- 前半まずまず、一旦落ち着きつつも、後半しっかり締まる展開。
- 持久力&(末脚の)持続力が問われる。
- 予想◎サンライズソア
ラップ傾向
クラス別平均ラップタイム(2015年~)
これもクラス平均を見ておくと、前半にも一応クラスによる差が表れているが、
やはり目立つのは道中。まずはその水準に耐えられることが前提となる。
そして、1600万クラスこそ例外的な動きをしているが、それ以外を見ると、
レベルの高いレースほど、仕掛けのポイントが早くなる傾向がここにもある。
全体の形としては、前半まずまずの入り方から、一旦落ち着いて→徐々にペース
アップという展開で、適性的には持久力&末の持続力というイメージだが、早い
タイミングで全力を出すOPクラスでは、最後は"惰性"勝負という雰囲気も。
その点、大きなフットワークをしている…など、何かしら脚が上がってからの
武器を持っているタイプに注目はしたくなる。
(1800mでは大丈夫なスピードで押し通すタイプだと、伸び切れないかも)
予想
◎サンライズソア
前走は、前半でかなり脚を使いつつ、上がりでも大きなフットワークを活かした
惰性で粘り込んだ格好。最後は後ろの馬の決め脚に屈したものの、これは好内容
と言っていいはず。
同舞台の平安Sでも、落ち着いた入り方だが、道中を締め付けつつ→押し切って
いるし、それらの合わせ技で、ここでは一定の信頼がやはり置けそう。
(データ的にはともかく)実際にG1の常連に対して、真っ向勝負でどこまで?
というのは現状ではあるが、ここは期待も込めて推し切ってみたい。
○サウンドトゥルー
勝ち切ったチャンピオンズCは、(前半~)道中がかなり締まった展開になり、
最後は惰性…という中で、しっかり浮上しての差し切り。
その時の内容が、この舞台には結構はまりそうで、それ以来、同等のレベルで
道中の締まったレースを経験していない…というのも不気味なところ。
(東京大賞典勝ちもそれに近いパターン)
後半、前が仕掛け合いのような形になった場合、まとめて交わす可能性も十分
考えられるし、ここは一発も含めて注目しておきたい。
▲ケイティブレイブ
前走は完全な後傾、前々走は完全な前傾。相変わらず極端な内容が目立つ馬。
この舞台では、昨年の平安Sでの、超ハイペースを好位から粘った強い内容が
あるが、これもまた極端。
そのイメージだと、中央の、レースを通して一定以上のスピード水準に居続ける
形よりも、地方の、体力が問われる形の方がやはり合っていそう。
もちろん地力は当然上位だが、勝ち切るよりも2、3番手のイメージ。
注ノンコノユメ
地力は当然上位で、チャンピオンズCなどで示しているパフォーマンスを考え
れば、この舞台も十分こなせていいはず。
ただし、スケールの問題がある馬なので、この舞台では、最後の惰性のところで
分が悪くなる可能性はあって、イメージとしては、(目立った脚で)普通に浮上
しつつも、最終的には馬券圏内まで…かも。
△オメガパフューム
前走は、速い流れに引っ張られる形で前半少し脚を使って、道中で溜めつつ→
上がりで性能&持続力を発揮しての勝利。馬格のない馬だけに、俊敏性の部分で
脚抜きのいい馬場がはまった部分もあるが、単純にパフォーマンスは高い。
ただし、道中の水準という部分では、このキャリアではまだあまり厳しい展開を
経験しておらず、その点ではここが1つの試金石。見極めたい。
△センチュリオン
道中を高い水準で進めつつ→惰性で浮上という形は得意。
それをやっているのが主に中山なので、京都で末を伸ばせるか?という問題は
あるが、最後が粘り勝負になった場合は面白そうな存在。
(粘りという方向性の幸Jに戻ったことも一応プラス)
休み明けを叩いて、2走目の上積みがあれば、浮上の可能性はあるかも。
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