- 前半である程度引っ張られつつ→仕掛け早の上がり勝負という展開。
- 一定の持久力&末脚の持続力が必要。
- ◎グローリーヴェイズ
過去のラップタイム
2018 12.9-11.1-11.7-12.7-12.8-12.3-12.2-12.6-12.0-12.1-11.2-11.82017 12.9-11.0-11.7-12.2-12.1-12.1-12.4-12.5-11.7-11.5-11.4-11.5
2016 12.7-11.5-12.0-13.0-12.8-12.2-12.7-13.0-11.9-11.1-11.1-11.5
2015 12.8-11.0-11.5-12.6-12.6-12.5-12.8-12.9-11.9-11.1-10.9-11.0
2014 12.6-12.2-11.5-12.0-12.4-11.9-12.0-12.5-12.0-11.7-11.6-11.8
2013 12.9-11.6-11.6-12.7-12.6-12.4-11.7-11.4-11.1-11.6-11.3-12.0
2012 12.6-11.0-11.2-12.5-12.2-11.7-12.3-12.5-12.1-11.4-11.6-12.3
2011 12.8-11.0-11.8-12.7-12.6-12.3-12.8-12.5-11.8-11.1-11.4-11.3
2010 12.6-10.5-11.0-11.6-12.0-12.0-12.7-13.2-12.6-11.9-12.9-12.0
2009 12.7-10.9-11.0-12.2-12.3-12.1-12.1-12.0-11.9-12.3-12.8-12.0
過去10年の平均ラップタイム
12.75-11.18-11.50-12.42-12.44-12.15-12.37-12.51-11.90-11.58-11.62-11.72
2.24.14
ラップ傾向
(過去記事の一部修正)ラップタイムを見れば、スタート直後は少し速いくらいの流れで入って、道中は
形としては一旦少し落ち着いて、3コーナーの下り坂からレースが動く展開。
前半で極端に引っ張られて→上がりが止まったケースもあるが、ここは基本的に
上がりが速く、最後までラップがあまり落ちない展開になることが多い。
そうなれば、しっかりした決め手を発揮できるタイプ…と考えたくなるのだが、
実際には道中が極端に緩む訳でもないし、むしろ速い上がりを使うために、前半
~道中で如何に無駄な脚を使わずに走れるか?が重要。結局は、持久力の高さが
問われることになる。
またこのコースだけに、上がりの仕掛けはやはり早くなりやすく、当然末脚の
持続力が必要で、脚質的にも、先行馬は最初の直線で脚を使っている…という点
から、基本的には差し馬有利…と言えそう。
好走の条件
・一定の持久力&末脚の持続力を持っていること
予想
フィエールマンに"完歩の差"で競り負けた2頭の、注目の対決。
"惰性力"という部分で、同じディープインパクト産駒ならば馬格のある方だが、
ディープインパクト産駒対ステイゴールド産駒なら、前者ということで。
◎グローリーヴェイズ
天皇賞は、展開的には道中で一旦落ち着く場面はあったものの、この馬自身は
十分に高い水準のラップを踏みつつ→しっかりとした上がりを使った内容。
単純にそのパフォーマンスを考えれば、1つ抜けた扱いになってしまう。
同舞台・日経新春杯でも、厳しい展開に引っ張られて高い地力を示しているし、
あまり緩急に依らない…というところでも、これは素直に推したくなる。
外枠に入ったので、菊花賞のように後方から外々を回す競馬になったら…という
不安は少しあるが、この馬の場合、一定の先行力は見せていて、今の実力ならば
下げる必要性も全くない状況。スタート&位置取りさえ間違わなければ。
○エタリオウ
宝塚記念は、後半の速く流れたコーナー部分で、外から積極的に押し上げようと
した内容。キセキの作る展開に対しては、(脚を使い過ぎる格好になるために)
明らかに逆境の立場だった。これは度外視でいいはず。
天皇賞に関しても、一言で、勝負になるポジションではなかった…。
それらを除けば、神戸新聞杯のパフォーマンス1つで(これもポジションは微妙
だったが)、ここでは十分上位扱い。横山典Jの2戦目。工夫があれば。
▲ウラヌスチャーム
地力の裏付けとしてはあと1つ…ではあるのだが、この馬の道中~上がりという
脚の使い方は、ここの展開にはまっても良さそう。
恵まれた馬体を少し持て余しているようなタイプではあり、これくらいの距離で
ゆったりと進めた方が競馬をしやすい…という可能性もある。
前走も休み明けながら一応しっかり浮上はしたし、(また少し間隔は空いたが)
そこからの前進もあっていいはず。注目してみたい。
注ノーブルマーズ
宝塚記念は、中団の後ろから→最終的に大外を回す形になりながら6着に浮上。
相手の方が攻めた内容だったので評価は微妙だが、エタリオウにも一応先着。
日経新春杯でも、こちらが1kg重い斤量を背負う立場で、グローリーヴェイズと
コンマ2秒差の4着。かなり厳しい展開の中で、これも力を示した内容。
切れ負けのリスクがあるタイプで、それなりに流れれば…ということが前提には
なるが、最内枠からそれなりのポジションを取れれば、粘る可能性はあるはず。
△ダンビュライト
大阪杯は、大外枠発走から外々を回ってくる競馬。これは単純に度外視できる。
とりあえず、京都では常に一定の力を見せていて、上位の中では厳しい競馬を
した菊花賞でも崩れずに5着して、持久力は示している。
最近は、あの皐月賞は何だったのだろう?というくらいに、スピードとは無縁の
イメージになりつつあって、正直、天皇賞の方で見たかったというのはあるの
だが、その点、ここで巻き返す可能性はあってもいいはず。
△シルヴァンシャー
前走&前々走は、締まった流れに引っ張られて、自身も道中をかなり高い水準で
進めつつ→上がりをまとめる格好での勝利。
ここにピッタリの裏付けはないものの、やはり一定の地力は認めて良さそう。
実際のところ状態がどうなのか?というのはあるが、元々ラスト1Fが強いタイプ
でもあるし、馬格がある方のディープインパクト産駒という部分で、こっちか~
という悪夢を避けるために、一応しっかり注目はしておきたい。
△エアウィンザー
実力は当然上位で、チャレンジCの内容を2400mに換算して考えれば、普通に
勝ち負けに絡んでもおかしくはない。
しかし、それほど計算通りにいくものか?という話。
少し細かく脚を使うタイプ的に、距離延長は微妙な印象にはなるし、適性的にも
この舞台に対しては切れに寄り過ぎかも…と思える部分がある。
可能性としては一応考えるが、ここは相手までにしたい。スローなら。
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