まとめ
- 乱ペース。向こう正面で極端に脚を使って→上がりが掛かった展開。
- 持久力&持続力が問われた。
- 圧倒的に差し馬有利。
日経賞結果
1 | ミッキースワロー | 2.32.9 | 35.7 | 10-10-07-05 |
2 | モズベッロ | 2.33.1 | 35.6 | 10-11-10-07 |
3 | スティッフェリオ | 2.33.1 | 36.1 | 07-07-05-02 |
4 | サンアップルトン | 2.33.3 | 35.3 | 14-14-13-08 |
5 | アイスバブル | 2.33.5 | 35.7 | 12-12-12-08 |
6 | エタリオウ | 2.33.5 | 36.6 | 05-05-05-02 |
天候:曇 芝:良
上り4F:48.4 3F:36.6
6.9-11.2-11.7-12.9-12.6-13.2-12.7-12.0-11.3-11.8-12.4-11.7-12.5
レースラップ分析&雑感
ラップタイムを見ると、前半ある程度速い入り方をして、道中は一旦落ち着いた
ものの、向こう正面で極端にペースアップ。その後勝負所で多少の緩急はついた
形だが、上がりは掛かった。
一言で乱ペース。ラスト5Fの地点で11.3秒まで上げて→そこからの1000mを
どうしようと思ったのか?というラップ。
前にいた馬はさすがに苦しくなって、4コーナー〜直線入り口で早々と飲み込ま
れた格好で、圧倒的に差し馬有利なレースだった。
当然、次戦以降での好位の馬の巻き返し…というのはあっていいはず。
後続に関しては、コーナーで捲る形で、実質的には長い脚を使った内容。全体
として踏んでいる水準も低くなく、とりあえず持久力&持続力は認められる。
細かい挙動による上げ下げはもちろん必要だが、上位の力は信頼しておきたい。
各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察
ミッキースワロー
細かい器用さが問われずに、ぶん回しが許される状況だったことは大きいが、
最後は後ろの馬でも(脚が上がって)粘り勝負になった中で、1つ抜け出しての
勝利。改めて持久力&持続力の高さを示した。
次は天皇賞。3000m級は極悪馬場の菊花賞を経験しただけで、可能性が残されて
いると言っていい条件で、大きな走り&4F型の脚の使い方というタイプ的にも、
満を持して感がある。前半であまり脚を使いたくない点も関係なくなるし、位置
取りの自由度も上がる。単純に、面白そうではある。
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