2020年5月31日日曜日

目黒記念展望(ラップ傾向&予想)2020



まとめ
  • 道中高い水準の流れから→早い段階で脚を使い切る展開。
  • 高い持久力が問われる。
  • 予想◎オセアグレイト

過去のラップタイム

2019 7.4-11.0-11.0-12.2-12.0-11.7-11.8-12.0-11.6-11.7-12.0-12.0-11.8
2018 7.3-11.4-11.5-12.7-12.4-12.0-12.0-12.1-12.0-11.8-11.4-11.3-11.8
2017 7.2-11.0-11.2-12.7-12.4-12.3-12.1-12.3-12.4-12.2-11.3-12.0-11.8
2016 7.3-11.2-11.2-12.8-12.6-12.2-12.3-12.4-12.0-11.7-11.5-11.5-11.9
2015 7.1-11.5-11.7-12.3-11.9-11.8-12.0-12.5-12.2-11.7-11.6-11.4-12.0
2014 7.1-11.6-11.2-12.6-12.5-12.4-12.4-12.3-11.8-11.9-11.8-11.4-12.0
2013 7.6-10.9-11.0-12.2-12.3-12.2-12.1-12.0-12.0-12.1-11.8-11.5-11.9
2012 7.2-11.1-11.1-12.0-12.0-12.1-12.7-13.2-12.6-11.8-11.1-11.6-12.1
2011 7.0-10.9-11.0-12.4-12.7-12.4-12.1-12.3-12.4-12.6-11.4-12.1-13.2
2010 7.2-11.5-11.9-13.0-13.2-13.1-12.8-12.8-12.9-12.4-11.4-10.8-11.8

過去10年の平均ラップタイム
7.24-11.21-11.28-12.49-12.40-12.22-12.23-12.39-12.19-11.99-11.53-11.56-12.03
2.30.76




ラップ傾向

(過去記事の転載)

ラップタイムを見ると、前半はミドルペースくらいの流れで、道中は極端に
緩む場面がなくある程度締まった展開になり、上がりはロングスパート気味
&ラスト3Fで一気に加速して→直線はやや右肩下がり…という形。

このレースの特徴は、とにかくこの距離としては道中水準が高いということで、
何よりもまずは持久力が重視されるため、それによって地力の低い馬が自然と
振るい落とされる格好になる。
(その点がハンデ戦にも関わらず実績馬の好走が目立つ結果につながっている)

また、道中の厳しさに加えて上がりの部分に関しても、徐々にペースアップする
形から→勝負所で一気に加速という形になり、要は早い段階で力を使い切って→
その後の惰性勝負になるイメージで、その点でもやはり、純粋な持久力が重要な
要素になることは間違いない。


好走する条件
・高い持久力があること



予想


◎オセアグレイト
ダイヤモンドSは、道中が極端に締まった展開。その中で自身は好位から流れに
しっかりつき合っての3着。最後は少し離されたものの、はっきり差し馬が浮上
したレースだし、高い持久力を示したと言っていいはず。
前走に関しては、完全な直線勝負という中で、最終的には後ろから数えた方が
早い所まで位置取りを下げて→前を残しただけ。度外視できる。
今回は鞍上強化。(野中Jも悪くないと思うが、ここ2戦は展開に対して逆境の
立場になってしまっている点で、仕方ないか…)
外枠は微妙だが、ダービー同様にあまり気にせず、シンプルに力で。

○ゴールドギア
前走は、前半は落ち着いた流れだったが、道中が締まって、後半(風の影響も
あって)早めにペースアップする展開。その中でこの馬は、後方から進めて、
早い段階で少し押し上げつつ→しっかりとした決め手を発揮しての差し切り。
その時のパフォーマンスは、ここでも十分上位に扱えるし、右肩下がりの直線
…という部分でも、ここの展開にはつながって良さそう。
人気も程々で、斤量は軽い。注目しておきたい。

▲ボスジラ
早春Sは、1頭が飛ばした格好で、後続は実質的にロングスパートの展開。
その中でこの馬は、道中を高い水準で進めつつ→上がりをしっかりとまとめての
勝利。パフォーマンスは十分に高いものを示しているし、ここでも普通に上位。
前走に関しては、後半ビッシリという展開の中で外を回す形。最後続かなかった
ことは仕方がないし、とりあえず度外視できる。
ディープ産駒だが、この兄弟だけは元々別の性質。巻き返しに期待したい。

注タイセイトレイル
阪神大賞典は、番手から、キセキに突っ掛けられる相当に厳しい立場。それでも
その相手は抑え込んでいる訳だし、6着でもむしろ力を示したイメージ。
そのレースも含めて、(決め切る脚がないため)一発まではないが、相手なりに
常に堅実な走りを見せている馬で、ここでも当然扱いは上位になる。
距離ロスしないことが重要なタイプ的に内枠はプラスだし、注目はしたい。

△キングオブコージ
距離延長して3連勝。その実力と長いところへの適性は当然認めるべきだし、
やはり有力な存在とは言えそう。
しかしそれらのレースは(前半はそれなりに脚を使ってはいるが)道中しっかり
落ち着いた展開ばかり。マイル戦では厳しい展開でも結果を出せているので、
杞憂に終わるのかも知れないが、裏付け的に、今回は相手までにしておきたい。

△ノーブルマーズ
この舞台では、道中水準が高くなった一昨年の目黒記念で2着。逆に落ち着いた
流れのアルゼンチン共和国杯ではキッチリと切れ負け(×2)。
要は、地力はあるが展開に左右される…というタイプ。
その点、今回は速くなりそうなメンバー構成ではないし、どうか?とはなるが、
フルゲートで、ただの直線勝負というのも考えづらい。相手には一応考えたい。

△ステイフーリッシュ
地力はしっかりと示している馬で、昔のようなテンションぎりぎり感…とかも
今はないので、距離延長も問題ないはず。
しかし基本的には持続力の方に寄ったタイプではあり、東京自体、結果を出した
ことがない舞台。さすがにピッタリという訳にはいかない。相手まで。
(個人的に好きな馬ではあり、応援する立場からは、逃げろ!と言いたい)



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