2016年2月18日木曜日

フェブラリーSの傾向 2016


フェブラリーS過去10年のラップタイム
ラップタイムからこのレースの傾向を探ってみたい。

2015(コパノリッキー:1.36.3)
12.3-10.6-11.4-12.6-13.1-12.3-11.5-12.5

天候:曇 ダート:良
上り4F:49.4 3F:36.3
前半4F:46.9
勝ち馬コーナー通過:02-02
勝ち馬上り3F:36.2


2014(コパノリッキー:1.36.0)
12.4-11.3-11.8-12.5-12.6-12.0-11.5-11.9

天候:晴 ダート:良
上り4F:48.0 3F:35.4
前半4F:48.0
勝ち馬コーナー通過:02-02
勝ち馬上り3F:35.3


2013(グレープブランデー:1.35.1)
12.2-10.8-11.6-11.9-12.1-12.1-12.0-12.4

天候:晴 ダート:良
上り4F:48.6 3F:36.5
前半4F:46.5
勝ち馬コーナー通過:07-07
勝ち馬上り3F:35.9


2012(テスタマッタ:1.35.4)
12.2-10.9-11.6-11.9-12.1-12.4-12.0-12.3

天候:晴 ダート:良
上り4F:48.8 3F:36.7
前半4F:46.6
勝ち馬コーナー通過:13-13
勝ち馬上り3F:35.7


2011(トランセンド:1.36.4)
12.6-11.2-11.9-12.2-12.2-12.1-11.9-12.3

天候:曇 ダート:良
上り4F:48.5 3F:36.3
前半4F:47.9
勝ち馬コーナー通過:01-01
勝ち馬上り3F:36.3


2010(エスポワールシチー:1.34.9)
12.1-11.0-11.7-12.2-12.2-12.1-11.6-12.0

天候:晴 ダート:良
上り4F:47.9 3F:35.7
前半4F:47.0
勝ち馬コーナー通過:02-02
勝ち馬上り3F:35.6


2009(サクセスブロッケン:1.34.6)
12.7-10.5-11.9-11.9-11.8-11.3-12.1-12.4

天候:晴 ダート:稍重
上り4F:47.6 3F:35.8
前半4F:47.0
勝ち馬コーナー通過:02-03
勝ち馬上り3F:35.4


2008(ヴァーミリアン:1.35.3)
12.4-10.9-11.5-11.9-12.4-12.4-11.7-12.1

天候:晴 ダート:良
上り4F:48.6 3F:36.2
前半4F:46.7
勝ち馬コーナー通過:05-03
勝ち馬上り3F:35.9


2007(サンライズバッカス:1.34.8)
12.4-10.6-11.6-12.0-12.3-12.0-11.5-12.4

天候:晴 ダート:不良
上り4F:48.2 3F:35.9
前半4F:46.6
勝ち馬コーナー通過:10-10
勝ち馬上り3F:35.0


2006(カネヒキリ:1.34.9)
12.2-10.7-11.0-11.4-12.1-12.9-12.3-12.3

天候:曇 ダート:良
上り4F:49.6 3F:37.5
前半4F:45.3
勝ち馬コーナー通過:10-08
勝ち馬上り3F:35.7


過去10年の平均ラップタイム
12.35-10.85-11.60-12.05-12.29-12.16-11.81-12.26
1.35.37




傾向(過去記事の一部修正)
過去のラップタイムを見ると、前半が相当に速くなり、道中は徐々にスピードが
落ちていく展開で、直線に入る辺りで加速はしっかり示すものの、レース後半は
一定に近い水準を維持する形。

とにかくここの特徴はレース前半の速さであって、当然のように最後は持久力が
物を言うことになるので、全馬が普通に周ってくれば、上位には地力の高い馬が
自然と浮上するイメージ。

またこれだけ展開が厳しくなるにも関わらず、最後にラップが落ち込む…という
ことがないので、好走するためには持続力が必要になり、さらに勝ち切るところ
まで考えたら、勝負所での切れも兼ね備えた万能タイプでなければ厳しい。

脚質的には、基本は差し馬優勢といったところなのだが、それでもこのレベルに
なると厳しい流れでも好位から粘り込む馬が必ずいるため、あまり後方からでは
難しくなりそうで、中心としては前半のスピードにしっかり対応出来るタイプを
考えたいところ。


好走の条件
・かなりの持久力が必要
・末脚の持続力(&勝負所での切れ)があること






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