2018年11月10日土曜日

武蔵野ステークス展望(ラップ傾向&予想)2018



まとめ
  • 基本的に前半(~道中)がかなり厳しい展開になる。
  • 持久力&持続力が問われる。
  • 予想◎サンライズノヴァ

過去のラップタイム

2017 12.3-11.2-11.6-12.2-12.7-12.0-11.6-11.9
2016 12.2-10.7-11.6-12.1-11.7-11.7-11.6-12.2
2015 12.0-11.0-11.4-11.7-12.1-12.1-11.9-12.5
2014 12.3-10.7-11.2-11.8-12.1-12.2-12.0-12.9
2013 12.3-10.9-11.5-12.1-12.1-12.3-11.9-12.2
2012 12.1-11.0-11.9-12.7-12.9-12.4-11.5-11.9
2011 12.2-11.2-12.0-12.0-11.8-11.4-12.2-12.4
2010 12.3-11.5-12.1-12.3-12.6-12.0-11.8-12.0
2009 12.4-10.7-11.5-12.0-12.2-12.1-12.0-12.6
2008 12.3-10.8-11.6-12.1-12.5-12.3-11.8-12.6

過去10年の平均ラップタイム
12.24-10.97-11.64-12.10-12.27-12.05-11.83-12.32
1.35.42




ラップ傾向

(過去記事の転載)

過去のラップタイムを見てみると、前半がかなり速く流れていて、その後道中も
なかなかスピードの落ちない展開になり、勝負所~直線で少しだけ加速しつつ、
ラスト1Fは落ちる形。

基本的にこの舞台では、前半~道中の速い展開になるために、持久力&持続力を
備えている…ということが、まずは必須の条件になる。

一方で、道中が落ち着いた展開になる年も中にはあって、ある程度速い上がりに
対応できる脚も併せ持っている…という馬の方がやはり信頼感は増しそう。

脚質に関してはやはり前半のペースによるところが大きいものの、極端に後ろ
からではさすがに厳しいので、速いペースをある程度好位で受けられるタイプが
有利になっていて、結局は地力の高さが物を言いそうなイメージ。


好走する条件
・持久力&持続力があること



予想


◎サンライズノヴァ
レースっぷりは安定とは言えないが、パフォーマンスは高いレベルで安定。
実際、フェブラリーSの超ハイペースに引っ張られても、(直線しっかりとした
脚は使えなかったものの)崩れることはなかったし、オアシスSや欅Sの落ち
着いた流れでも、斤量を背負いながらもしっかりと差し迫った。
その後、アハルテケSで8Fのパフォーマンスをしっかり更新しつつ、前走は休み
明け&出遅れも関係なく快勝。
脚質的なリスクはあるが、今のこの馬に関しては前進あるのみ。推し切りたい。

○メイショウウタゲ
前走・南部杯は、前半それなりに引っ張られつつ、道中~上がりは高い水準で
持続…という締まった展開で、その中でトップオブトップ2頭に次ぐ3着。
パフォーマンスは十分に高いし、単純にもっと評価されていい。
昨年、道中が落ち着く展開で浮上出来ずに終わっていることを考えると、展開
面でのリスクはあるタイプだが、本来のこのレースらしい厳しい流れなら、一発
まで可能性としてはあっていいはず。注目したい。

▲インカンテーション
昨年ここでは、溜め→切れを発揮する形で勝利して、フェブラリーSでは、道中
少し受け流した格好ではあるが、極端に厳しい展開できっちり馬券圏内は確保。
地力、切れのどちらから考えてもここでは問題なく、普通に上位扱い。
今回は休み明けになるが、一時の不調期を除けば安定して高いパフォーマンスを
発揮出来ている馬だけに、やはりそれなりの格好はつけられていいはず。
可能性としては当然頭まで。

注クルーガー
デビュー2戦以来のダート。少し刻むような走りをするため、芝でも下が緩んだ
方がパフォーマンスが上がるくらいだし、ダート替わりを苦にしないキンカメ
産駒でもあるので、これはいきなり対応する可能性がある。
芝の重賞級だけにスピードでは当然威張れるし、引っ張られた方がいい…という
タイプ的にも、はまっても良さそう。本来は△が妥当だが、一発の期待込みで。

△ナムラミラクル
夏至Sは、前半~道中がかなり速い展開を、好位から押し通した強い内容。
水準としても、準OPレベルでは全くなく、普通のOP勝ち馬の扱いでいい。
やや一本調子に感じるパフォーマンスから、ここでは上がり負けする可能性が
あって、展開面でのリスクはやはりあるのだが、地力勝負になった場合に粘り
込む…というのは十分に考えらえる。注目はしたい。

△ウェスタールンド
前々走では、道中で極端に脚を使いつつ→最後も押し通して、持続力を発揮。
前走では、後方から直線内を豪快に捌いて、1枚上の決め手を発揮。
後半の部分では、もの凄い武器を持っていることは確か。
しかし、問題は前半。ダートに替わっても前半はハッキリ受け流している馬が、
ここのペースで今まで通りの脚が使えるか?は未知数。やや過剰人気には映る。



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