2020年8月15日土曜日

関屋記念展望(ラップ傾向&予想)2020



まとめ
  • 前半はミドルペースだが、道中高い水準から→しっかり加速する展開。
  • 一定の持久力は必要。
  • 切れ&末脚(トップスピード)の持続力が問われる。
  • 予想◎アンドラステ

過去のラップタイム

2019 12.6-10.9-11.2-11.8-11.5-11.8-10.8-11.5
2018 12.4-10.6-11.2-11.5-11.5-11.2-11.0-12.2
2017 12.4-11.1-11.7-11.4-11.3-11.1-11.0-12.2
2016 12.5-11.1-10.8-11.3-11.4-11.9-10.8-12.0
2015 13.2-11.5-11.7-11.5-11.4-11.2-10.7-11.4
2014 12.6-10.9-11.4-11.6-11.6-11.5-10.8-12.1
2013 12.3-10.7-11.5-11.7-11.7-11.8-10.8-12.0
2012 12.2-10.9-11.9-12.0-11.7-11.1-10.4-11.3
2011 12.5-10.5-11.5-11.7-11.6-11.8-10.9-12.1
2010 12.7-11.3-12.2-12.0-11.5-10.6-10.3-12.3

過去10年の平均ラップタイム
12.54-10.95-11.51-11.65-11.52-11.40-10.75-11.91
1.32.23




ラップ傾向

(過去記事の転載)

ラップタイムを見ると、前半はミドルペースくらいの流れで、道中は緩むという
程ではないものの形としては一旦落ち着く展開となり、直線でしっかり加速して
上がりはある程度速くなる。

ここでは、舞台のイメージ通りにやはり切れがあって、上がりの性能そのものが
高い…ということがまずは重要で、展開頼りではなく、自ら押し進んで行ける
ようなタイプが中心になることは間違いない。

ただし、道中の水準自体はイメージ以上に高くなっていて、単純に上がりのみに
注目するというよりかは、追走部分で(脚を使わされないで)楽に進められる
だけの持久力を備えている…という点も重視しておきたい。


好走する条件
・一定の持久力は必要
・切れ&末脚(トップスピード)の持続力があること



予想


トロワゼトワルがいて、近走積極的に行っているプロディガルサンもいる。
とりあえず、ある程度は流れそう。
あとは夜間の雨で、馬場がどの程度になるか?といったところだが…。

◎アンドラステ
前走は、コーナーをロスなく進めつつ→直線も内寄りを通った馬が上位…という
中で、唯一外を回して、最後しっかりと詰めた内容。4着でもその価値は高い。
タイプ的には、少し持続力の方に寄っているかも…とは思うが、これまでどんな
展開もこなしているし、今回前が引っ張るのであれば、むしろピッタリかも。
近走は走る毎に(大幅に)パフォーマンスを更新し続けている状況。
ここで1つ重賞タイトルを獲る可能性は十分にありそう。期待しておきたい。

○エントシャイデン
前走は、引っ張られる展開の中で、自身も(前半~)道中で高い水準のラップを
踏みつつ→直線馬群を捌いてしっかりと浮上。
それと谷川岳Sの決め手勝負で、最後まで伸び切ってしっかりと詰めた内容を
合わせて考えれば、ここでも普通に上位に扱える。
馬場がどうか?というのはあるが…、とりあえず稍重くらいまでなら。注目。

▲クリノガウディー
マイルCSの道中~上がりで示したパフォーマンスは単純に高いし、富士Sの
ように、しっかりとした決め手も発揮出来ている馬。当然上位扱いになる。
基本的には持続方向のタイプで、この舞台で切れ方向に傾き過ぎるとどうか?
というのはあるが、その点で今回、前がしっかりと引っ張るのであれば、問題
なく浮上は出来るのかも。下げられない。

注アストラエンブレム
この舞台では3戦全勝。そのどれもが上がりに寄った展開…という部分で少し
ケチはつくのだが、やはりその適性は認めたいところだし、2走前・東風Sの
厳しい展開でも崩れないのであれば、地力の部分でも問題はない。
指数的にも、長いキャリアの中で今が一番充実しているのでは?という雰囲気
だし、ここはしっかりと注目してみたい。

△プリモシーン
一昨年ここを勝利。その時は、締まった展開の中で、自身も道中~上がりで高い
パフォーマンスを発揮した格好で、その内容ならば当然の上位扱い。
しかし、その後の(昨年の)ダービー卿CT~ヴィクトリアマイルをピークに
して、現在は(着もそうだが)指数的に少し落としている状況。
昨秋の絶不調期からは持ち直しているものの、あと一つ信頼まではしづらく…。

△ミッキーブリランテ
前走は、厳しい展開の中で、勝負所で一気に脚を使った格好。上位は自身よりも
後ろからの馬だったことを考えれば、少し勿体ない内容と言えるし、とりあえず
ここは巻き返しが期待できる場面。
ただし、少し細かく脚を使うタイプ的に、新潟がピッタリか?と言われると少し
イメージがズレるところがあり…、結局ここまで。次、中山に来ないか…。

△メイケイダイハード
前走は、前傾の引っ張られる展開の中、自身も道中で厳しいラップを踏みつつ、
イーブンに近い内容でまとめての重賞制覇。斤量面での恵まれはあったが、その
地力はやはり認めておきたいところ。
持続方向に寄り過ぎかも…という点で、この馬もこの舞台にピッタリではなく、
結局は相手の1頭までだが、ここでそこそこの着→次、中山に来ないか…。



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