2020年4月2日木曜日

日経賞回顧(ラップ分析)2020


まとめ
  • 乱ペース。向こう正面で極端に脚を使って→上がりが掛かった展開。
  • 持久力&持続力が問われた。
  • 圧倒的に差し馬有利。

日経賞結果

ミッキースワロー2.32.9 35.7 10-10-07-05
モズベッロ2.33.1 35.6 10-11-10-07
スティッフェリオ2.33.1 36.1 07-07-05-02
サンアップルトン2.33.3 35.3 14-14-13-08
アイスバブル2.33.5 35.7 12-12-12-08
エタリオウ2.33.5 36.6 05-05-05-02

天候:曇 芝:良
上り4F:48.4 3F:36.6
6.9-11.2-11.7-12.9-12.6-13.2-12.7-12.0-11.3-11.8-12.4-11.7-12.5




レースラップ分析&雑感

ラップタイムを見ると、前半ある程度速い入り方をして、道中は一旦落ち着いた
ものの、向こう正面で極端にペースアップ。その後勝負所で多少の緩急はついた
形だが、上がりは掛かった。

一言で乱ペース。ラスト5Fの地点で11.3秒まで上げて→そこからの1000mを
どうしようと思ったのか?というラップ。

前にいた馬はさすがに苦しくなって、4コーナー〜直線入り口で早々と飲み込ま
れた格好で、圧倒的に差し馬有利なレースだった。
当然、次戦以降での好位の馬の巻き返し…というのはあっていいはず。

後続に関しては、コーナーで捲る形で、実質的には長い脚を使った内容。全体
として踏んでいる水準も低くなく、とりあえず持久力&持続力は認められる。
細かい挙動による上げ下げはもちろん必要だが、上位の力は信頼しておきたい。


各馬について

出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

ミッキースワロー
細かい器用さが問われずに、ぶん回しが許される状況だったことは大きいが、
最後は後ろの馬でも(脚が上がって)粘り勝負になった中で、1つ抜け出しての
勝利。改めて持久力&持続力の高さを示した。
次は天皇賞。3000m級は極悪馬場の菊花賞を経験しただけで、可能性が残されて
いると言っていい条件で、大きな走り&4F型の脚の使い方というタイプ的にも、
満を持して感がある。前半であまり脚を使いたくない点も関係なくなるし、位置
取りの自由度も上がる。単純に、面白そうではある。



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