2018年2月4日日曜日

東京新聞杯展望(ラップ傾向&予想)2018



過去のラップタイム


2017 12.8-12.0-12.4-12.6-12.4-10.9-10.8-11.0
2016 12.7-11.4-11.9-12.4-12.2-11.2-11.0-11.3
2015 12.7-11.7-11.9-12.0-12.2-11.8-11.3-12.1
2014 12.4-10.7-11.1-11.9-12.0-11.3-11.5-12.3
2013 12.4-11.1-12.0-12.1-11.8-11.2-11.0-11.3
2012 12.5-11.0-11.6-11.8-11.7-11.1-11.3-11.8
2011 12.3-10.5-11.3-11.5-11.9-11.4-11.7-11.9
2010 12.3-11.1-11.4-11.8-11.6-11.0-11.2-11.7
2009 12.5-11.0-11.5-12.2-12.2-12.2-12.4-12.9
2008 12.4-11.0-11.6-11.5-11.2-11.5-11.7-11.9

過去10年の平均ラップタイム
12.50-11.15-11.67-11.98-11.92-11.36-11.39-11.82
1.33.79




ラップ傾向

(過去記事の一部加筆)

ラップタイムを見れば、前半はミドルペース、道中は極端には緩まないものの
一旦落ち着き、その後ラスト3Fから一気に加速して、最後は少し落ちる形。

ここでは勝負所でしっかり加速が入るため、一定の切れが問われることは確か。
ただし前半~道中で(絶対的な速さはなくても)一定以上のスピード水準を維持
する時間が長い…という点から、持続性能の高さが物を言う印象が強い。

脚質的には、ペースに依る部分は大きいものの、前半を完全に受け流して→後半
だけで勝負する格好ではまず無理なので、(レースを通して平均的に脚を使える
…という意味で)ある程度好位から進められるタイプの方がイメージは合う。

※ここ2年は連続して"極端に"緩む展開が出現しているが、頭数も落ち着いて
いたし、それを傾向として採用するのはまだ控えたい。


好走する条件
・スピード持続力&切れが必要




予想


◎ダイワキャグニー
同舞台・キャピタルSは、道中がかなり締まった展開になって、基本的には
差し馬が有利になった中で、好位からの押し切り。
内容的にも、しっかりとスピードに乗りつつ→速い上がりを使っている形で、
このレースのイメージにピッタリとはまる。
今回、外枠を引いた点がどうか?とも思うが、前に行く馬なので、そこまで
大きく割り引く必要もないはず。期待したい。

○クルーガー
地力はあるが、他力本願的で、展開次第というイメージの強い馬。
しかし示しているパフォーマンスから考えると、本来は前半から脚を使っても
大丈夫なタイプには思える。
その点、前走を見ると、ペースが速くなったために控えたが、場合によっては
好位付けの目もあったように見えたので、同じ鞍上が跨るというのは好感。
騎乗も込みで、しっかりと注目してみたい。

▲グレーターロンドン
安田記念4着の内容を考えれば、とりあえずここでは普通に上の存在。
その時のパフォーマンスをそのまま出せるのなら、好位から進めて、道中~
上がりで他がついて来られない水準でまとめる…という計算になるのだが、
それは机上の空論。実際は控えるだろうし、本来少しイメージがズレる。
究極的な決め手まである馬なので、それでも怖いが、評価は3番手。

注ディバインコード
データ的な裏付けではまだまだ…という存在ではあるが、時計勝負になった
NHKマイルC以外は結局崩れたことがないし、地力は感じさせる。
特にアーリントンC3着の価値。その時の勝ち馬はペルシアンナイトだし、
2着のレッドアンシェルとの比較で言っても、今の人気は甘過ぎる。
内枠を引き、平均的に脚を使って→上がりをまとめる形なら、可能性は十分。

△ハクサンルドルフ
この舞台で32.2秒の脚を使ったこともあるように、1枚上の決め手を備えて
いて、尚且つ阪神9Fで見せているように、道中を高い水準で進めて→上がりを
まとめる内容も示せる。
単純にここは、相対的な伸び…という部分で間に合うかどうか。
前が少しでも止まるような展開になった場合に、一発まで考えたい存在。

△アドマイヤリード
ヴィクトリアマイルに関しては、馬場や展開にはまった部分もやはりあった
とは思うが、ここ2走は、ともに前が押し切った(&内有利な)展開の中でも
崩れず、外からしっかりした脚を見せて浮上。地力を感じた。
今回も当然後方からになるだろうし、前を残すイメージの方が結局は強いが、
今の力で全く浮上出来ない…というのも逆に考えづらい。相手には。

△ダノンプラチナ
力は当然ある馬で、切れ勝負&持続力勝負のどちらにも対応出来る。
したがって、展開に関わらずこの馬自身はしっかり浮上してくるとは思うが、
他もなかなか止まらないこのレースに対しては、やはり少し後半に偏り過ぎの
イメージになる。
はっきりと下げる程の要素はないものの、扱いはこの辺りが妥当。

☆リスグラシュー
前半からスピードに乗って行くタイプではないし、かと言って1枚上の切れを
発揮出来るタイプでもない。
基本的にはしっかり引っ張られて→後半の持続力で勝負…という馬で、ここで
いきなりの積極策とかがあるのならばともかく、いつも通りの位置取りから
(周りに決め手自慢がたくさんいる中で)浮上出来るものなのか?微妙では。




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