2016年12月1日木曜日

チャンピオンズCの傾向 2016


チャンピオンズC過去2年のラップタイム
過去のラップタイムから傾向を探ってみる。

2015(サンビスタ:1.50.4)
12.5-10.7-12.3-12.5-12.2-12.3-12.5-12.5-12.9

天候:曇 ダート:良
上り4F:50.2 3F:37.9
前半1000m:60.2
勝ち馬コーナー通過:09-06-08-06
勝ち馬上り3F:37.4


2014(ホッコータルマエ:1.51.0)
12.6-11.7-13.2-12.9-11.9-12.2-12.4-11.7-12.4

天候:晴 ダート:良
上り4F:48.7 3F:36.5
前半1000m:62.3
勝ち馬コーナー通過:02-02-02-02
勝ち馬上り3F:36.4


過去2年⇔東海S平均ラップタイム



傾向
この舞台は、スタート直後に坂を上り、向正面からは下り坂によってジワジワと
脚を使いつつ→直線に入って再度坂を上るという、相当に負荷が掛かる構造で、
ラスト1Fまでには全ての力を使い切るような、持久力&持続力勝負が基本。

さらに上級クラスほど、前半&道中(特に後者)が速く流れる傾向があって、
実際に昨年は、とてつもない速さの前半から→道中も淀みなく流れたし、同舞台
東海Sでも、前掛かりで締まった展開が多くなっている。
(この傾向から、2014年の流れはさすがにイレギュラー的なものだと言えそう)

したがって、ここで好走するためには、(前半~)道中を高い水準で進めても
粘れるor浮上できる…という地力の裏付けがまずは必要で、そこから勝ち切る
ためには、その水準で追走して→尚且つ直線(坂)で他に対して差をつけられる
ような、しっかりとした脚(切れ)を使えることが条件になる。

脚質的には、このコース自体には前に行けば行く程いい…という傾向があるが、
ここでは道中がほぼ確実に締まる…という性質上、前半であまり無理をすると
苦しくなる可能性があるため、そこを少しでも受け流せるくらいのポジションの
方がやはり安心はできる。
(前からの押し切りは、本当のトップクラスだけが許される…程度に考えたい)


好走の条件
・高い持久力&持続力を備えていること
・切れがあること(勝ち切る条件)




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