2020年4月26日日曜日

フローラステークス展望(ラップ傾向&予想)2020



まとめ
  • ある程度引っ張られつつ、一旦溜めて→しっかりと加速する展開。
  • 切れ&トップスピードの持続力が問われる。
  • 予想◎スカイグルーヴ

過去のラップタイム

2019 12.9-11.4-11.6-12.2-12.5-12.4-12.3-11.7-11.0-11.5
2018 13.1-12.0-11.8-12.1-12.1-12.0-11.9-11.5-11.3-11.7
2017 13.0-12.1-12.0-11.8-12.6-12.8-12.3-11.5-11.2-12.0
2016 12.8-11.6-11.6-11.7-12.0-12.0-11.9-11.4-12.4-12.3
2015 13.1-12.0-12.2-12.5-12.8-12.6-12.2-11.5-11.2-11.7
2014 12.9-11.8-11.7-12.0-12.3-12.0-11.8-11.5-11.5-12.5
2013 12.8-12.0-12.4-12.5-13.4-13.3-13.3-11.6-11.2-11.4
2012 12.9-11.8-12.0-12.5-12.9-13.1-12.7-11.4-11.2-11.5
2011 12.5-11.3-11.9-12.0-12.7-12.7-12.4-12.0-12.8-13.0
2010 13.0-11.6-11.9-11.6-12.5-12.5-12.3-11.6-11.4-11.8

過去10年の平均ラップタイム
12.90-11.76-11.91-12.09-12.58-12.54-12.31-11.57-11.52-11.94
2.01.12




ラップ傾向

(過去記事の転載)

ラップタイムを見ると、前半ミドルペースくらいの流れから、道中はさすがに
落ち着く展開になり、ラスト3Fで一気に加速して、最後だけ少し落ちる形。

ここでは、前半の入り方自体はゆったりしたものになっているのだが、4F目まで
なかなかスピードが落ちない形になっていて、実質的にはその部分である程度
引っ張られる格好から、一定の持久力はやはり問われる。

それを前提として、勝負所での一気の加速に対応するための切れと、そこから
長い直線を最後まで伸び切るための(末脚の)持続力が問われるイメージ。

脚質的には、抜群の決め手を備えた馬がまとめて差し切るという可能性も十分
あり得るが、開幕馬場と息を抜ける展開を考えたら、やはり中団あたりまでに
つけられるタイプの方が信頼度は高そう。


好走する条件
・勝負所での切れ&末脚(トップスピード)の持続力があること
・一定の持久力は必要



予想


◎スカイグルーヴ
京成杯は、前半はそれ程ではないものの、道中を高い水準で進めた格好で、好位
外から早めに先頭に立ちつつ→しっかりと粘り込んだ強い内容。
最後差されはしたがその地力は当然認められるし、それと持ったまま突き放した
新馬戦で示した性能を合わせて考えれば、ここでは当然の上位扱い。
今回行き切るのかどうか分からないが、ハナにしろ番手にしろ、マイペースから
→上がりをまとめる内容なら、普通に勝ち切れていいはず。素直に期待。

○レッドルレーヴ
フラワーCは、道中で極端に脚を使う形から→上がりをまとめての2着。
新馬戦ではしっかりとした切れも示しているし、それらの合わせ技でここでも
普通に上位に扱える。
走法的な部分から、坂上で脚を伸ばせるか?というのはあって、その点内枠の
方が良かったが、実力的にとりあえず好走はしてくるものとして考えたい。

▲ウインマリリン
前走は、速い流れに引っ張られる形で、自身も前半それなりに脚を使いつつ→
上がりをしっかりとまとめての勝利。内容的に地力は十分に認められる。
末を気持ちよく伸ばせるタイプではないので、東京の長い直線でどうか?という
部分はあるが、今の馬場でしっかりと好位を取れば、粘り込める可能性はあって
良さそう。鞍上の積極性に期待。

注セイウンヴィーナス
新馬戦を除くと、大きく負けているレースも含め、常に安定した上がりを発揮。
それが前走、引っ張られる展開になっての好走につながった訳だが、同じ理由で
(周って来るだけで一応の淘汰がある)距離延長というのは、1つの前進要素に
なり得る。好位後ろくらいのインでじっくり→ワンテンポ遅れて勝ち負け争いに
加わるような内容なら、一発まで。

△ホウオウピースフル
前走は、外を回した分もあるが、セイウンヴィーナスには上がりで負けている
訳だし、マイルの流れでやはり少し削られたイメージ。
その点、再度の距離延長はプラスに働きそうだが、デビュー2戦はともに13秒
台が複数入るような展開。もう少し裏付けが欲しいというところで、この位置。

△ショウナンハレルヤ
セントポーリア賞では、直線で並んでいる状態から→皐月賞4着馬を置き去りに
出来ている訳だし、性能面では上位に扱えるものを示している馬。
しかし展開が厳しくなった前走では崩れて、地力の部分でどこまで?とはなる。
ゆったりとした流れの中で、好ポジションで勝負所を迎える…とかなら。

△レッドサーシャ
新馬戦は、締まった展開の中で、自身も道中を高い水準で進めつつ→上がりを
まとめての勝利。直線では前が壁になって→一旦外まで持ち出すロスもあり、
スムーズさを欠いた内容だったし、一定の評価はしておきたいところ。
この手のタイプが大外枠。乗り遅れそう…ではあるが、一応可能性は考えたい。

△フアナ
とりあえずはこの2戦、性能面では安定したものを発揮出来ていて、(1戦目の
相手も相手だったし)純粋に素材としてはやはり上位に扱って良さそう。
今回は、外枠からポジションを取って、尚且つパフォーマンスも更新しなければ
ならない…という厳しい条件。その点で評価はこの位置だが、一応注目。



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