- ミドルペースから、3~4角締まりつつ→直線でしっかり加速する展開。
- 切れと持続力をバランス良く備えていることが重要になった。
- 内先行が優勢。
毎日王冠結果
1 | アエロリット | 1.44.5 | 33.8 | 01-01-01 |
2 | ステルヴィオ | 1.44.7 | 33.2 | 06-08-08 |
3 | キセキ | 1.44.7 | 33.9 | 02-02-02 |
4 | ステファノス | 1.44.7 | 33.7 | 02-03-03 |
5 | ケイアイノーテック | 1.44.9 | 33.6 | 08-06-05 |
天候:晴 芝:良
上り4F:45.5 3F:33.8
前半1000m:59.0
12.8-11.0-11.5-12.0-11.7-11.7-10.9-11.2-11.7
レースラップ分析&雑感
ラップタイムを見ると、速い馬場を考えれば前半ミドルペースくらいで、道中は
3~4コーナーが締まる形。そこからラスト3Fで一気に加速しつつ→直線は右肩
下がりという展開。
今回の特徴は、何と言っても3~4コーナーの速さ。
前半から平均よりも速い入り方をしているものの、馬場が速いため、前も無理は
しておらず、形としてはやはり後傾の展開。
その状況で勝負所のコーナーが締まったことで、(絶対的に速いスピード故に)
後続の、特に外から押し上げようとした馬が脚を使い過ぎた印象。
その結果、差し馬が直線不発となり、逆にそれなりに余力もある内先行馬が押し
通す…という格好になった。
適性的には、長い脚を使いつつも→大きな加速が入る…という部分で、切れと
持続力をバランス良く備えていることが重要になり、どちらかに特化したような
タイプでは少し難しかったイメージ。
この先に関しては、単純にスピード水準として、それなりに高いものになって
いるため、上位には一定の信頼は置けそうだし、その活躍に期待はできそう。
一方で、特に速い上がりを使いながら浮上し切れなかった馬の巻き返しにも、
しっかりと注目はしておきたい感覚。
各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察
アエロリット
3~4コーナーも見た目は抑えながら…ではあるので、馬自身の前向きな気性に
よる部分もあると思うが、それでも鞍上も抑え過ぎなかった…とは言えるし、
結果的には、切れ(決め手)負けの可能性を消した完璧な騎乗。
馬自身も、絶対的に速いスピードの中での変化、そしてそこからの粘り…という
部分で、力はしっかりと見せた格好。
この先は、データだけを見れば、天皇賞にも普通につながっていいくらいだが、
落ち着いて走れるかどうか?という問題もあるので、やはりマイルCSか。
どちらにしろ、当然しっかりと注目していきたい1頭。
ステルヴィオ
ルメールJだけに、コーナーは無理せず→直線真っ直ぐを向いてから…という
好騎乗による部分もあるが、それでも不利になった外からの差しで、最後唯一
しっかりと浮上した強い競馬。
道中~上がりという部分で、これはやはり高いパフォーマンスになるし、1Fの
延長で前進を示してもいい…と思える内容。
当然周りのレベルはさらに高くなるが、面白い存在にはなりそう。注目。
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