2020年7月5日日曜日

ラジオNIKKEI賞展望(ラップ傾向&予想)2020



まとめ
  • 前半ある程度引っ張られつつ、後半は長い脚を使う展開。
  • 持久力&末脚の持続力が問われる。
  • 予想◎ディープキング

過去のラップタイム

2019 12.6-11.1-12.2-12.6-12.5-12.3-12.4-11.9-12.2
2018 12.2-10.4-11.6-12.1-12.4-12.3-11.9-11.6-11.6
2017 12.6-10.9-11.8-12.2-12.0-11.7-11.9-11.6-11.9
2016 12.4-10.6-12.3-11.9-12.4-12.4-11.8-11.5-11.7
2015 12.4-10.4-12.2-12.3-12.2-11.8-11.8-11.6-11.7
2014 12.2-10.4-11.6-11.9-12.1-12.3-12.0-11.7-11.7
2013 12.5-10.9-12.4-12.5-12.2-12.2-11.5-11.5-12.2
2012 12.4-11.2-11.9-12.6-12.4-12.2-11.7-11.5-12.0
2011 12.3-11.8-11.5-12.2-11.9-12.1-12.0-11.4-11.7 中山開催
2010 12.6-11.5-11.4-12.6-12.3-11.5-11.6-11.7-12.1

過去10年の平均ラップタイム(2011年は除く)
12.43-10.82-11.93-12.30-12.28-12.08-11.84-11.62-11.90
1.47.21




ラップ傾向

(過去記事の転載)

ラップタイムを見ると、前半はミドルペース~やや速いくらいの流れで、道中は
2コーナー~向こう正面が少しだけ落ち着く展開。その後ラスト4Fから徐々に
ペースアップして→最後まである程度のスピードを維持する形。

ここの特徴は、まずは"仕掛けの早さ"という部分で、適性として、末の持続力を
備えていなければとりあえずは話にならない。
また展開的に、前半である程度引っ張られることから、(レース後半まで余力を
残すために)一定の持久力もやはり必要になる。

脚質的には、先行も差しも決まってはいるが、あまり後方からでは難しいので、
差し馬であっても道中からある程度捲くって行けるくらいの、やはり長い脚を
使えるタイプでなければ厳しくなりそう。


好走する条件
・一定の持久力&末脚の持続力が必要



予想


前走逃げた馬が6頭。2&3番手の馬が5頭。パンサラッサのような馬もいる。
それぞれの思惑はあるだろうし、実際のペースは分からないが、前半or道中で
引っ張られた経験は問いたい。

◎ディープキング
前走は、大逃げの相手には押し切られたものの、自身としては道中~上がりで
高いパフォーマンスを発揮。その内容はここでも普通に上位扱いになる。
未勝利戦も、前半で引っ張られるリズムの中で、しっかり持続させて完勝して
いるし、脚の使い方的にもここにはハマって良さそう。
斤量は軽く、人気も程々。ここは推し切ってみたい。

○サクラトゥジュール
3走前は、前半は歩いた格好だが、道中~上がりで高いパフォーマンスを発揮。
勝ち馬には少し離されたが、その相手は直後の皐月賞でも好走している訳だし、
前半掛かっていたことを考えれば、やはり一定の評価はできる。
マイルでのハイパフォーマンスを考えると、本来ここでは(指数的に)頭1つ
抜ける存在だが、このレースはどちらかと言うと10F的なリズム。1つ下げる。

▲ルリアン
前走は、前半はゆったりと入った形だが、道中をまずまずの水準で進めつつ→
上がりをしっかりまとめての勝利。それと前々走の、前半引っ張られる展開から
→持続力を発揮した内容を合わせて考えれば、ここの展開は十分こなせそう。
今年は結構裏付けのある馬が多いので、道中の部分でもう1つ上のものを示して
いれば…というのはあるが、キズナ産駒、この手の舞台は合いそうなので。

注パラスアテナ
前走は、前半引っ張られる展開の中で、しっかりとした決め手を発揮して勝利。
もう少し道中で追い掛けている内容ならば、もっと良かったというのはあるが、
その実力は当然認められる。
福島でも(道中は緩いものの)前半引っ張られる形での勝利があるし、ペースに
対する位置取りという部分では信頼できる鞍上。やはり浮上はしてきそう。

△コスモインペリウム
4走前の1勝クラス戦は、6着ではあるものの、サクラトゥジュールとはコンマ
2秒差だけ。自身も道中~上がりで高いパフォーマンスを発揮できている。
前々走ではしっかりとした決め手を発揮。前走も(馬場を考えれば)道中を低く
ない水準で進めて勝利していて、一定の力は認められる。
人気的には下位の扱いだが、浮上の可能性は考えてみたい存在。

△グレイトオーサー
未勝利戦は、初戦としては道中をまずまず高い水準で進めつつ→しっかりと脚を
持続させての勝利。方向性としてこなせない…ということはなさそう。
現段階では、前半で引っ張られてどうか?というのはあるが、今回はさすがに
控える選択にはなるだろうし、上がりの脚という部分ではここでは威張れる。
試金石ではあるものの、浮上の可能性は考えたい。



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