- やや落ち着いた入り方から、後半徐々に加速していく展開。
- 切れ&持続力をバランス良く備えていることが必要。
- (今年は厳しい展開を想定)
- 予想◎ラヴズオンリーユー
過去のラップタイム
2019 12.5-11.5-12.2-12.2-12.0-12.0-11.9-11.5-11.5-12.32018 12.1-10.5-11.6-12.0-12.0-11.9-11.8-11.7-11.6-12.0
2017 12.6-11.6-12.7-12.5-12.2-12.0-11.7-11.5-11.0-11.6
2016 12.6-11.3-12.0-11.7-11.4-11.8-11.7-11.6-11.3-12.2
2015 12.3-10.9-12.4-11.9-12.0-12.0-11.9-11.8-11.5-12.1
2014 12.4-10.9-12.4-12.9-12.0-11.9-11.6-11.6-11.5-11.9
2013 12.5-11.4-12.5-12.6-11.4-11.9-11.9-11.3-11.4-12.0
2012 12.7-11.3-13.0-12.8-12.5-12.5-11.9-11.2-10.6-11.6
過去8年の平均ラップタイム
12.46-11.18-12.35-12.33-11.94-12.00-11.80-11.53-11.30-11.96
(0.19 -0.37 -0.43 -0.44 -0.37 -0.21 -0.12 -0.20 -0.34 -0.26)←バラつき
1.58.84
ラップ傾向
(過去記事のごく一部修正)ラップタイムを見ると、前半はミドルペース~ややゆったりとした流れから、
道中である程度ペースが整えられつつ→そこから直線に掛けて徐々に加速して
いく…という形。
頭数があまり揃わないケースも多く、(ラップのバラつきが大きくなっている
ように)前半のペースは、正直走ってみなければ分からない。
しかし後半のバラつきは比較的小さくなり、特に勝負所での、少し早めの仕掛け
から→ある程度加速が入る…という点は各年で共通している。
したがってここでは、まずは開幕馬場なので、絶対的なスピード水準に対応
出来ることを前提として、適性的には、切れと持続力をバランス良く備えて
いるタイプを中心に考えておきたい。
好走の条件
・切れ&持続力をバランス良く備えていること
予想
久々のフルゲート。その中で前走が中途半端な内容になったブラックスピネル、
52kgのキメラヴェリテ、他にもサイモンラムセスやサトノフェイバーがいて
…と、単純に速くなりそう。⇒少し持久力の方にシフトして考えたいところ。
馬場に関しては、先週「今年は普段より長い状態の開催が目立っている」ことを
書いてみたら…、何とこの開催の阪神は例年よりも2~4cm短い芝。
今年は7月まで開催が続く中で…解せない。
(アーモンドアイを呼び込むため?とか勘繰りたくなる)
ともかく、元々このレースは多くの年で(時期的に)大阪杯よりも時計が速く
なるのがデフォルトではあり、その中で短く刈られた芝での施行。
今年の大阪杯は58秒台。超々高速決着かも。
◎ラヴズオンリーユー
ヴィクトリアマイルは、久々の状態で、(道中の締まった)流れに乗り切れない
ままに終わってしまった感じだが、自身としては過去最速の上がりを使っている
訳だし、パフォーマンス自体は全く悪くない。
元々高速決着&やや持続寄りのオークスを勝ち切っている馬で、適性的に今回の
条件にはハマって良さそうだし、叩き2走目で上積みも当然考えられる。
G1馬でも斤量の加算はなく(だからこその参戦だろうが)、ここはシンプルに
巻き返しに期待しておきたい。
○テリトーリアル
中山金杯は、ロスなく回してきた格好だが、道中~上がりで持続力を発揮しての
3着。それと(昨年の)都大路Sのスピードレースで2着に食い込んだ内容を
合わせて考えれば、ここでも十分上位に扱える。
外枠だとチャレンジCのような無理な競馬になる恐れもあったが、内寄りの枠を
確保したし、流れを感じつつ→中団(前寄り)でじっくりという競馬なら。
▲トリコロールブルー
ここではレコード決着になった2年前に3着。その時は外寄りを回してきた内容
だったし、前2頭からは少しだけ離されているものの十分に評価はできる。
前走でも、締まった展開の中で、自身も道中~上がりで高いパフォーマンスを
発揮しているし、この手の舞台では1つ強さのあるタイプ。
今回は久々の状態がどうか?という部分はあるが、注目はしておきたい。
注レッドジェニアル
大阪杯は、上位に対しては完全に伸び負けた格好の8着だったが、自身が道中~
上がりで示したパフォーマンスは十分。この相手になれば普通に上位に扱える。
そのレースも含めて、ハッキリとした後傾の展開では難しく、少なくとも前後半
イーブンくらいでは流れて欲しいタイプで、実際に引っ張られた場合には後の
ダービー馬にも勝った馬。今回、流れての→浮上はあってもいいはず。注目。
△ドミナートゥス
前走は、かなり厳しい展開の中で、前半かなり脚を使いつつ→勝負所も攻める
内容で2着。復活!と言っていい強い内容を見せた。
今回外寄りの枠から、あまり積極的に出して行くと厳しくなるかも知れないが、
粘り強そうな"脚"が持ち味で(そこが腱に負担が掛かったのかも知れないが)、
タイプ的に展開自体はこなせても良さそう。注目はしたい。
△サトノルークス
G2&G1で連続2着。当然1つの格は備えている馬だし、元々(当時の500万
条件で)厳しい展開の中でも強さを見せていて、今回引っ張られる形から→浮上
する可能性は十分にありそう。
しかしスピードレース想定の中で大外枠。頭数も多く、内に入れる…というのも
なかなか難しそうではあり、ここは相手の1頭までに止めたい。
△レッドガラン
逆瀬川Sは、11秒台を刻み続ける展開の中で、自身も道中速いラップで進めつつ
→しっかりとした決め手を発揮しての勝利。
その内容はここにつながっていいし、とりあえず上位には扱っておきたい存在。
前走の10F戦であと1つ伸び切れなかった内容と、外寄りの枠を引いた部分で、
評価としては上げ切れなかったが、相手には考えたい。
☆キメラヴェリテ
ハッキリと前に行く馬で、厳しい展開を想定した中では、当然難しさはある。
しかし、それでも…と思わせるくらいに同舞台・若葉Sの内容は良くて、その時
から4kgも軽くなる斤量を考えると、一応ピックアップはしたくなる。
皐月賞のような緩急をつける形ではなく、速い馬場の中で(無理をし過ぎない
程度に)締める内容ならば、粘り込む可能性も一応あっていいのかも。
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