2016年5月25日水曜日

イスパーン賞回顧 2016



シャンティイ競馬場 1800m 馬場:不良以上(らしい)
直線:600m(高低差10mの上り)

イスパーン賞ラップタイム(映像から)
49.79-26.40-12.35-12.97-11.78 (上がり3F:37.10)
(12.45/F)-(13.20/F)-12.35-12.97-11.78

1着 エイシンヒカリ
番手から→ラスト2Fで先頭に立って→そこから突き放した内容(10馬身差)


雑感
ラップ的には、前半ミドルペースから→コーナーで落ち着いて→4角~直線で
(おそらく)しっかり加速する形の、やや後傾の展開。

とりあえず目に留まるのは、余程の大逃げにでもならない限りなかなか見慣れ
ないラスト3Fのラップ。
(ラスト2Fで先頭に立っているので、一見すると、止まった馬が→ラスト1Fで
急に息を吹き返したような…)

当然そこは、直線の高低差10mという上り坂の影響が大きく、勝負所で加速して
から→直線で良い脚を持続させた…という解釈が正しいはず。

ただ、どちらにしても最後の11.78秒というのはたぶん凄い。

(後続には10馬身差をつけているので)最後は本来2秒近く余計に掛かるはずの
条件の中で、単独で後傾のラップを作ってみせた格好で、道悪にありがちの、
全馬の脚が止まる中で、単に(相対的な)減速が小さかった…というものとは
全く違っている。

これだけでは終わらない匂いがする。



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