過去のラップタイムを調べると以下の通り。
2015 12.0-11.0-11.4-11.6-12.0-12.1-12.8 34.4-36.9
2014 11.9-10.3-10.8-11.9-12.2-11.8-12.3 33.0-36.3
2013 12.4-11.2-11.3-11.8-11.7-11.8-12.0 34.9-35.5
2012 12.1-10.8-11.9-12.4-12.4-11.9-12.5 34.8-36.8
過去4年の平均ラップタイム
12.10-10.83-11.35-11.93-12.08-11.90-12.40
1.22.58 34.28-36.38
傾向(過去記事の一部修正)
ラップタイムを見ると、前半がかなり速くなって、コーナーでしっかりと減速、
直線はそのまま踏み止まるか少し加速しつつ→ラスト1Fは落ちる形。
とにかくこのレースでは、最初の直線の長さによってかなり前傾の展開になり、
余力勝負に近い性質になることから、持久力を備えていることがまずは重要。
また3~4角の構造上、勝負所の手前で一旦ブレーキが掛かって、4角→直線で
しっかり脚を使う格好になるため(上り坂でラップに表れないこともあるが)、
単純にハイペースを地力で粘るタイプでは厳しくて、メリハリのある展開に対応
できるタイプの方がイメージは合う。
脚質的には、やはりこのペースなので前の馬には厳しくなっていて、適性面は
当然考慮しつつも、基本は少しでも控える馬から…という考え方をしたい。
好走する条件
・持久力&持続力があること
・出来れば一定の切れが欲しい
予想
◎シュウジ
スプリント重賞のペースをしっかりこなしつつも、格の高いマイル戦でも崩れる
ことがない…という、地力と適性の幅を備えている格上の馬。
馬体&走法的には、やはり短い距離でこそのイメージだし、それでいて距離の
融通が効くという点は、過去の強いスプリント王者と重なる部分がある。
大人気でもこれは逆らえない。普通に期待しておきたい。
○マディディ
前走に関しては、11着とは言え頭から0.4秒差に過ぎない訳なので、とりあえず
度外視しておけば、前々走は、ハイペースにある程度付き合う形からしっかりと
差し切った内容になっていて、距離短縮のここにつながっても良さそう。
どちらかと言うとパワーの方に寄ったタイプ的にも中京向きでは。
▲トウショウドラフタ
余裕で抜け出して完勝した前走のパフォーマンスは、単純にここでは上位だし、
番手から進めて前半でしっかりと脚を使う格好だったサウジアラビアRCでも、
ラスト1Fでは俄然先頭という内容だったので、やはりこの距離にはつながる。
少しだけ人気は過剰気味にも思えるが、とりあえず浮上はしてくるはず。
注ペイシャフェリシタ
同舞台のハイペースを、しっかりと浮上して完勝した前走のパフォーマンスは
高くて、単純に比較すればここでは普通にトップレベル。
ただその時の内容としては、直線全馬が内数頭分を空けて進む中で、内から捌く
形ではあったので、鞍上の好騎乗による部分も大きかった。扱いが微妙…。
△ブレイブスマッシュ
ここに向けた裏付けとしては、ハッキリとこれ!というものは現状ないのだが、
前半でしっかり引っ張られる展開で勝ち上がった馬なので、一応ペース耐性は
示しているし、それと重賞で見せた切れを合わせて考えれば、やはり有力。
少しコロンとしているように見える馬体などから考えても、距離短縮はプラス。
☆シゲルノコギリザメ
前半~道中が相当に速い流れから溜め→切れ…という展開になったシンザン記念
3着の内容はやはり強く、内容的にもこの舞台につながる可能性は十分にある。
ただし今回は最内枠から逃げる格好になる可能性が高く、展開的に逆境の立場に
なることは間違いないし、その点でどうしても推し切れない…。
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