2020年7月18日土曜日

函館記念展望(ラップ傾向&予想)2020



まとめ
  • 前半ある程度速く、その後も淀みのない展開が基本。
  • 持久力&持続力が問われる。
  • 予想◎マイネルファンロン

過去のラップタイム

2019 12.7-11.7-11.9-11.7-11.8-11.9-12.0-12.0-11.6-12.3
2018 12.2-10.9-12.0-12.6-12.6-12.4-12.1-11.6-11.6-11.8
2017 12.5-11.1-12.0-12.4-12.6-12.3-12.1-12.2-11.8-12.2
2016 12.3-11.0-12.0-12.4-12.3-11.6-11.9-11.7-11.9-11.9
2015 12.6-10.8-11.5-11.7-12.0-11.9-11.8-12.1-12.1-12.6
2014 12.3-11.3-12.2-12.0-11.8-11.7-12.0-11.8-12.3-12.7
2013 12.2-11.0-11.7-11.8-12.1-12.1-12.0-12.0-11.6-12.1
2012 12.5-10.8-11.6-12.0-12.2-12.4-12.4-12.3-11.8-12.4
2011 12.2-11.0-11.5-12.2-12.8-12.4-12.3-12.0-11.8-12.1
2010 12.3-11.0-11.2-11.5-11.8-12.1-12.6-12.4-11.4-12.2

過去10年の平均ラップタイム
12.38-11.06-11.76-12.03-12.20-12.08-12.12-12.01-11.79-12.23
1.59.66




ラップ傾向

(過去記事の転載)

過去のラップタイムを見ると、前半やや速いくらいの流れで、その後は基本的に
淀みのない展開となり、(勝負所で一応の加速は示すものの)道中~上がりは
フラットに近い形をしている。

このレースは、前半からある程度引っ張られて、尚且つ道中は(向こう正面の
上り坂というコース形状にも関わらず)ほぼ緩む場面のない展開になっていて、
ラップの見た目以上の水準で流れる…というのが特徴的。

つまり前半~道中で、なかなか息を入れられない展開になるため、明らかに切れ
というよりも持久力&持続力が重視される舞台だと言える。

そしてペースと馬場次第では、上がり不問の完全な持久力勝負という展開さえも
あり得て、他力本願的な差し馬でも届く可能性がある。
したがってここでは上がりの速い脚はなくても、とにかく地が強く、バテない
タイプを中心に考えたいところ。


好走する条件
・持久力&持続力があること



予想


◎マイネルファンロン
福島民報杯は、極端に前傾の展開の中で、積極的にポジションを上げつつ、早め
先頭から→ラスト100mくらいまでは粘った内容。高い地力を示した。
前走に関しては、内を通った馬が優勢になった中で、中団後ろから→ぶん回した
格好で度外視できるし、昨年2着したここでの巻き返しは十分あって良さそう。
鞍上も土曜に久々の重賞制覇。とりあえずは同じ競馬でいい。期待したい。

○トーラスジェミニ
前走は落ち着いて入っての→押し切りだが、前々走エプソムCは、厳しい展開を
作っての→粘り込み。1F距離は違うものの、後者の内容ならば、計算上ここでも
十分に残れていい水準で、やはり有力な存在になる。
競合するかも知れない馬はいるものの、単純な"速さ"ではこちらが1つ抜けて
いるし、程々の"厳しい"ペースで締めつつ→押し通す可能性は考えたい。

▲ベストアプローチ
前走は、故障による2年以上の休み明け。後半締まった形の上がり勝負で、押し
上げづらさがあった中、勝負所最速…的な内容。十分に見せ場は作った。
元々は道中が締まった展開の青葉賞で好走している馬で、体力はあるし、9Fと
比べれば、前半の方に寄った展開になる10Fでの前進は期待できる。
結局のところ、叩いての上積み次第ではあるが、可能性は当然考えたい存在。

注ニシノデイジー
前走は、自身の型を崩した積極策で、かなり締まった展開の中で終始外々。
とりあえずは度外視できるし、その前の2戦に関しても、不利があったり、切れ
負けしたり…と、特に悪い内容ではない。
馬格の割りにキビキビと脚を使うタイプで、単純に北海道は合っていそうだし、
先週は旧友のナイママも久々の北海道で勝利。この馬も続く…かも。

△プレシャスブルー
新潟大賞典は、最後落ち込んだ区間でしっかりと迫っての3着。そこの上位は
その後のレースでも目立っているし、この馬もやはり注目はしたくなる。
福島民報杯の内容から、あまり引っ張られてどうか?というのはあるし、上手く
受け流せたとしても単純に間に合うか?というのもあるが、とりあえず相手には
考えておきたい存在。

△レイホーロマンス
あと1つ馬券には絡めないものの、これまで牡馬相手でも、貰ったハンデの分は
しっかりと走ってきた馬。
基本的には引っ張られてこそ…というタイプで、適性は合うし、比較的ここに
近い展開だった愛知杯の内容ならば、ピッタリはまる可能性もありそう。
勝ち負けはともかく、相手候補には当然考えておきたい。



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