- 極端に締まった流れから→上がりは大減速する展開になった。
- 完全に地の強さの戦い。
- スピード耐性&持久力が問われた。
桜花賞結果
1 | デアリングタクト | 1.36.1 | 36.6 | 13-12 |
2 | レシステンシア | 1.36.3 | 38.2 | 02-02 |
3 | スマイルカナ | 1.36.6 | 38.6 | 01-01 |
4 | クラヴァシュドール | 1.36.8 | 37.1 | 07-13 |
5 | ミヤマザクラ | 1.36.9 | 37.8 | 03-08 |
6 | サンクテュエール | 1.36.9 | 38.1 | 07-05 |
天候:雨 芝:重
上り4F:49.6 3F:38.1
前半4F:46.5
12.4-11.2-11.3-11.6-11.5-11.7-12.6-13.8
レースラップ分析&雑感
ラップタイムを見ると、前半からある程度速い入り方をしつつ、道中はかなり
締まった展開。上がりは完全に右肩下がりの形で、最後は大きく落ち込んだ。
今回の特徴は、言うまでもなく前半〜道中の速さ。雨である程度馬場が掛かる
状態という中で、特に道中は過去最速の流れ。当然、実質的にはとてつもなく
厳しい展開だったと言えて、まずは高いスピード耐性(≒持続力)が問われた。
そして上がりの部分では極端な減速を示して、基本みんなバタバタに。
最後は完全に持久力の戦いだった。
脚質的には、勝ち馬を除くと、前2頭と3角→4角でポジションを下げた格好の
2頭が2〜5着。とにかく「相対的に止まらない」ことが重要…という部分で、
勝負所で無理には動かず(or動けず)、仕掛けをほんの少しでも遅らせた馬が
優勢になったイメージ。
その点この先に向けては、多少の上げ下げが必要になってきそうだが、とにかく
今回は、全力で7F→脚が上がってからどこまで踏ん張れるか?という、ある意味
究極的なレース。
上位の(精神面も含めた”生き物”としての)強さを、まずは素直に認めたい。
あとは頑張り過ぎた馬に反動がこなければ…といったところ。
各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察
デアリングタクト
中団のやや後ろでじっくりと進めつつ→直線しっかりとした脚で詰めて、最後は
少し惰性になったもののキッチリと差し切っての勝利。
この馬のポジションでも道中で極端に脚を使わされて→上がりは止まりながら
…という内容にはなっているのだが、唯一の36秒台で、相対的に削られていな
かったことは明白。素直にその力を認めておきたいところ。
本質的に、今回のような方向性の馬という訳ではないし、この先、末の戦いで
更なる前進を見せる可能性も十分にある。メンバーの中で、脚が上がってから
我慢した時間も短く、ダメージは相対的に少ないのでは?とも思えるし、2冠も
含めて、当然大いに期待はしておきたい。
レシステンシア
道悪でも、元々馬場が良く悪化し切ってはおらず、一応スピードを出せる状態
だったことは大きいと思うが、ジワっと番手につけて、圧を掛けつつ→厳しい
展開で後続の脚を消した格好。やりたい競馬は出来たという鞍上の言葉通り、
自身の地の強さを存分に発揮しての2着。これで負けたら仕方がない。
この先に関しては、切れる馬たちが(成長&鍛錬で)地力をつけてきた時に、
それらをどこまで抑え込めるか?というのが課題にはなっていきそう。
自身の成長も含めて、その都度しっかりと判断していきたい感覚。
(シンプルに距離短縮の方に行けば、相当に強そうではあるが…)
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