予想
土曜の競馬を見る限り、とりあえずは時計が出そうな馬場。
少なくとも7秒台前半…という雰囲気ではあるし、その状況で、前走飛ばして
いるセイウンコウセイ&モズスーパーフレアがいて、他にもそれらに突っ掛かり
そうなラインスピリット&ラブカンプーがいる。
もし当日、ジョッキーたちの頭の中に"速い馬場"という認識が生まれていたら、
2016年のようなレースになる可能性もあるのかも知れない。
今回、その時のようにレコードに近いような水準まで到達するか?はともかく
として、時計を出す脚の使い方というのは、しっかり流れに乗りつつも、前半は
極端には脚を使わず→末を伸ばす…というのがパターン。
それを今回の(おそらく)速い流れに置き換えれば、少し控えた好位~中団
(前寄り)辺りから→スピード持続力を発揮しつつ、前後半イーブンくらいで
まとめる…というイメージになる。
⇒それが出来そうなタイプを中心に考えてみたい。
※パフォーマンス(指数)的には中山経由の馬が上になっていて、その点では
かなり迷ったのだが、結局今回は適性を重視。その選択がどちらに転ぶか…。
◎ダノンスマッシュ
前走シルクロードSは、少し控えた好位から進めて、直線外寄りに持ち出しつつ
→そこからもう一脚を使ってしっかりと抜けた内容。
パフォーマンス的には、例えば昨年のファインニードルには及ばないし、今回の
中山経由の馬にも(単純な)比較では負けるのだが、その時は不利な内からの
競馬で、外からならもっと突き抜けていてもおかしくなかった印象ではあるし、
少し劣っている程度ならば目を瞑れる。
それよりも、上記の想定にピッタリはまっていい適性&位置取りを考えれば、
やはりここでは有力。当然の人気だが、素直に期待してみたい。
○レッツゴードンキ
前走は、淀みのない流れの中で(相対的に溜めやすい)内からの競馬だったが、
勝負所はある程度しっかり攻めた格好だったし、そこからの粘り込み…という
内容は、とりあえずここにつながって良さそう。
上記の2016年は8着だったが、その時はまだ進路模索中の状況。今ならばもう
少し対応出来ていいのでは。
この位置に配置するということは、3年連続の2着という可哀想な想定になって
しまうのだが…、今年もしっかりと注目したい。
▲ミスターメロディ
前走は、外枠から→終始外を回す難しい立場。なし崩し的に脚を使って最後は
少し厳しくなったのだが、それでも、勝負所はある程度攻める形から→直線でも
(ヨレつつも)それなりに粘りは見せていたし、内容としては悪くなかった。
現状、絶対的なスピード水準という部分では裏付けがない状態だが、持続力が
あって適性的には合うし、今回は内枠を確保して、位置取り的にもピッタリと
はまる可能性がある。
とりあえずここは、前走7着から巻き返す方向で考えてみたい。
注アレスバローズ
前走は、有利になった外を回す競馬ではあったが、勝負所ではかなり積極的に
攻めつつ→早め先頭。最後は内に入った形だし、その内容を考えれば、5着は
全く悪くないはず。
この舞台では、CBC賞のハイペース戦で、好時計&自身は後傾の内容で勝ち
切っていて、斤量は違うものの、その内容は今回の状況につながって良さそう。
地力でどこまで?という部分はあるが、枠も良く、これは少し注目してみたい。
△ナックビーナス
とりあえずカーバンクルSはかなりのハイパフォーマンス。前走オーシャンSも
それには少しだけ及ばないものの、やはり高いレベルで走破。
ここでは昨年3着している訳だし、シンプルに期待する手も当然ある。
しかし速いペースを想定した場合、あと1つ控えられたら…というのはあるし、
末が伸びるタイプではない…という部分でも、正直少しイメージはズレる。
可能性としては頭まであっていい地力の持ち主だが、今回は相手まで。
△モズスーパーフレア
上記カーバンクルS&オーシャンSを連勝。当然地力に関しては疑う余地は全く
ないし、単に粘るというだけでなく、一応2枚腰を使えるタイプ的にも、ここに
対応する可能性もゼロではない。
それでも、今回は同型の存在がいたり、末が重要になりそうな状況を考えると、
どうしても選べなかった…というのが正直なところ。
武豊Jもこのコースでは1か0かという感じだし、頭もあるが…。微妙。
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