- 前半~道中がかなり厳しく、後半はあまり加速しない展開
- 高い持久力&持続力(&切れ)が問われた
関屋記念結果
1 | プリモシーン | 1.31.6 | 33.4 | 09-08 |
2 | ワントゥワン | 1.31.6 | 32.8 | 15-15 |
3 | エイシンティンクル | 1.31.8 | 34.6 | 01-01 |
4 | ヤングマンパワー | 1.32.0 | 34.2 | 04-05 |
5 | ロードクエスト | 1.32.1 | 34.0 | 06-06 |
天候:晴 芝:良
上り4F:45.9 3F:34.4
前半4F:45.7
12.4-10.6-11.2-11.5-11.5-11.2-11.0-12.2
レースラップ分析&雑感
ラップタイムを見ると、前半からかなり速い流れになり、道中もほとんど緩ま
ない締まった展開。その分、勝負所での加速はあまり大きくならず、最後は
しっかりと落ち込む形。
今回の特徴は、言うまでもなくレース全体としてのペースの厳しさ。
ラスト2Fの区間が10秒台に突入しなかったことも、10年に1度レベルの事態
だし、とにかく高い地力が問われた格好。
適性的には、この舞台なので切れも当然必要だが、やはり持久力&持続力を
備えていることが重要で、ごまかしが全く効かない総合力勝負…という印象。
また脚質的な部分では、この展開なのでさすがに差し有利だったと言えるが、
(前半だけでなく)道中が緩んでいないため、後ろから追い上げて&尚且つ
終いを伸び切るためには、結局地力がなければ難しかったはず。
この先に向けては、今回の上位陣の実力は普通に信頼できるし、適性面での
多少の上げ下げはしつつも、シンプルにそれらの活躍に期待したいところ。
各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察
プリモシーン
速い前半は受け流した格好だが、中団の後ろである程度流れに乗りつつ→直線
ジワジワ浮上して差し切った内容。
元々この馬は、切れ&末の持続力をバランス良く備えているイメージなので、
適性的にこの展開はこなせていいし、今回は軽斤量という部分もあった。
それでも、これだけの厳しい展開で実際に勝利したことは当然収穫だし、この
先に向けても大きな裏付けになるはず。
1つ気になる点としては、最後少しヨレながら…という走りではあったので、
あまりスピードに寄り過ぎるのもどうか?というのはあって、その点でやはり
1度、距離延長で見てみたい気はする。(勘違いならそれでいいので)
ワントゥワン
前半は完全に受け流した内容だが、道中は(無理には押し上げてないものの)
やはり高い水準で進めていて、そこからしっかりとした決め手を発揮。
パフォーマンス的にも、過去の牡馬重賞勝ちクラスと同等に扱える内容だと
言えるし、当然一定の評価はしておきたい。
(今回も含め)今まで前半の速い流れにつき合ったことが全くなく(前半の
自身のペースが新馬戦以来更新されていない…)、間に合う舞台&展開でしか
現状は難しいのだが、終いの1枚上の決め手はやはり脅威。
常にその可能性を考え、頭には入れておきたい存在。(自戒も込めて)
エイシンティンクル
逃げて厳しい展開を演出しつつの→粘り込み。
とにかく、過去このような飛ばし方をして粘った馬はほとんどいない…という
レベルのハイパフォーマンス。
(レッドスパーダあたりが一応近いと言えば近い。それも本格化の片鱗を
見せ始めた時点のジャスタウェイを破っている訳なので、相当なものだが…)
どちらにしろ、近いうちに重賞の1つや2つは獲れていいし、ひょっとすると
その程度には収まらないかも知れない。当然大注目したい。
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