2017年9月8日金曜日

紫苑S展望(ラップ傾向&予想)2017



過去のラップタイム


2016 12.0-10.9-11.9-12.1-12.7-12.3-12.1-11.7-12.0-12.0

~OP時代~
2015 12.2-10.8-12.3-12.5-12.8-12.3-12.2-11.7-11.5-11.9
2014 12.8-11.2-11.9-12.3-13.1-13.2-13.0-11.5-11.1-13.2 新潟開催
2013 12.3-11.3-12.2-11.9-12.1-11.7-11.7-11.7-11.9-12.5
2012 12.3-10.7-11.8-11.6-12.5-12.7-12.2-11.6-11.4-11.6
2011 12.2-10.8-11.6-12.3-12.2-11.9-12.0-11.8-11.6-11.8
2010 11.8-10.6-11.4-11.7-12.2-12.4-12.7-12.2-11.9-11.9
2009 12.2-10.7-12.2-12.2-12.7-12.1-12.2-12.0-12.0-12.1
2008 12.5-11.0-12.2-11.8-12.3-11.7-11.9-11.6-12.0-12.4
2007 12.0-10.6-11.9-12.1-12.4-12.3-12.3-11.7-12.1-12.2

過去10年の平均ラップタイム(2014年は除く)
12.17-10.82-11.94-12.02-12.43-12.16-12.14-11.78-11.82-12.04
1.59.33




ラップ傾向

(過去記事の一部修正)

過去の平均ラップタイムを見ると、前半が速い流れになって、道中は極端に緩む
ことはないものの一旦落ち着く展開で、そこから勝負所で一応加速を示しつつ
→最後まであまり落ちない形。

このレースの特徴は、まずは前半の速さで、当然一定の持久力は問われる。
また勝負所では、じっくりと溜める形と早めに仕掛ける形が半々くらいに現れて
いて、正直走ってみなければ分からないところがあるため、そのどちらにも対応
できる馬の方が当然信頼はしやすい。

重賞に格上げされたことで、地力の部分では以前より厳しく見ておく必要はある
だろうが、適性面では、これまでと同様にある程度の幅を持ったタイプを中心に
考えておきたい。


好走する条件
・一定の持久力は欲しい
・切れ&持続力をバランス良く備えていること



予想


◎ディアドラ
さすがにこのメンバーに入ると、示している内容では抜けている扱い。
(データ的に)地力でそれに対抗できるとしたらライジングリーズンくらい
だが、2000mという距離を考えれば、断然こちらに分がある。
基本的には持続型の馬ながら、速い上がりにも対応は出来ていて、この舞台に
対する適性も問題なさそうだし、ここは素直に期待したいところ。

○ポールヴァンドル
ここの展開への直接的な裏付けというのは今のところないのだが、これまでの
経歴の中に、逆境の立場ながら粘る…という内容がいくつもあって、地力の
面での一定の信頼は置ける。
番手からの押し切りというスタイルもこの条件には合いそうだし、しっかりと
注目しておきたい存在。

▲ミッシングリンク
前走は、逃げて→ロングスパート戦を際どく粘り込んだ内容で、4着ではある
ものの、とりあえずパフォーマンス的には、1000万勝ちの馬と同等レベルの
扱いでいいはず。
このレースは前半が速くなりがちなので、(先行争いをすると)難しい立場に
なる可能性はあるが、地力で残る可能性はしっかり考えたい。

注ルヴォワール
最後余裕たっぷりに押し切った前走に関しては、さすがにペースが緩いという
のはあるが、新馬戦に関しては、ある程度高い水準→長い脚が問われる展開を
しっかり押し通していて、一定の地力は認めていいはず。
間隔が空いた状態ながら人気もあるし、あまり飛びつきたい存在ではないが、
やはり可能性は十分にありそう。

△シンボリジュネス
前走は、かなり厳しい展開で前が全滅したレースで、位置取り的には恵まれた
立場ということにはなるのだが、この馬はラスト5F辺りから動き出した形で、
11秒台のラップを4つ刻んで→最後12.3秒でまとめた内容。持続力を示した。
スピード、切れという要素には乏しく、展開待ちという部分は確実にあるが、
締まった流れで浮上…ということは十分あり得る。候補には考えたい。

△シーズララバイ
前走は、結果はさすがに物足りない印象ではあるのだが、データだけを見ると
この馬なりの上がりは使っていて、とりあえず切れ負けという解釈はできる。
それを除くと、元々は若竹賞&フラワーCで一定の地力を示している馬だし、
扱いとしてはここでも上位にはなる。
10Fより9F向きの脚の使い方…には思えるので、その点で評価はここまで。

☆ライジングリーズン
前走は、4コーナー辺りの動きはそれ程悪くないように見えたが、1600mまで
キッチリ仕事をして→最後急減速という内容。
前半で少し脚を使った格好とは言え、これは距離短縮の方向か…という感覚に
正直なった。
地力は普通に高い馬なので当然注目はしたいが、今回はやや静観。




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