まとめ
- 道中高い水準の流れから→しっかりと加速する展開。
- 高い持久力が問われる。
- 切れ&末脚の持続力が必要。
ダービー過去10年のラップタイム
過去のラップタイムを見てこのレースの傾向を探ってみたい。2018(ワグネリアン:2.23.6)
12.7-11.0-12.3-12.4-12.4-12.3-12.2-12.0-11.7-11.2-11.2-12.2
天候:晴 芝:良
上り4F:46.3 3F:34.6
前半1000m:60.8
勝ち馬コーナー通過:04-05-06-04
勝ち馬上り3F:34.3
2017(レイデオロ:2.26.9)
13.0-11.2-12.9-12.8-13.3-12.5-12.1-12.6-12.7-11.5-10.9-11.4
天候:晴 芝:良
上り4F:46.5 3F:33.8
前半1000m:63.2
勝ち馬コーナー通過:13-14-02-02
勝ち馬上り3F:33.8
2016(マカヒキ:2.24.0)
12.6-11.1-11.9-12.1-12.3-12.9-13.1-11.8-12.0-11.6-11.0-11.6
天候:晴 芝:良
上り4F:46.2 3F:34.2
前半1000m:60.0
勝ち馬コーナー通過:07-08-08-08
勝ち馬上り3F:33.3
2015(ドゥラメンテ:2.23.2)
12.7-10.9-11.8-11.7-11.7-12.5-12.5-12.4-12.4-11.9-11.0-11.7
天候:晴 芝:良
上り4F:47.0 3F:34.6
前半1000m:58.8
勝ち馬コーナー通過:08-08-08-07
勝ち馬上り3F:33.9
2014(ワンアンドオンリー:2.24.6)
12.5-10.6-11.8-12.2-12.5-12.1-12.7-13.6-12.2-11.6-11.1-11.7
天候:晴 芝:良
上り4F:46.6 3F:34.4
前半1000m:59.6
勝ち馬コーナー通過:05-05-06-05
勝ち馬上り3F:34.0
2013(キズナ:2.24.3)
12.3-10.5-12.2-12.5-12.8-11.9-12.7-12.3-11.9-11.6-11.7-11.9
天候:晴 芝:良
上り4F:47.1 3F:35.2
前半1000m:60.3
勝ち馬コーナー通過:16-15-14-14
勝ち馬上り3F:33.5
2012(ディープブリランテ:2.23.8)
12.8-10.8-12.0-11.7-11.8-11.7-12.2-12.4-12.3-11.7-12.0-12.4
天候:晴 芝:良
上り4F:48.4 3F:36.1
前半1000m:59.1
勝ち馬コーナー通過:03-04-04-03
勝ち馬上り3F:34.5
2011(オルフェーヴル:2.30.5)
12.7-11.3-12.8-13.1-12.5-13.0-13.2-12.8-12.6-12.3-12.2-12.0
天候:雨 芝:不良
上り4F:49.1 3F:36.5
前半1000m:62.4
勝ち馬コーナー通過:14-14-14-12
勝ち馬上り3F:34.8
2010(エイシンフラッシュ:2.26.9)
12.6-11.3-12.2-12.7-12.8-13.5-13.1-12.9-12.4-11.3-10.8-11.3
天候:曇 芝:良
上り4F:45.8 3F:33.4
前半1000m:61.6
勝ち馬コーナー通過:10-09-09-11
勝ち馬上り3F:32.7
2009(ロジユニヴァース:2.33.7)
12.8-11.0-11.8-12.1-12.2-12.4-13.2-13.8-14.7-13.2-12.9-13.6
天候:曇 芝:不良
上り4F:54.4 3F:39.7
前半1000m:59.9
勝ち馬コーナー通過:03-03-03-03
勝ち馬上り3F:39.2
過去10年の平均ラップタイム
12.67-10.97-12.17-12.33-12.43-12.48-12.70-12.66-12.49-11.79-11.48-11.98
2.26.15
ラップ傾向
(過去記事の一部修正)ラップタイムを見ると、スタート直後はミドルペース~やや速い流れになって、
向こう正面半ばくらいまでは極端には緩まない。その後3コーナー手前の上り坂
から4コーナー辺りまではやや落ち着いて、ラスト3Fで一気に加速する形から
→最後の部分だけ少し落ちる。
ダービーでは、上記したように多少緩む場面も見られるものの、基本的に道中の
水準は(3歳戦としては)かなり高くなっていて、当然のように相当な持久力を
備えていなければ(勝負所まで余力を残せないため)まずは話にならない。
また上がりの部分では、(このコースらしく)勝負所で大きな加速を示すため、
そこで主張出来るだけの"切れ"を持っていることは当然武器になる。
ただし、長い直線を最後まで伸び切れるかどうか…という点も、ここでは厳しく
問われるので、加速の速さに加えて、トップスピードを長い間維持できることも
重視しておきたいところ。
脚質的には、厳しい流れが前提となるので、やはり中心は差し馬だと言えるが、
上がりのタイム自体がそこまで速くなる訳ではないので、極端な決め手を使える
ことよりも、地力に裏付けされた力強い"脚"を繰り出せるタイプを選びたい※。
※近年は前半が落ち着いて→上がりが速くなる展開も増えているが、好走して
いるタイプは基本的に変わっていないので、そのイメージは据え置きたい。
好走の条件
・相当な持久力が必要(大前提)
・勝負所での切れ&末脚の持続力を備えていること
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