2018年2月25日日曜日

阪急杯展望(ラップ傾向&予想)2018



過去のラップタイム


2017 12.1-10.7-11.0-11.7-11.7-12.0-12.2 33.8-35.9
2016 12.1-10.5-11.2-11.4-11.2-11.4-12.1 33.8-34.7
2015 12.2-11.1-11.6-12.1-11.7-12.1-13.0 34.9-36.8
2014 12.2-10.7-10.9-11.1-11.2-11.8-12.8 33.8-35.8
2013 12.4-10.9-11.1-11.2-11.6-11.6-12.2 34.4-35.4
2012 12.1-10.3-11.3-12.1-11.9-11.8-12.5 33.7-36.2
2011 12.0-10.2-11.0-11.6-11.7-11.5-12.1 33.2-35.3
2010 12.3-11.2-11.5-11.2-11.3-11.5-12.4 35.0-35.2
2009 12.2-10.6-11.3-11.6-11.7-11.6-12.1 34.1-35.4
2008 12.4-11.1-11.2-11.4-11.2-11.4-12.0 34.7-34.6

過去10年の平均ラップタイム
12.20-10.73-11.21-11.54-11.52-11.67-12.34
1.21.21 34.14-35.53




ラップ傾向

(過去記事の転載)

過去のラップタイムを見ると、前半からある程度速く流れて、道中は基本的には
11秒台が並ぶフラットな展開になり、ラスト1Fだけキッチリ落ちるという形。

道中が淀みなく流れ、開幕週で絶対的なスピード水準が高くなる…ということを
考えたら、ここではやはり持続力を備えていることが前提。
それを基本として、前半のペース次第では持久力という要素をプラスするという
見方をしておきたいところ。

一方で高松宮記念へのつながりを意識すると、やはりハイペース耐性を備えて
いることを確認したい場面なので、とにかく厳しい展開になったケースでは特に
注目…というイメージ。


好走する条件
・スピード持続力(&持久力)があること




予想

最上位とその下の間には少し差はありそうだが、複勝~掲示板圏内を争う
候補はかなり多い印象。

◎レッドファルクス
後半型の脚の使い方で、スプリント界の頂点にいる馬。スピードへの対応&
持続力ともに全く問題ないし、この条件は普通にこなせていいはず。
今回は58kgで、前哨戦用の仕上げにもなるだろうから、これまで通りの鉄砲
得意という扱いにはできないかも知れないが、実力的にこの相手に何も出来
ない…というのはやはり考えづらい。
何より、初めて1度叩いた形で迎える本番が楽しみ。
成績以上にもっと断トツの馬かも知れない。その期待も込めて。

○モズアスコット
阪神Cは、道中外を積極的に攻めた(攻め過ぎた)内容で、最後は少し垂れる
形になったが、コース取りを考えたら仕方ないし、4着はむしろ立派。
(ちなみにその時の予想でチラッと書いたランク付けで言うと→Sランク)
今回はルメールJに戻って、コーナー部分で無理をすることはないだろうし、
真っ直ぐに力を使う形で、前進を示す可能性は十分ありそう。
(分からなくもないが)G1馬を差し置いての人気は微妙だが、やはり上位。

▲カラクレナイ
前走は、基本的には内先行有利な状況の中での差し浮上。この馬自身、初めて
「決め手を発揮した」と表現できるような内容で、適性の幅を示した格好。
元々この舞台では、フィリーズレビューの超ハイペース戦を(前半受け流した
形ではあるが)勝ち切っている馬で、適性は高いはずだし、ここで前進を示す
可能性は十分にありそう。
今回は古馬トップクラスでの地力を問う試金石的な扱いだが、期待はしたい。

注ヒルノデイバロー
昨年2着の内容は、前が潰れる形での浮上なので、扱いとしては微妙。
それでもスワンSでは、有利な内を通った内容ではあったが、平均的に脚を
使う形で、十分に高いパフォーマンス(持続力)を示している。
それにも関わらず、この人気のなさはいったい…。
単純に横の比較でも普通に上位。相手には当然考えておきたい。

△ディバインコード
とにかく(個人的に)昨年のアーリントンC組は注目しておきたい…という
思いがあるし、この馬自身、新潟7F戦での強い内容があるので、ここの展開も
こなす可能性はあっていいはず。
マイルの溜めが入る展開も一応こなすタイプ…ということを考えると、適性
的には少しズレがあるかも知れないが、地力で、相手には考えたい。

△モーニン
阪神Cは、完全に決め手に賭けたようなパフォーマンスで、しっかりと攻めた
モズアスコットなどと比べれば、さすがに評価は低くなる。
しかし、初芝でのいきなりの好走、元々ダートではハイペースを粘る形で力を
見せていたタイプ…ということを考えると、やはり軽視はできない。
特に前が崩れるくらいの展開になった場合、浮上する可能性は十分ありそう。

△アポロノシンザン
前走は、前半明らかにやり過ぎた内容。上り坂で止まり過ぎな印象もあるには
あるが、とりあえず仕方がない…と言っておきたい。
今回もフルゲートで、開幕週でも前有利とは言い切れない状況ではあるので、
展開的に楽ではなさそうだが、ハイペース7Fで強い勝ち方がある馬。
残る可能性は一応考えておきたい。

△ペイシャフェリシタ
7F戦ではそこまで特別なものを示している訳ではないが、2走前の中京6F戦で
しっかりとした決め手を発揮して突き抜けたパフォーマンスはかなり高くて、
内容的にこの舞台にもつながって良さそう。
地力の裏付けでは、さすがにこのメンバーの中に入ると薄い扱いにはなるが、
人気もないし、とりあえず注目はしてみたい。

☆シュウジ
前走は、馬場の悪い内を進んで、直線では早々と諦めた内容。度外視。
横山典Jの荒療治で立ち直りを見せつつあった中で、その流れが一旦頓挫した
格好になったのは好感が持てないし、個人的には(夏~)秋頃に復活する想定
なので、ここではまだ大きな期待はしないが、当然注目はしたい存在。
とにかく今は控えて折り合いに専念して欲しい。その点ではいい乗り替わり。




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