2018年11月9日金曜日

デイリー杯2歳ステークス展望(ラップ傾向&予想)2018



まとめ
  • 道中で一旦落ち着く形から→上がり3Fの勝負。
  • 切れ(&トップスピードの持続力)が問われる。
  • 予想◎アドマイヤマーズ

過去のラップタイム

2017 12.6-11.0-12.1-13.0-12.3-12.4-11.6-11.3
2016 12.5-11.4-12.0-12.5-12.1-11.5-11.2-11.4
2015 12.8-11.7-12.1-12.8-12.3-11.3-11.3-11.6
2014 12.6-11.4-12.0-12.8-12.3-11.4-11.2-11.4
2013 12.1-10.5-11.3-11.8-12.2-12.2-11.4-11.7
2012 12.4-11.3-12.0-12.2-12.5-11.7-10.9-11.7
2011 12.1-10.9-11.5-12.7-12.5-11.4-12.0-11.8
2010 12.1-10.8-11.6-12.5-12.0-11.5-11.6-11.5
2009 12.1-11.0-11.4-12.3-12.0-11.7-11.4-11.8
2008 12.2-10.8-11.5-11.7-11.7-11.2-12.2-12.0

過去10年の平均ラップタイム
12.35-11.08-11.75-12.43-12.19-11.63-11.48-11.62
1.34.53




ラップ傾向

(過去記事の一部修正)

過去のラップタイムを見ると、前半はミドルペースくらいの流れ、道中は一旦
落ち着く展開で、ラスト3Fでしっかり加速して、その後は一定に近いスピードを
維持する形。

この時期の馬のレースなので、道中が緩むことが多くなっているのだが、中には
締まった展開から→しっかりと地力が問われるケースもあるので、やはり一定の
持久力を備えている馬の方が信頼はできる。

上がりの部分に関しては、この舞台でも早めのペースアップとはならないので、
基本的には切れが問われることになるが、それでも、最後まであまりラップが
落ち込まないため、持続力を併せ持っていれば安心…といったところ。


好走の条件
・切れ(&トップスピードの持続力)が必要
・一定の持久力は欲しい



予想

今週もスローだろうか…。

◎アドマイヤマーズ
新馬戦は、性能の高さを見せての勝利。そこで競り合った相手も重賞制覇。
前走は、それなりに引っ張られる展開で完勝。一定の地力を示した。
それらの合わせ技で考えれば、ここでは普通に上くらいの存在。
パワー系で、本領を発揮したのは前走というイメージなので、京都向きとは正直
言えないが、それでもこのメンバー相手なら下げられない。素直に期待。

○ヤマニンマヒア
まずは、とにかく折り合いが課題の馬。その意味では内枠というのは良かった。
新馬戦は、アドマイヤマーズなどには迫れなかったものの、立ち遅れつつも、
上がり勝負をしっかり浮上出来たし、2戦目も、水準の高い展開をしっかりと
押し切ってレコード勝ち。これも合わせ技で十分上位。
全力で掛かった前走は度外視して、ここは巻き返しに期待したい。

▲ダノンジャスティス
新馬戦は、直線勝負をしっかりした脚で差し切った格好で、性能の部分では
とりあえず上位扱いになる。
タイプ的に、馬格の割りにかなりキビキビとした走りをする馬で、京都外回りで
前進するか?と言えば微妙だが、ヨーイドンの競馬ならば、特に問題はない。
あとは地力でどこまで?だが、そもそも地力が問われるのかさえ怪しいので…。

注ドナウデルタ
前走は、後方から、道中で脚を使いつつ→直線もしっかり押し通す形で勝利。
その持続力には、非凡と言っていいくらいのものがある。
反応の部分では、ちょっと微妙かな…と思えるところがあるので、上がり勝負に
なった場合にどうか?だが、地力で上位に食い込む可能性はやはりありそう。

△スズカカナロア
1戦目&2戦目は、勝敗に関わらず、レースを通して何か違和感のある走り。
そもそもの話、6Fのリズムに合っていなかった…のかも。
だからと言って、裏付けがない以上、性能や地力でどこまで?とはなるのだが、
本来は切れ方向かも知れない馬体。一変の可能性は考えてみたい。

☆メイショウショウブ
新馬戦では、あまりスムーズにはいかなかった中で、直線一応しっかり末を伸ば
したし、2戦目は、前半速い流れを粘り込んだ格好で、一定の地力を示した。
トップスピードや(繋の形状から)瞬間的な動きには課題がありそうなタイプ
なので、上がり勝負では乗り遅れそうだが、パフォーマンス的には上位。一応。



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