- 前半~道中が締まって→最後は落ち込む展開。
- 持久力&持続力が問われた。
エプソムC結果
1 | ダイワキャグニー | 1.47.7 | 36.1 | 03-02-02 |
2 | ソーグリッタリング | 1.47.9 | 36.0 | 06-05-04 |
3 | トーラスジェミニ | 1.47.9 | 36.7 | 01-01-01 |
4 | アンドラステ | 1.47.9 | 35.6 | 06-08-07 |
5 | アトミックフォース | 1.48.0 | 36.3 | 02-03-03 |
6 | サトノアーサー | 1.48.0 | 35.8 | 09-08-07 |
天候:曇 芝:不良
上り4F:48.6 3F:36.5
前半1000m:59.1
12.5-11.2-11.6-11.9-11.9-12.1-11.8-11.9-12.8
レースラップ分析&雑感
ラップタイムを見ると、前半からしっかりと流れて、道中もなかなかスピードが
落ちない展開。勝負所では大きな加速は入らずに→最後は落ち込んだ。
今回の特徴は、(掛かる馬場を考えれば特に)前半~道中が締まったこと。
淀みのない流れから→最後は粘り勝負になり、適性的には当然持久力&持続力が
問われた。
位置取り&コース取り的には、好位&内寄りの馬がハッキリと優勢に。
この日は直線で馬群全体が内を大きく空けるレースが目立っていたが、実際には
インを突いての好走も普通にあった(ほぼレーンJだが)。
その中でこのレースでは、直前の10Rで唯一インを突いた馬が勝ち切ったことが
引き金になったのか、前が外に向かうことはせず→内でそのまま押し通した形。
雨が上がって多少変化した部分もあったかも知れないが、ジョッキーたちが荒れ
馬場に敏感になり過ぎていた可能性はありそうで、シンプルに距離ロスを抑えた
方が(実は)正解だったのかも知れない。
この先に向けては、今回は厳しい展開ではあったので、上位陣にとっても地力の
裏付けとしてしっかり機能していくだろうし、その一方で外を回して負けた馬の
巻き返しにも一応注目はしてみたいところ。それぞれの挙動をチェックしたい。
各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察
ダイワキャグニー
走る毎に(自分の中の)イメージがブレていくような馬だが…。
とりあえず今回は、時計が掛かり、内が荒れている状態ではあるものの、むしろ
内優勢という馬場。その中での締まった展開からの→粘り勝負。
(結果的に)ジャパンCで粘り込んだ時と近い条件での勝利で、JC6着馬の
本領発揮…といったところ。
この馬自身、東京巧者であることは間違いないだろうが、個人的にその理由は
"坂上での強さ"という見方をしていて(繋の形状由来のバネで→惰性が効く)、
スローの金鯱賞1戦しか経験はないが、おそらく中京巧者でもある。
差し馬がハマる状況では厳しくなることもあるが、今回のように後ろがコケる
状況や、シンプルな後傾戦などでの"止まらない"強み。この先も展開や馬場を
見極めた上で(それが断トツで難しいが)注目はしていきたい。
アンドラステ
他の上位がコーナーを比較的ロスなく回しつつ→直線は馬場の3~4分所までを
通って来たのに対して、この馬は勝負所外を回して→直線(途中からは少し切り
込んだが)外寄りから唯一の浮上。
オルフェーヴル産駒でこの馬場への適性もあっただろうが、他の外差し勢は直線
半ばで早々と諦めていた訳だし、4着でもこれは価値が高そう。
全体のパフォーマンスも当然しっかりと更新して、道中水準の部分の裏付けも
2~3枚くらい一気に更新。次戦以降、当然その活躍に期待したいところ。
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