2020年2月23日日曜日

小倉大賞典展望(ラップ傾向&予想)2020



まとめ
  • ミドルペースから、道中~勝負所は一定に近いラップを刻む展開。
  • レースを通しての持続力が問われる。
  • 予想◎ヴェロックス

過去のラップタイム

2019 12.2-11.1-12.3-12.0-11.8-11.9-11.7-11.6-12.1
2018 12.3-11.1-11.8-11.9-12.4-12.1-11.6-11.1-11.8
2017 12.2-11.1-11.5-11.4-11.4-11.7-11.7-11.9-12.9
2016 12.4-11.2-11.9-12.0-11.9-12.0-11.5-11.7-12.1
2015 12.3-11.2-12.4-12.1-11.7-11.7-12.0-12.2-12.7
2014 12.5-11.2-12.2-12.2-11.3-11.3-11.4-11.4-11.8
2013 12.6-11.3-12.4-12.0-11.7-11.2-11.5-11.8-11.9
2012 12.3-11.6-12.0-11.5-11.4-11.6-11.7-11.9-12.3
2011 12.2-10.9-11.9-11.7-11.7-11.7-11.6-11.8-11.8
2010 12.1-10.7-12.0-11.8-11.7-11.8-12.3-12.3-12.5(中京開催)

過去10年の平均ラップタイム(2010年は除く)
12.33-11.19-12.04-11.87-11.70-11.69-11.63-11.71-12.16
1.46.32




ラップ傾向

(過去記事の転載)

ラップタイムを見ると、前半ミドルペースから、道中は全く淀みのない展開で、
そのまま勝負所に突入→最後は少し落ちる形。

ここの特徴は、やはり道中がかなり締まった形になるという部分で、基本的には
息を抜ける瞬間がないために、レースを通して持続する力を持っていることが
まずは重要になる。

そして特に近年は、馬場の良さによってラストまであまりスピードが落ちない
展開になりやすく、以前のような持続力+粘り勝負より、純粋なスピード持続力
勝負という性質の方が強くなっていて、他力本願的な差しタイプでは少し難しく
なるのかも知れない。


好走する条件
・レースを通しての持続力があること



予想


今年の馬場では、とりあえず↑の近年の傾向とは少し違ってきそう。
持続力という部分は当然変わらないが、スピードよりも地の強さを問いたい。

◎ヴェロックス
まずは単純に、何故ここにいる?感。(人もだが)
本来のここの展開に対しては少しだけ忙しさを感じなくもないが、今年の場合は
例年よりも地の強さの方に傾くだろうし、"持続力"という方向性自体は合う。
当然今回は斤量を背負う立場だが、(同じ斤量の)皐月賞の時点で既に古馬OP
級の水準に到達している訳だし、前走の有馬記念でも(離れた8着ではあるが)
パフォーマンスはしっかりと更新されている。
死角がない訳ではないとしても、負けられない戦いではあるはずだし、大人気
でもここは素直に推しておきたい。

○テリトーリアル
前走・中山金杯は、前半ややゆったりと入りつつ、道中が締まって→ラスト1F
だけ落ちる…という、かなりここに近いような展開で3着。
元々のタイプ的にも、持続力という方向に特化しているようなイメージだし、
重い馬場での勝利もある馬。
みんなが外に向かう中で、ロスをし過ぎずに→上がりをまとめる内容ならば、
押し通す可能性もあっていいはず。注目したい。

▲ジナンボー
ジャパンCでは、内有利な状況の中、外枠から終始外々を進めた格好で、最も
厳しい競馬をした…とも言える1頭。度外視。
それを除けば新潟記念は、斤量的には恵まれた方の立場だったが、厳しい展開で
差し馬が浮上した中で、ある程度好位から→最後まで粘り強く伸びての2着。
当然その地力は認められるし、3走前では時計が掛かる馬場もこなしている。
持続力よりも切れ寄りの印象ではあるので、1つ下げるが、当然可能性は。

注ドゥオーモ
同舞台のここ2走は、ともにじっくりと入って、道中を高い水準で進めつつ→
それなりに上がりをまとめる…という内容で、特に負けた方の前々走は、ラップ
的には(今回の斤量を考慮すれば)この相手でも上位に扱えるような水準。
今の馬場を実際にこなしている点でも、1つアドバンテージがあるし、人気も
全くないここは、とりあえず注目してみたい。

△エメラルファイト
トップギアに上げ切る…というところに少し課題があるタイプで、その点では、
この距離延長はプラスに働く可能性がありそう。
パワー系&持続力という方向性で、今の状況&このレースに対しても適性はあり
そうだし、とりあえず浮上の目は十分。
結局は相手の1頭というイメージではあるものの、注目はしておきたい。

△ナイトオブナイツ
ここでは昨年4着。はっきりと10Fよりも9Fというタイプで、要は持久力よりも
持続力が強く問われる舞台でこそ。
近走は浮上し切れない結果には終わっているが、パフォーマンスは特に落として
おらず、条件&展開1つというイメージ。(前走はさすがに前半が遅過ぎ)
ここの平均レベルくらいに流れれば、浮上の可能性はあっていいはず。

△レイホーロマンス
とりあえずは、再度充実期に入っている印象ではあって、斤量込みで考えると、
一応は上位に扱える。
タイプ的には、他がある程度止まる中、道中~上がりという脚の使い方をして
浮上…という馬なので、10Fの方がイメージは合うが、中団からロスをし過ぎ
ない競馬なら、なだれ込む可能性はあっても良さそう。



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