2020年1月5日日曜日

京都金杯展望(ラップ傾向&予想)2020



まとめ
  • 前半~道中まずまずの水準から→上がりは長い脚を使う展開。
  • スピード持続力が問われる。
  • 予想◎ソーグリッタリング

過去のラップタイム

2019 12.3-11.2-11.8-12.2-12.2-12.0-11.5-11.7
2018 12.2-10.6-11.4-12.6-12.4-12.1-11.4-11.6
2017 12.2-10.6-11.1-12.0-11.7-11.9-11.5-11.8
2016 12.3-10.9-11.4-12.2-11.6-11.3-11.6-11.7
2015 12.7-11.3-11.6-11.9-11.3-11.1-11.1-11.8
2014 12.4-11.0-11.3-11.9-11.5-11.3-11.4-11.7
2013 12.4-11.2-11.7-12.1-11.6-11.5-11.2-11.8
2012 12.2-10.5-11.1-11.9-11.9-12.0-11.5-11.8
2011 12.3-11.3-11.8-12.0-11.4-11.2-11.4-12.0
2010 12.0-10.6-11.6-12.2-11.8-12.3-11.3-12.3

過去10年の平均ラップタイム
12.30-10.92-11.48-12.10-11.74-11.67-11.39-11.82
1.33.42




ラップ傾向

(過去記事の転載)

ラップタイムを見れば、前半はミドルペース~やや速い流れ、道中は極端に高い
水準ではないが一応締まった展開になり、ラスト4Fからある程度速いスピードを
維持しつつ、(直線一応もう1段加速して→)ラスト1Fだけ少し落ちる形。

このコースらしくスピード持続力の戦い…といったところだが、前半が極端に
速くなるということは稀で、過去の例では好位の馬がそのまま押し切る形が
比較的多くなっている。(もちろん開幕馬場というのも大きいはず)

したがってここでは基本的に持続型の先行馬を軸としつつ(中途半端に前を
追い掛けて無駄脚を使った馬が最後に止まることを想定して)そこに直線まで
溜めて周りとは一味違う決め手を発揮できるタイプが絡むというイメージ。


好走する条件
・スピード持続力があること



予想


◎ソーグリッタリング
都大路Sでの、道中~上がりのパフォーマンスを考えれば、地力は普通に上位。
タイプ的に、トップクラスのマイルを見据えた場合は、スピードと切れの部分で
どこまで?という部分もあるが、この時期ならば話は全く別。
9Fをしっかりとこなせる体力で、むしろ分が良くなる可能性すらある。
今回、大外枠がどうか?だが、近年は以前のようなあからさまなグリーンベルト
というのはなくなっているし、実際に昨年も外を回してきた馬が上位。
鞍上もここを勝ち慣れている川田Jということで、推し切る。

○ブレステイキング
前々走は、道中で高い水準のラップを踏んでの勝利。地力は確か。
前走もそうだが、中距離ではやや切れ負けするところがある中で、その答えが、
そもそも距離が少し長い…という可能性もなくはないし、持続力の方に寄った
ディープ産駒。単純にこの舞台にはまっても良さそう。
もちろん初のマイルで、走ってみなければ…という部分はあるが、だからこその
妙味もある。積極的に考えてみたい。

▲カテドラル
マイルCSは、ロスの少ない競馬ではあったが、道中をある程度高い水準で進め
つつ→しっかりとした決め手を発揮して6着に浮上。
とりあえずその内容は、それまでとは一線を画したパフォーマンスと言っていい
水準になっているし、ここも普通に浮上は出来て良さそう。
ある程度スピードに乗りつつ→上がりをまとめられるタイプが優勢な印象の金杯
…ということを考えると、勝ち切れるかどうか?は微妙だが、当然上位には。

注モズダディー
前走は、前半~道中をある程度高い水準で進めつつ→上がりをしっかりまとめて
押し通した格好。地力は認められる。
飛ばした前に引っ張られた前々走の内容も良く、とりあえず、この2戦で示した
パフォーマンスはそれまでとは一線を画していて、ここでも十分上位に扱える。
外寄りの枠なので、無理せず好位でじっくり…なら、粘り込めても良さそう。

△オールフォーラヴ
前走は、スタートでスムーズさを欠いたというのはあるが、後方から、終始外を
回して来ただけ…という競馬。さすがに度外視。
この舞台では、錦Sでのかなり高いパフォーマンスがあって、その時の内容で
考えると、ここでも普通に上位に扱える。
今回は和田Jに戻り、この馬本来の形で→巻き返す可能性は考えてみたい。

△サウンドキアラ
前走は、前掛かりな展開で好位の馬は厳しくなったレース。その中で、自身は
位置取り的に恵まれた方ではあったが、直線半ばで先頭に立って→さらに後ろ
から進めた馬に差された…というだけ。
パフォーマンス的には、より高いものを示している馬もいるので、評価としては
なし崩し的にこの位置になってしまったが、当然相手には。

△メイショウショウブ
前走は、勝ち馬には最後離されたものの、差し馬優勢の展開の中で、好位から
進めつつ→粘っての3着。高い地力を示した。
9F(ローズS)の決め手が問われる展開でもある程度出来た馬が、7Fの前傾の
展開でも出来た…という点で、ここはドンピシャの可能性もあるし、実際に2歳
時には、後に香港マイルを勝つ程の馬に唯一喰らいついた舞台。可能性は。

△ハッピーグリン
ここへ来ての距離短縮だが、一昨年のSTV賞&富士S(11着だが)で示した
道中~上がりのパフォーマンスを見れば、全然あり…の水準。
JRAに転入して3戦目。調教の環境が当然変わっている訳で、そろそろ輝きを
取り戻してくる可能性もあって良さそうだし、フットワークを活かす…という
タイプ的に、枠もちょうどいいところ。評価は微妙だが、注目はしてみたい。



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