に
脚を使ってまとめる…という格好で浮上しやすいここでの巻き返しは十分あって
良さそう。あとは鞍上が控え過ぎなければ…。その点はやや不安。
注オメガヴェンデッタ
ここ2走は上がり負けしているような雰囲気だし、おそらく本質はある程度速い
流れの中で持続力(&地力)を発揮する形…という気はする。
その意味ではこの舞台には嵌って良さそうなイメージになるし、(乗り替わりで
どちらに転ぶのかは微妙だが)今回もう少し積極的な競馬になれば、粘り込む
可能性はあって良さそう。
△ダイワマッジョーレ
以前と比べればさすがに成績の安定感はなくなっているが、同舞台の阪神Cでも
直線で少しカットされて追い出しが遅れつつも→最後はジワジワと浮上している
ように、結果の伴っていない近走でも最後止まっている…という訳ではない。
鞍上の考え方次第ではあるが、ここの速い前半にある程度付き合って、レースを
通して持続力を発揮する形ならば、上位に食い込む可能性は十分ありそう。
△ミッキーラブソング
地力の裏付け的には、現状では他の上位評価馬には劣っているのだが、同舞台・
六甲アイランドSの厳しい展開を勝ち切っていたりもするので、適性面では一応
合っている…という扱いにはなりそう。
前走の重賞好走で、やや過剰人気気味には正直思えるものの、とりあえず注目は
しておきたいところ。
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