2019年5月5日日曜日

NHKマイルカップ展望(予想)2019



予想

前代未聞の土曜日。その翌日の馬場がどうなるのか?も実際良く分からないし、
上位のパフォーマンスは(1頭を除けば)横並び。相手候補は多く、紛れも
普通に起こっておかしくはなさそう。
⇒しかし結果的には、朝日杯の上位3頭(裏返し)…というだけの予想。

◎グランアレグリア
不安点がない訳ではない。このレースは基本的に34秒台で入るという中で、この
馬にはその経験がないし、(どの程度影響するのか?はともかく)土曜の悪天候
というのも、この馬にとってはマイナス材料。
それでも(個人的な)指数では、前走・桜花賞は、目を瞠るような数字になって
いて、他の馬たちのパフォーマンスが結構横並びになっている中で、2枚近く
抜けてしまう扱いになる。(あくまで単純な比較では…だが)
これはもう仕方ないのかも…と、正直納得させられてしまった。
当然の大人気だが、ここは素直に期待しておきたい。

○クリノガウディー
皐月賞は、9Fでもお釣りがなくなる馬が、10Fで大敗しただけ。度外視できる。
それを除くと、スプリングSでは、締まった展開を演出しつつ→まずまず粘り
込んでいて、これは東スポ杯→朝日杯の時と被るし、(そこからの直行ではない
ものの)内容的には距離短縮につながっていいはず。
グランアレグリアに先着したことのある、たった2頭の内の1頭。単純にこの
人気は違う気がするし、今回も朝日杯と同じく最内枠。イベリスかプールヴィル
あたりを行かせて、好位インから粘る姿はイメージできる。

▲アドマイヤマーズ
皐月賞経由でここを勝ち切った…ということで言えば、クラリティスカイと比較
すると、前走はパフォーマンス的には1枚上の内容。当時は激しく強い桜花賞馬
とかはいかなかったので、相対的な評価は微妙だが、脚の使い方も似たような
印象ではあったし(あちらは逃げているが)、十分つながってもいいはず。
あとは馬場の部分。パワー寄りのこの馬にとっては土曜の悪天候はプラスになる
とは思うが、その一方で、日曜は乾いていく過程の1日になる訳で、その点で、
外枠がどうか…。⇒結果的に1つ下げた3番手。

注イベリス
前走アーリントンCは、道中こそしっかり落ち着いたものの、前半はそれなりに
脚を使っていていたし、パフォーマンス的には全く低くはない。
そして、元々6Fのさざんか賞で、展開をかなり締め付けて→完勝している馬が、
マイルでも溜めが効くことを示せたことは大収穫で、地力とリズムの2点から、
ここの展開もこなせて良さそう。
前走で逃げている他の2頭は、今回は枠が真逆。思惑的に無理をしない方向に
なるかも知れないし、単騎で行ける可能性もある。一言で、面白い存在。

△グルーヴィット
前走ファルコンSは、初の芝レースながら、速いスピードにしっかり対応しつつ
→上がりをまとめて、後ろを離した格好での2着。
単純にそのパフォーマンスは高く、ここでも普通に上位扱いになる。
ミスターメロディと同タイプなら、将来はもっと短い距離でこそ…になるかも
知れないが、デビュー戦から→走る毎にちょうど1段ずつ前進を示している馬。
芝2戦目でもう1段上げられるのなら、勝ち負け近くにいてもおかしくはない。

△ヴァルディゼール
前走アーリントンCは、半端なポジションでは難しく、前&後ろというレース。
自身のパフォーマンスは悪くないし、その負けを大きく捉える必要はないはず。
もう少し道中が締まった展開を経験していれば…というのはあるし、脚元の形状
的に、瞬間的な動きでは少し遅れがちになるため、もしかしたら距離延長か…
くらいの印象はあるのだが、しかしその分、ラストの惰性勝負では強そう。
ロスなく、早め早めの競馬であれば、好走の可能性はあっていいのかも。

△ダノンチェイサー
指数的にはこれ!というものはないのだが、きんもくせい特別の締まった展開で
好走しつつ、こうやまき賞ではしっかりとした決め手を発揮。
それらの合わせ技で考えれば、ここの展開にも対応は出来ても良さそう。
ある程度回転の速いタイプで、距離短縮はプラスに働く可能性はあるし、何だ
かんだ9Fを経験している馬は活躍しやすいレース。
括りとしてはぶっつけのローテで、その点がどうか?だが、相手候補には。

△プールヴィル
グランアレグリアの指数が飛び抜けている…という中で、コンマ6秒差の6着
だったこの馬のパフォーマンスも、十分に高いものになっている。
(着差を基にしたものではないので、そのままの評価はできないのだが)
タイプ的には、ここに入ると少し持続力の方向に寄っている印象にはなるので、
扱いとしては少し下げたこの位置ということになったが、クリノガウディーと
同じく、この枠でこの人気…というのには違和感。注目はしたい。

△ハッピーアワー
前走ファルコンSは、位置取り的には恵まれた方だが、前傾のスピードレースの
中で、自身も前半~道中をまずまず高い水準で進めつつ→しっかりした上がりを
使っての勝利。単純に強い内容だった。
タイプ的には少し持続力の方に寄っているかも…と思える部分はあるので、この
舞台&外枠で主張し切れるか?は微妙だが、パフォーマンス的には普通に上位の
存在。可能性としては浮上も当然考えておきたい。



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