まとめ
- 道中水準が高く、後半は長い脚を使う中で、もう1段加速する展開。
- 高い持久力&持続力&一定の切れが問われる。(ハイレベルな総合力勝負)
チャンピオンズC過去4年のラップタイム
過去のラップタイムから傾向を探ってみる。2017(ゴールドドリーム:1.50.1)
12.8-10.9-12.5-12.7-12.7-12.3-12.0-11.8-12.4
天候:晴 ダート:良
上り4F:48.5 3F:36.2
前半1000m:61.6
勝ち馬コーナー通過:09-10-11-11
勝ち馬上り3F:35.2
2016(サウンドトゥルー:1.50.1)
12.7-10.7-12.9-12.5-11.8-11.8-12.4-12.3-13.0
天候:曇 ダート:良
上り4F:49.5 3F:37.7
前半1000m:60.6
勝ち馬コーナー通過:14-14-14-13
勝ち馬上り3F:35.8
2015(サンビスタ:1.50.4)
12.5-10.7-12.3-12.5-12.2-12.3-12.5-12.5-12.9
天候:曇 ダート:良
上り4F:50.2 3F:37.9
前半1000m:60.2
勝ち馬コーナー通過:09-06-08-06
勝ち馬上り3F:37.4
2014(ホッコータルマエ:1.51.0)
12.6-11.7-13.2-12.9-11.9-12.2-12.4-11.7-12.4
天候:晴 ダート:良
上り4F:48.7 3F:36.5
前半1000m:62.3
勝ち馬コーナー通過:02-02-02-02
勝ち馬上り3F:36.4
過去4年の平均ラップタイム
12.65-11.00-12.73-12.65-12.15-12.15-12.33-12.08-12.68
1.50.40
ラップ傾向
過去のラップタイムを見ると、前半はミドルペース~やや速いくらいの流れで、
コーナーで一旦落ち着いてから、向こう正面の下り坂でペースアップ。
その後4コーナーで少しブレーキが掛かりつつ→直線でもう1段加速という形。
ここの特徴は、まずは道中の速さ。
基本的に落ち着いた入り方をすることが多いコースだが、このレベルでは前半も
それなりに流れるため、そこから更に厳しい水準での追走が求められる…という
部分で、やはり高い持久力が問われる。
後半に関しては、ジワジワと長い脚を使わされる中でも細かい緩急がつく形で、
適性的には、持続力に加えて、一定の切れも必要。
そして、再加速する区間に急坂が配置されている構造により、早い段階で脚を
使い切って→坂上は完全に惰性での戦い(≒持久力勝負)になる。
脚質的には、このコース自体には前に行けば行く程いいという傾向はあるが、
ここには道中の(時として極端な)厳しさがあるため、前半あまり無理せずに、
少しでも受け流せるくらいのポジションの方がやはり安心はできる。
またここでは、3~4コーナーが速く、直線でもう一脚使う…というラップ的な
特徴から、外を回す馬が脚を使い過ぎる可能性があり、実際に過去のレースでは
内枠(内を通った馬)の好走が目立っている。
その点、枠はもちろん、鞍上の(ロスなく…という)意識が大きく影響しそう。
好走の条件
・高い持久力を備えていること
・持続力&一定の切れがあること
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