2018年4月6日金曜日

ニュージーランドT展望(ラップ傾向&予想)2018



過去のラップタイム


2017 12.9-11.6-11.8-12.1-12.3-12.0-11.7-11.6
2016 12.2-11.0-11.7-11.7-12.1-11.8-11.7-11.7
2015 12.2-11.2-11.6-12.2-11.8-12.0-12.0-11.8
2014 12.2-10.8-11.0-11.7-11.9-11.8-11.8-12.1
2013 12.6-11.3-11.8-12.1-12.2-11.7-11.4-11.7
2012 12.1-10.6-11.3-11.6-12.0-11.7-12.0-11.9
2011 12.3-11.5-12.1-12.2-11.8-11.1-11.3-12.2 阪神開催
2010 12.4-11.0-11.5-11.8-11.3-11.7-11.5-11.7
2009 12.5-10.8-11.6-11.3-12.2-11.7-11.9-11.8
2008 12.5-11.0-11.0-11.4-11.8-12.0-12.4-12.9

過去10年の平均ラップタイム(2011年は除く)
12.40-11.03-11.48-11.77-11.96-11.82-11.82-11.91
1.34.19




ラップ傾向

(過去記事の転載)

ラップタイムを見ると、レース前半はかなり速く流れ、3コーナー辺りになって
漸く落ち着くような展開で、勝負所では僅かながらの加速を示しつつ、そこから
終いまで一定に近いスピードを維持する形。

とにかくここでは、速い前半~道中に掛けてなかなか息を抜けない展開になる
ために、まずはスピード持続力を持っていなければ話にならない。
⇒その意味で、将来的に1400mで活躍しそうなタイプの方が合っている。

脚質的には、この展開でも極端に後ろからではなかなか届かないので、好位or
中団から押し上げていけるタイプ…といったイメージで、何はともあれスピード
持続性能が物を言う…という雰囲気。


好走する条件
・スピード持続力があること




予想

上位のピックアップは一瞬で終わったが(正否はともかく)、どれも可能性が
ある…という意味で、その中での序列が非常に難しい…。
⇒適性を特に重視&妙味を追う方向で。

◎ファストアプローチ
トップスピードに限界があるタイプで、単純に阪神&京都の外回りから中山に
替わることはまずはプラス。
未勝利戦の、道中かなり脚を使う形から圧勝した内容、朝日杯の、水準高い
展開を積極的な競馬で粘った内容などを考えれば、地力では普通に上位だし、
適性面で前進が見込めるここは、当然推してみたくなる。

○エントシャイデン
3走前は、極端に厳しい展開の中で、好位から道中ジワジワ脚を使う格好で
粘り込み、2走前も、前半速く差し有利な展開で好位から粘り込んだ。
それぞれのレースで、ケイアイノーテック、ラムセスバローズよりも厳しい
ラップを踏んで好走している訳で、これは地力を認めるべき…という存在。
一瞬本命まで考えたが、終いを押し通せるかどうか?という点で断念。

▲ラムセスバローズ
前走は、位置取り的には恵まれた方の立場だったが、ある程度早い段階から
動き→勝負所を攻めた内容で、しっかり持続力を示しての勝利。
芝ダート問わず、展開問わずという経歴ではあるが、厳しい展開になってこそ
勝ち切れている印象で、その意味ではこの舞台は合っていそう。
他に面白そうな馬もいるので評価はここまでにしたが、頭まで当然考えたい。

注カシアス
G1以外は全て馬券圏内に入っている訳だし、実力はやはり上位。
朝日杯FSに関しても、決め手負けした部分が大きく、内容的には好位から
粘りを見せて、一定の地力を示した格好。
そのことから言っても、(ある程度溜めも効くものの)基本は持続方向という
ことは間違いないし、ここにはまる可能性は十分。

△ケイアイノーテック
前々走の超ハイペース戦で示した地力と、その他のレースで示している性能の
高さを考えれば、やはり有力な存在。
タイプ的には、中山よりも、もう少ししっかり決め手が問われる舞台の方が
合っていそうだが、ここで何も出来ないというのはさすがに考えづらい。
適性的な部分を考えての5番手評価だが、勝ち切られても仕方がない。

△カツジ
前走は、向こう正面で、先に仕掛けた馬からワンテンポ遅れて動いた内容で、
脚を使った区間のラップから言って、正直微妙な騎乗だった。
それで最後苦しくなったのは仕方ないし、パフォーマンス自体特に悪くない。
当然ここでの巻き返しは期待したくなるし、走法的に距離短縮もプラスだが、
タイプ的に持続方向か?と言われれば微妙…。相手の1頭に止めたい。




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