2018年9月1日土曜日

新潟記念展望(ラップ傾向&予想)2018



まとめ
  • ある程度高い水準からの→上がり勝負。
  • 一定の持久力&決め手が問われる。
  • 予想◎グリュイエール

過去のラップタイム

2017 12.9-10.9-11.4-11.7-12.1-12.3-12.0-11.4-11.2-12.0
2016 12.8-11.0-11.2-11.4-12.1-12.0-11.9-11.7-11.5-11.9
2015 13.2-11.0-11.3-11.3-12.0-12.3-12.0-11.6-10.5-13.0
2014 12.9-11.3-11.7-11.4-11.7-12.2-11.9-11.7-11.1-12.4
2013 13.0-11.1-11.5-12.0-12.3-12.4-11.9-11.4-10.8-12.5
2012 12.8-11.2-11.8-12.1-12.5-12.4-11.7-10.9-10.3-11.9
2011 13.2-11.0-11.9-12.0-12.8-12.4-11.7-11.2-10.9-12.0
2010 12.9-11.4-11.9-12.0-12.4-12.1-11.4-11.1-11.0-12.2
2009 13.1-11.4-12.1-12.2-13.0-12.6-11.7-10.9-10.4-12.2
2008 13.0-11.1-11.6-11.1-12.0-12.4-12.0-11.6-10.8-11.9

過去10年の平均ラップタイム
12.98-11.14-11.64-11.72-12.29-12.31-11.82-11.35-10.85-12.20
1.58.30




ラップ傾向

(過去記事の転載)

過去のラップタイムを見ると、前半ミドルペースくらいの流れから、道中は一旦
落ち着く展開になり、ラスト4F~2Fでかなり加速して、最後は少し落ちる形。

ここではスタート直後はそれ程速く流れないのだが、最初の直線の長さによって
4F目までなかなかスピードが落ちず、尚且つ3~4コーナーも(落ち着く形では
あるが)極端には緩まない。

そのため、上がりでしっかり速い脚を使うには、それなりに流れる道中で如何に
脚を使わないかが重要になり、結果的にはやはり(走法なども影響するものの)
一定の持久力が問われる。

その条件をクリアしていることを前提にして、最後に勝負を決めるのは、大きな
加速に対応できる最低限の切れと仕掛けてからの持続力であり、地の強さだけで
粘り込む(浮上する)タイプでは結局は難しくなる。


好走の条件
・一定の持久力は必要
・(切れ&)トップスピードの持続力があること



予想


◎グリュイエール
毎年ここで勝ち負けする馬には、直近のレースで、一定以上の水準で前半を
進めている…という共通の特徴があるのだが、この馬はそれにしっかり該当。
(それ程に流れに乗ることが重要ということか。一応ブラストワンピースは
該当していない扱い)
その前走は、展開に引っ張られて、前半~道中をある程度高い水準で進めつつ
→上がりをしっかりまとめる形で3着。パフォーマンス的にも十分。
相手も強いが、軸としては機能しそうだし、ここは推し切りたい。

○ブラストワンピース
デビューから3連勝で重賞を制して→ダービー5着。
格上感はあるし、そのダービーも、前半の見た目ほど楽な展開ではなかった
ので、一定の持久力という部分は十分クリアしている。
また毎日杯では、前半~道中をある程度高い水準で進めつつ→しっかりとした
決め手を発揮。脚の使い方としてもここに近いものがある。
↑の文脈からは本命でもいいのだが、裏付けとしては相手の方がいいので…。

▲ベアインマインド
前走は、前半~道中を高い水準で進めて(普通にここの水準)、勝負所でも
しっかりと前を追い掛けつつの→粘り込みで、結果もグローリーヴェイズに
交わされただけ…というもの。地力を示した。
馬格のない馬で、今回50kgの斤量で走れるというのも大きいだろうし、本命に
してしまおうか…という考えが何度も頭をよぎるくらいに面白い存在だが、
相手は強く、ここは自制心発揮。それでも注目はしっかりしたい。

注セダブリランテス
この3戦は、(持久力&)持続力が問われる重賞で好走しているが、早苗賞で
溜めればその分末を伸ばせる…という部分も示しているので、とりあえず適性
面での問題はなさそう。
格で言えば4番手な訳はないが、その分の斤量をしっかり背負う立場になって
いるし、長い休み明けの状態。
普通に勝ち負けしてもおかしくないが、予想としては他を上に取りたい。

△メートルダール
一定の持久力&決め手という部分で、扱いとしては当然上位にはなる。
ただしこの馬の場合、(新潟大賞典ならばいいが)新潟記念では少し末の方に
寄り過ぎている感はあって、自身よりも前から進める馬をどうしても残して
しまいそうな雰囲気。
それなりには引っ張られるだろうから、浮上はしそうだが、圏内候補まで。

☆マイネルハニー
持続系の馬ではない。切れ方向。なので方向性としては悪くない。
しかし末脚を伸ばすタイプでもなく、出来れば一瞬で片を付けたいところでは
あるため、ここは決め手負けする可能性は高そう。
極端に速く入らず、尚且つ道中の水準は高く保って、弱い馬がしっかり淘汰
される展開を作れば…だが、単純に地力で上回って来そうな馬はいそう…。



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