2020年7月17日金曜日

函館2歳ステークス展望(ラップ傾向&予想)2020



まとめ
  • 前半がある程度速くなって、上がりは粘り勝負になる。
  • スピード&持久力が問われる。
  • 予想◎カイザーノヴァ

過去のラップタイム

2019 12.2-10.4-11.0-11.5-11.7-12.4 33.6-35.6
2018 12.1-10.6-11.2-11.7-11.6-12.2 33.9-35.5
2017 12.1-10.7-11.7-11.6-11.6-12.3 34.5-35.5
2016 11.7-10.7-11.1-11.6-12.0-12.1 33.5-35.7
2015 12.2-10.6-11.3-12.0-12.3-12.2 34.1-36.5
2014 12.1-10.6-11.4-12.0-11.9-12.2 34.1-36.1
2013 12.0-10.4-11.3-11.7-11.8-12.4 33.7-35.9
2012 12.0-10.7-11.4-12.1-11.7-12.5 34.1-36.3
2011 12.0-10.6-11.5-12.2-12.1-12.4 34.1-36.7
2010 12.1-10.9-12.0-12.0-12.0-12.2 35.0-36.2

過去10年の平均ラップタイム
12.05-10.62-11.39-11.84-11.87-12.29
1.10.06 34.06-36.00




ラップ傾向

(過去記事の転載)

ラップタイムを見ると、前半がある程度速くなって、(勝負所で多少踏み止まる
場合もあるが)基本的に2F目以降はしっかりと減速して行く展開になっている。

このレースの特徴はやはり前半の速さで、(コース自体の特徴でもあるが、この
時期の馬のレースということで尚更)最後はラップがしっかり落ちてからの粘り
勝負…という印象が強い。

実際に過去の勝ち馬を見ても、そのほとんどがかなりの前傾のパフォーマンスを
示す格好で勝利していて、速いペースへの対応力と、上がりの部分での持久力が
ここではどうしても必要になる。


好走する条件
・スピード&持久力があること



予想


このレースは、結局上積み勝負のところがある中で、往々にして人気を裏切る
のは、馬格のない馬だったりもする。その点で少し柔軟に考えて。

◎カイザーノヴァ
新馬戦は、ダッシュはイマイチだったが、前半速い展開の中で、(制裁を食らう
ような強引な騎乗だったが)後半猛然と迫っての→差し切り。
馬に関しては、シンプルに強い…という印象を受けた。
今回は連闘での重賞挑戦となるが、馬体はまだまだ緩く見えたので、上積みは
十分あって良さそうだし、ここは更なる前進に期待して、推し切ってみたい。

○モンファボリ
新馬戦は、速いペースでの逃げから→上がりをしっかりとまとめての圧勝。
単純にそのパフォーマンスは高く、ヨコの比較では普通にナンバーワン。
当然、本来は本命でいいところなのだが、馬格がないタイプで、1ヶ月経って
少し進んだ馬場で前進を示せるかどうか?という部分はある。
その点で今回は1つだけ下げておく。

▲リキサントライ
スローモーションかのようなパドックでの歩様。スプリント戦を走る馬としては
おっとりし過ぎな印象を受けるタイプ。
しかしその分、走る毎の上積みは大きい…という雰囲気で、前走の速い流れを→
押し通した内容であれば、ここでも十分上位に扱える。
連闘だが、更に前進してくる可能性はあるだろうし、注目はしておきたい。

注ラヴケリー
新馬戦は、ペースの割りに他がサボり過ぎ…というのはあったが、自身としては
ブレない走りで、後半しっかり押し通しての完勝。
現時点ではペース耐性などは未知数だが、パフォーマンス的には十分に上位に
扱えるし、走りの印象から、ここで前進を示す可能性もあって良さそう。
少し控える形から→末をまとめる競馬が出来れば、尚良し。

△フォドラ
新馬戦は、前後半イーブンに近い内容でまとめての勝利。斤量は軽かったが、
その分を考慮しても、パフォーマンス的には十分上位に扱える。
馬格がなくて、2戦目でどれだけ積み上げてこられるか?というのはあるが、
上がりをしっかりまとめられる…というのは、1つ威張れる部分。
速いペースへの対応が問題なければ、好走の可能性は普通にありそう。

△ディープエコロジー
新馬戦は、前半速いペースで進めつつ→しっかり粘っての勝利。そこで示した
パフォーマンスを考えれば、ここでも上位に扱える。
直線でもう一脚を使えるか?という部分はあるが、母父のディープインパクトが
見た目に出ている分、最後の惰性は効きそうなので、(他も脚が上がった上で)
競り合う状況になれば、粘り込めていいのかも。

△ホーキーポーキー
新馬戦は、モンファボリに大きく離されたが、自身のパフォーマンスは、他と
比べれば決して見劣るものではない。十分上位。
ここはその完敗した相手がいるし、2戦目で大きな前進を示した…という訳では
ないので、評価としては結局ピックアップするところまで…とはなったが、一応
注目はしておきたい存在。



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