2020年6月13日土曜日

エプソムカップ展望(ラップ傾向&予想)2020



まとめ
  • 道中がある程度流れつつ、勝負所はしっかりと加速する展開。
  • 切れ&持続力をバランス良く備えていることが必要。
  • 予想◎ソーグリッタリング

過去のラップタイム

2019 13.5-12.2-12.7-12.9-12.6-12.3-11.0-10.8-11.1
2018 12.8-11.1-11.5-12.3-11.9-11.9-11.6-11.8-12.5
2017 12.8-11.4-11.9-12.1-11.5-11.7-10.8-11.6-12.1
2016 12.9-11.3-12.1-12.2-12.0-11.8-11.0-11.4-11.5
2015 12.9-11.3-11.4-11.9-11.7-11.6-11.2-11.2-12.2
2014 12.7-11.4-11.8-12.2-12.1-11.8-11.2-11.3-11.7
2013 12.7-10.8-11.6-11.8-12.0-12.1-12.0-11.2-11.5
2012 12.7-11.0-11.6-11.9-12.0-11.9-11.4-11.6-12.6
2011 12.6-11.1-11.7-12.2-12.0-12.4-11.6-11.4-12.3
2010 12.7-10.9-11.5-12.0-11.8-12.0-11.5-11.3-12.4

過去10年の平均ラップタイム
12.83-11.25-11.78-12.15-11.96-11.95-11.33-11.36-11.99
1.46.60




ラップ傾向

(過去記事の一部修正)

ラップタイムを見ると、前半はミドルペースくらいの流れで、道中は年によって
バラついてはいるが、基本的には淀みのない展開になることが多く、ラスト3Fで
一気に加速して、終いだけ少し落ちる形。

このレースの特徴は、まずは(前半~)道中がある程度流れる…という部分で、
(勝ち負けを意識出来る範囲で追走した場合)レースを通して一定水準以上の
スピード領域に居続ける必要がある。

そして、その流れの中でも(このコースだけに)勝負所ではしっかり加速が入る
ため、適性的には切れと持続力をバランス良く備えていることが重要になる。

したがって、単純に上がりのみの馬はもちろん、シブとく粘り通すだけの馬では
ここでは足りなくて、その手のタイプは上手くいっても2、3着までという考え
方をしておきたい。(可能性があるのはおそらく後者だけだが…)


好走する条件
・切れ&持続力があること



予想


◎ソーグリッタリング
前走は、後半かなり長い脚が問われる展開で、最後は差し馬がしっかりと浮上。
その中でこの馬は、ある程度好位から→クビ差に粘っての2着。地力を示した。
昨年ここでは超スロー戦で3着。得意とは言えない決め手勝負でも崩れないので
あれば、やはり一定の信頼は置いて良さそう。
実を言うと昨年も本命。この手のタイプを2年連続で推して→同じ失敗を繰り
返すのか?と逡巡する部分もあるのだが、その時よりも近走はパフォーマンスを
上げている中で、人気は落としている状況。むしろ今年こそ…ということで。

○サトノアーサー
一昨年ここを勝利。その時は前半引っ張られる展開の中で、上がりをしっかりと
まとめての差し切り。パフォーマンスも高くなっているし、当然上位に扱える。
長期休養後は、崩れることはなかったものの、内容的に少し落としていた雰囲気
だが、ここ2走は一昨年と同じくらいの水準まで戻ってきているし、力は十分に
出せて良さそうに思える。
ディープ産駒だが道悪が残っても問題はないタイプ。シンプルに好走に期待。

▲アイスストーム
前走は、武豊Jが全盛期(と言っては失礼だが)に良くやっていた、(斜めに
走った方が速い特性を活かした)内に切り込みながら→末を伸ばす技が炸裂した
イメージだが、単純に考えて、道中~上がりで高いパフォーマンスを発揮。
道悪が残った場合にどうか?というところはあるが、リズム良く脚を回転させる
タイプ的に、(所謂)非根幹距離的なレースには合うイメージだし、ここも浮上
する可能性はしっかり考えておきたい。

注レイエンダ
前走では、ロスのない内容とは言え、マイルの締まった展開に対応して3着。
それまで急かされる展開は微妙…というところがあったタイプ的に、大きな収穫
だったと言えるし、1F延長して追走が楽になれば、前進もあって良さそう。
昨年のスロー戦とは当然違う性質のレースにはなるだろうが、好走の可能性は
やはり考えておきたい存在。

△サラキア
昨年2着。その時は超スローでの逃げ粘りで、さすがにつながりは微妙だが、
その後も、(直線完全にやめた愛知杯を除けば)常に一定水準以上と言っていい
パフォーマンスは発揮出来ている馬。やはり上位には扱いたい。
あとは馬場がどの程度に収まるのか?といったところだが、昨年も結局稍重では
あったし、極端な道悪が残ることさえなければ、力は出せてもいいのでは。

△ピースワンパラディ
青葉賞3着馬で、馬券圏内を外したことがなく…という経歴。
その馬が弱かろうはずはないが、条件戦で勝っても負けても僅差…という状況
だと、どうしても指数は伸びてこない。
その点で、扱いとしては結局ここまでになるのだが、走りから地の強さは感じ
させるタイプ。あっさりパフォーマンスを更新して…という可能性は考えたい。



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