スプリンターズS過去10年のラップタイム
過去のラップタイムを見てこのレースの傾向を探ってみたい。
2016(レッドファルクス:1.07.6)
11.8-10.5-11.1-11.2-11.2-11.8
天候:晴 芝:良
レース前後半:33.4-34.2
勝ち馬前後半:34.1-33.5
勝ち馬コーナー通過:09-07
2015(ストレイトガール:1.08.1)
11.7-10.7-11.7-11.2-11.2-11.6
天候:晴 芝:良
レース前後半:34.1-34.0
勝ち馬前後半:35.0-33.1
勝ち馬コーナー通過:08-09
2014(スノードラゴン:1.08.8) 注:新潟開催
11.9-10.5-11.3-11.9-11.3-11.9
天候:小雨 芝:良
レース前後半:33.7-35.1
勝ち馬前後半:34.9-33.9
勝ち馬コーナー通過:11-10
2013(ロードカナロア:1.07.2)
11.9-10.5-10.5-11.0-11.3-12.0
天候:晴 芝:良
レース前後半:32.9-34.3
勝ち馬前後半:33.4-33.8
勝ち馬コーナー通過:07-05
2012(ロードカナロア:1.06.7)
12.0-10.1-10.6-11.2-11.3-11.5
天候:晴 芝:良
レース前後半:32.7-34.0
勝ち馬前後半:33.3-33.4
勝ち馬コーナー通過:08-09
2011(カレンチャン:1.07.4)
12.0-10.2-10.8-11.2-11.5-11.7
天候:曇 芝:良
レース前後半:33.0-34.4
勝ち馬前後半:33.6-33.8
勝ち馬コーナー通過:06-06
2010(ウルトラファンタジー:1.07.4)
11.7-10.7-10.9-11.2-11.1-11.8
天候:晴 芝:良
レース前後半:33.3-34.1
勝ち馬前後半:33.3-34.1
勝ち馬コーナー通過:02-01
2009(ローレルゲレイロ:1.07.5)
11.9-10.2-10.8-11.2-11.5-11.9
天候:晴 芝:良
レース前後半:32.9-34.6
勝ち馬前後半:32.9-34.6
勝ち馬コーナー通過:01-01
2008(スリープレスナイト:1.08.0)
11.9-10.4-11.3-11.4-11.5-11.5
天候:曇 芝:良
レース前後半:33.6-34.4
勝ち馬前後半:34.1-33.9
勝ち馬コーナー通過:05-04
2007(アストンマーチャン:1.09.4)
12.0-10.3-10.8-11.1-12.0-13.2
天候:雨 芝:不良
レース前後半:33.1-36.3
勝ち馬前後半:33.1-36.3
勝ち馬コーナー通過:01-01
過去10年の平均ラップタイム(2014年は除く)
11.88-10.40-10.94-11.19-11.40-11.89
1.07.70 33.22-34.48
ラップ傾向
(過去記事の一部修正)過去の平均ラップタイムを見てみると、前半が相当に速くなり、その後はほぼ
一直線にラップが落ちていく形で、まさしくスプリント戦といった、かなり
前傾度の高いレースになっている。
当然この展開では、終いの部分でしっかり粘れるということが重要で、高い
持久力を持っていることが大前提になる。
脚質的には、前半の速さ故に差し馬の切れが消され、その結果地力の高い好位の
馬が残る…という構図から、この速さでも前の馬が圧倒的に優勢になっていて、
スプリントG1らしく、スピード(先行力)と持久力を兼ね備えている馬で
なければ勝ち切ることは難しい。
したがってステップレースなどで、スピード持続力を示して好走してきた馬が、
本当のハイペースに耐えられるかどうか…を見極めることが重要で、それに当て
はまる人気馬には特に注意を払いつつ、逆にそのあたりに妙味が生まれやすい…
ということも念頭に置いておきたい。
※馬場改修後、2年連続で勝ち馬が後傾の内容で勝利。
他の条件戦などでも、元々は中山向きとは言えない7Fで強いタイプなどが活躍
していたり、(持久力→)持続力へのシフトが無視できなくなりつつある。
ここでは10年単位での傾向を示しているため、とりあえず今年に関しては、
本文の差し替えまでは控えたが、その点はしっかり頭に入れておきたい。
好走の条件
・高い持久力(&持続力)が必要
・先行力があること
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