- 前半が速くなり、上がりは"耐える"戦いになる。
- 持久力が問われる。
- 予想◎メイショウショウブ
過去のラップタイム
2019 12.3-11.0-11.1-11.3-11.0-11.7 34.4-34.02018 11.8-10.4-10.9-11.3-11.3-11.9 33.1-34.5
2017 11.7-10.1-10.4-11.0-11.4-12.2 32.2-34.6
2016 11.8-10.6-11.0-11.5-11.3-11.6 33.4-34.4
2015 11.7-10.3-11.0-11.6-11.8-11.9 33.0-35.3
2014 11.9-10.8-11.1-11.4-11.3-12.0 33.8-34.7
2013 12.0-10.7-11.4-11.6-11.0-11.8 34.1-34.4
2012 12.1-10.8-11.4-11.9-11.4-11.8 34.3-35.1
2011 11.8-10.4-10.9-11.5-11.4-12.0 33.1-34.9
2010 12.0-10.2-10.9-11.6-11.4-12.1 33.1-35.1
過去10年の平均ラップタイム
11.91-10.53-11.01-11.47-11.33-11.90
1.08.15 33.45-34.70
ラップ傾向
(過去記事の転載)過去のラップタイムを見ると、前半がかなり速くなり、勝負所では一応加速する
場面はあるものの、前傾度の高い展開となっている。
ここの特徴はやはり前半の速さで、コース形状的には前半が上り坂になっている
にも関わらず、直線の短さが意識されるからか、どうしてもペースが上がって、
(額面以上に)かなり厳しい流れになっている。
この展開なので、脚質的にはまずは差し馬の浮上を考えたくなるのだが、過去の
結果を見ると、内容的に前傾のパフォーマンスで好位から押し切る形での勝利が
目立っている。
つまりここでは、ハイペースをしっかり追走できて、終いをしっかり耐え切る
というような、持久力に優れたタイプが中心になると見ておきたい。
※近年は馬場の良化で上がりが速くなり、平均ラップも徐々にフラットな形に
近づきつつあるが、小回り&直線の短さという、真っ直ぐには全力を出しづらい
構造のためか、直線は結局"耐える"戦いになっている印象。
⇒重視すべき適性は特に変える必要がなさそう。
好走する条件
・持久力があること
予想
裏付けのある馬は結構多いが、差し馬が目立つ。
基本は前寄りの馬に置いてみたい。
◎メイショウショウブ
阪神Cは、締まった流れになり、基本的に中団以降に控えた馬が浮上した中で、
好位から粘り込んでの3着。高い地力を示した。
その時の6F通過は1分7秒9。元々は後傾の展開でも出来ていた馬だが、近走は
全く溜めが効かなくなっている雰囲気で、ラスト1Fまで頑張って→終了の競馬に
なっていることも含め、今回の距離短縮はかなりプラスに働くのでは。
2桁着順が続いたことで当然妙味はあるし、ここは推し切ってみたい。
○ダイアトニック
高松宮記念は、大きな不利がありつつも、高い持続力を発揮して好走。
展開的に7Fタイプに向いた(元々そういう舞台だが)という部分はあったが、
そのパフォーマンスは高く出ているし、やはり上位扱いにはなる。
今回は58kg。実際にここのスピードにしっかりと対応出来るか?という点でも
1つの試金石とは言えるが、今の状態ならばアッサリもあり得る。当然注目。
▲フィアーノロマーノ
阪急杯は、締まった流れで、最後は差し馬がしっかりと浮上。その中で自身は
1桁の通過順から(繰り上がっての)2着。この馬より前から進めて→ある程度
粘った2頭(ダイアトニック、クリノガウディー)は、高松宮記念でも好走して
いる訳だし、距離短縮へのつながりはやはり考えてみたいところ。
現状スピードへの対応という課題はあるが、高い評価にはしておきたい。
注ジョーマンデリン
同舞台の前走は、速い流れで、他は差し馬もしっかりと浮上した中、好位から
進めつつ→押し通しての勝利。そのパフォーマンスを考えればここでも上位。
昨年もこの舞台では3つ連続で結果を残していて、単純に適性は高そうだし、
少しでも好位につけられる可能性だけを考えても、今回は加点できる。
連闘にはなるが、むしろその意気込みを高く買って。
△グランドボヌール
オーシャンSで4着。前からは少し離された格好だし、この馬と3着を争った
タワーオブロンドンも今春は精彩を欠いている点で、どこまで評価するか?は
微妙だが、それでも自身単独のパフォーマンスは悪くない。
差し馬が目立つメンバーの中では、位置取り的なアドバンテージも大きくなる
だろうし、一応相手には考えておきたい。
△アリンナ
前走は、展開的にはハマった部分はあるが、締まった流れの中でしっかりと浮上
しての→差し切り。そのパフォーマンスは十分に高くなっている。
基本的に引っ張られてこそ。今回の条件に対しては位置取り的にどうか?という
部分はあるが、元々は流れに乗る競馬も出来ていた馬だし、少しでも積極的な
競馬を選択するのであれば、最後に食い込んでくる可能性は考えておきたい。
△ライトオンキュー
キーンランドCは、位置取り的にはハマった部分もあるものの、厳しい展開を
しっかり浮上して4着。そこで示した地力と、他のレースで示している持続力や
決め手を考えれば、ここではやはり上位の存在ということになる。
今回は久々で、展開に対する位置取り的にもどうか?という点で、この位置には
なったが、浮上の可能性は当然考えておきたい。
△シヴァージ
2走前は、実質的に前半かなり速い展開をしっかり浮上しての差し切り。
単純にその時のパフォーマンスは高く、持久力勝負での強さは認めたいところ。
問題は今の状況で間に合うかどうか?だが、前走・高松宮記念では、溜めれば
その分だけの決め手を発揮できることを示したし、なくはない…という雰囲気。
相手にはやはりピックアップしておきたい存在。
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