2017年5月6日土曜日

NHKマイルC展望(予想)2017



予想

さすがにメンバーが薄く感じる部分はあって、だからこそのカラクレナイの
1番人気ということなのだろうが、持続型の展開しか経験しておらず、しかも
追い込み一手という馬が府中マイルで勝つものなのか…。

(個人的な考えでは)一応は1頭真っ当に強い馬がいて、いくら弱いと言われ
続けてきた牡馬でも、ここまで来ればそれなりの裏付けを持っている馬もいる
中で、とりあえずそのオッズには挑戦してみたい感覚になる。

◎アエロリット
個人的な桜花賞の捉え方として、逃げ馬以外が道中で脚を使い過ぎたことに
よる展開のアヤ(持続力に寄り過ぎた)…という前提がまずはある。
その時上位に評価した3頭は、負けを度外視して、オークスでも高い評価に
するつもりだったので、その一角がここに出走となれば当然上に扱いたい。
元々フットワークのいい馬で、スピードに寄った決着になってもここでは問題
ないし、単純に前走のような位置取りにさえならなければ…というだけ。
2週連続で外枠の馬をゴリ押しして失敗となれば、相当残念な感じになるが、
現時点で本当に強いと思っているのはこの馬だけなのだから仕方がない。

○プラチナヴォイス
皐月賞は、パフォーマンスとしては(距離が2F違うにも関わらず)NZTの
上位とほぼ同じという扱い。
単純に考えても、直線で小さな不利もあった中で頭からコンマ5秒差で走って
いる訳だし、10着とは言え、やはり軽視していいはずがない。
元々1800mでは2歳の日本レコードタイで走っている馬なので、スピードに
偏っても問題ないはずだし、今回もある程度積極的な競馬であれば。

▲タイムトリップ
前走は、スタート直後に左右から挟まれる格好で後方からの競馬になって、
レース自体が内&好位から進めた馬の決着という中で、自身は外を回す形から
しっかりと浮上した内容。
その前走(&前々走)で示した上がりの性能と、3走前の、厳しい展開を好位
から粘って示した地力を合わせて考えれば、ここでも十分上位扱いができる。
ある程度好位から末を伸ばす…という競馬であれば、頭の可能性もあるかも。

注ボンセルヴィーソ
前走は、位置取り的には展開に恵まれた部分もあるが、この馬の場合は大外枠
からの発走だったので、一定の力は示している格好。
その前走に加えて、朝日杯&デイリー杯でもしっかりと好走しているように、
ここの道中で溜めを効かすリズムは合っているし、前々走の1400m戦で前半
かなり脚を使う形から→粘った地力を合わせて考えれば、実力的にも&適性的
にも、ここは上位に扱って良さそうなイメージ。

△モンドキャンノ
前走は、負け過ぎと言えば負け過ぎだが、馬群全体の後ろ半分から進めていた
馬で決着するような厳しい展開で、自身はかなり積極的な競馬をした格好では
あるので、一応は度外視できる。
もちろんそこでもう少し粘っていれば…という部分はあるので、地力の面では
少し目を瞑る必要はあるが、元々フットワークのいいタイプで、今回のコース
替わりはプラスに働くはずだし、一応巻き返す方向では考えたい。

△アウトライアーズ
前走は、勝負所で内~中をじっくり進めて→直線で真っ直ぐに力を使った馬が
最後伸びた…というレースで、この馬は4コーナーで外に持ち出す形で迫り
切れなかった内容なので、その点ではまずは見直していいはず。
プラチナヴォイスとも共通するが、その時のパフォーマンスはここでは十分に
上位扱いができるし、前半ゆったりしたい馬だけに、ここの展開&今の馬場で
浮上できるか微妙なところはあるが、とりあえず注目はしておきたい。

△レッドアンシェル
アーリントンCは、ペルシアンナイトには離されているものの、レース自体の
水準が高く、この馬自身も道中~上がりでなかなかのパフォーマンスを示した
格好で、単純にそこでの好走はまずは評価しておきたいところ。
フットワークの良さやスケールを感じる…というような馬ではないので、正直
G1で力強く浮上しそうな雰囲気でもないのだが、可能性としては一応。
とりあえずは、ある程度しっかり流れる展開になれば。



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