まとめ
- 前半がかなり速く、一旦落ち着きつつ→再度しっかりと加速する展開。
- 高い持久力が問われる。
- 切れ&持続力をバランス良く備えていることが重要。
フェブラリーS過去10年のラップタイム
ラップタイムからこのレースの傾向を探ってみたい。2018(ノンコノユメ:1.36.0)
12.2-10.7-11.2-11.7-12.5-12.6-12.3-12.8
天候:晴 ダート:良
上り4F:50.2 3F:37.7
前半4F:45.8
勝ち馬コーナー通過:14-13
勝ち馬上り3F:36.1
2017(ゴールドドリーム:1.35.1)
12.1-10.5-11.4-12.2-12.8-11.8-12.0-12.3
天候:晴 ダート:良
上り4F:48.9 3F:36.1
前半4F:46.2
勝ち馬コーナー通過:09-08
勝ち馬上り3F:35.6
2016(モーニン:1.34.0)
12.2-10.8-11.1-12.0-12.3-11.9-11.6-12.1
天候:晴 ダート:重
上り4F:47.9 3F:35.6
前半4F:46.1
勝ち馬コーナー通過:04-04
勝ち馬上り3F:35.2
2015(コパノリッキー:1.36.3)
12.3-10.6-11.4-12.6-13.1-12.3-11.5-12.5
天候:曇 ダート:良
上り4F:49.4 3F:36.3
前半4F:46.9
勝ち馬コーナー通過:02-02
勝ち馬上り3F:36.2
2014(コパノリッキー:1.36.0)
12.4-11.3-11.8-12.5-12.6-12.0-11.5-11.9
天候:晴 ダート:良
上り4F:48.0 3F:35.4
前半4F:48.0
勝ち馬コーナー通過:02-02
勝ち馬上り3F:35.3
2013(グレープブランデー:1.35.1)
12.2-10.8-11.6-11.9-12.1-12.1-12.0-12.4
天候:晴 ダート:良
上り4F:48.6 3F:36.5
前半4F:46.5
勝ち馬コーナー通過:07-07
勝ち馬上り3F:35.9
2012(テスタマッタ:1.35.4)
12.2-10.9-11.6-11.9-12.1-12.4-12.0-12.3
天候:晴 ダート:良
上り4F:48.8 3F:36.7
前半4F:46.6
勝ち馬コーナー通過:13-13
勝ち馬上り3F:35.7
2011(トランセンド:1.36.4)
12.6-11.2-11.9-12.2-12.2-12.1-11.9-12.3
天候:曇 ダート:良
上り4F:48.5 3F:36.3
前半4F:47.9
勝ち馬コーナー通過:01-01
勝ち馬上り3F:36.3
2010(エスポワールシチー:1.34.9)
12.1-11.0-11.7-12.2-12.2-12.1-11.6-12.0
天候:晴 ダート:良
上り4F:47.9 3F:35.7
前半4F:47.0
勝ち馬コーナー通過:02-02
勝ち馬上り3F:35.6
2009(サクセスブロッケン:1.34.6)
12.7-10.5-11.9-11.9-11.8-11.3-12.1-12.4
天候:晴 ダート:稍重
上り4F:47.6 3F:35.8
前半4F:47.0
勝ち馬コーナー通過:02-03
勝ち馬上り3F:35.4
過去10年の平均ラップタイム
12.30-10.83-11.56-12.11-12.37-12.06-11.85-12.30
1.35.38
ラップ傾向
(過去記事の転載)過去のラップタイムを見ると、前半が相当に速くなり、道中は徐々にスピードが
落ちていく展開で、コーナー~直線でしっかりと加速を示しつつ、ラスト1Fだけ
少し落ちるという形。
とにかくここの特徴はレース前半の速さであって、当然のように最後は持久力が
物を言うことになるので、全馬が普通に周ってくれば、上位には地力の高い馬が
自然と浮上するイメージ。
またこれだけ展開が厳しくなるにも関わらず、最後も極端には減速しないため、
勝負所での加速に対応しつつも、ある程度長い脚を使う必要があって、切れと
持続力をバランス良く備えていることが重要になる。
脚質的には、基本は差し馬優勢といったところなのだが、それでもこのレベルに
なると厳しい流れでも好位から粘り込む馬が必ずいるため、あまり後方からでは
難しくなりそうで、中心としては前半のスピードにしっかり対応出来るタイプを
考えたいところ。
※近年は、前半がより速く、道中が少し落ち着くパターンが増えているため、
高い地力を備えていることは引き続き前提として、メリハリのついたリズムへの
対応力≒切れ…という方向に、少しだけ思考をシフトした方がいいのかも。
(現状では、傾向として採用するべきかどうか微妙だが、一応…)
好走の条件
・かなりの持久力が必要
・切れと持続力をバランス良く備えていること
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