- サンプルは少ないが、基本は締まった流れから→長い脚を使う展開。
- 一定の持久力は欲しい。
- 持続力(&切れ)が問われる。
- 予想◎ブレステイキング
過去のラップタイム
2018 12.7-11.4-12.3-11.8-11.5-11.7-11.7-11.7-11.5-12.02017 12.7-11.4-12.4-12.0-11.4-11.9-11.6-11.4-11.7-12.1
過去2年のラップタイム⇔鳴尾記念平均ラップ
ラップ傾向
(過去記事の一部修正)2000mになって(戻って?)3年目。同じG3&開幕週の鳴尾記念の平均と比較
しつつ、過去のラップを見ておく。
それらのラップタイムを見ると、この2年はとにかく道中が締まった展開。
昨年は前が飛ばして、後続はそれを少し放置した格好だったので、額面よりは
上がりに寄った内容だが、やはり一定の持久力の裏付けは欲しい。
後半に関しては、このコースだけに仕掛けは早めになって、適性的には持続力が
必要になるが、展開的な振れ幅として鳴尾記念の形を考えると、多少の切れも
備えている(バランス)タイプの方が安心…といったところ。
脚質的には、開幕週&長い脚を使うという部分で、(これもコースの特徴通り)
前過ぎず&後ろ過ぎない、少しだけ控えたポジションがおそらくベスト。
相手にはともかく、中心には、適性も位置取りも程々の馬…を選びたい。
好走の条件
・一定の持久力は欲しい
・持続力(&切れ)があること
予想
◎ブレステイキング
前走は、締まった展開に引っ張られて、道中を高い水準で進めつつ→上がりを
まとめての勝利。地力は認められる。
ディープ産駒で、東京での勝利ももちろんあるのだが、この馬の場合、持続力の
方に少し寄っている印象があって、内容としてはむしろ中山の方がいいくらい。
その点、この舞台に合う可能性は十分にありそう。
現段階で示している裏付けだけで考えると、本命はやり過ぎかも知れないが、
(おそらく適性面の問題で)出世が遅れただけ…という雰囲気の素質馬。
粘る相手を好位インから交わすだけ…のイメージも描けるし、ここは推し切る。
○ブラックスピネル
同舞台・鳴尾記念では、ある程度締まった展開を演出しつつ→(随分と高い所に
行ってしまった)メールドグラース以外はしっかりと完封。
前走・新潟記念も、前半飛ばした内容ながら→直線もしっかりと粘り込んで4着
していて、地力は当然上位に扱える。
今回、スミヨンJに替わってどのような競馬になるのか?は分からないが、仮に
シンプルに前を目指すのであれば、(ベステンダンクあたりが全力で主張して
こない限り)マイペースで進められそうだし、残る可能性は考えたい。
▲ケイアイノーテック
天皇賞は、9着ではあったが、自身が道中〜上がりで示したパフォーマンスは
十二分に高い内容。単純に考えても、ジャパンC上位のスワーヴリチャードと
マカヒキの間を割っている訳だし、一定の評価はしておきたいところ。
ディープ産駒だが、どちらかと言うと切れよりも粘り…という方向性。初めての
中距離・持続型の舞台で新味を出す可能性はあるし、注目はしてみたい。
注ステイフーリッシュ
同舞台・鳴尾記念で3着。地力は当然上位で、持続力という方向性は一応合う。
ただしこの馬は、スラリとした馬体で、どちらかと言うと筋肉よりも中身という
タイプ。その点、レース全体のリズムとして、一貫した淀みのない流れよりも、
道中で少しでも溜めが入る形の方が良くて、阪神ならば2200mのイメージ。
好走は普通にするだろうが、勝ち切れるか?という部分で、少し控える。
△ギベオン
同舞台・鳴尾記念は、前半は完全に受け流しつつも、道中~上がりという脚の
使い方で4着に浮上。その時は芝の状態が微妙で、差し優勢ではあったため、
どこまで評価していいのか?というのはあるが、一定の裏付けとは考えたい。
切れ(脚)と終いの惰性…という部分で、適性的には中日新聞杯(連覇)の方が
可能性は感じるが(ハンデがキツいか…)、相手にはやはり考えたい。
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