2020年9月9日水曜日

札幌2歳ステークス回顧(ラップ分析)2020


まとめ
  • 前半~道中が締まって→最後は大きく落ち込む展開。
  • 高い持久力&持続力が問われた。

札幌2歳S結果

ソダシ1.48.2 36.7 04-04-03-01
ユーバーレーベン1.48.2 36.6 14-14-05-03
バスラットレオン1.48.5 37.2 02-02-02-02
アオイゴールド1.48.6 37.0 06-09-05-04
ヴェローチェオロ1.48.7 37.1 06-06-05-07

天候:晴 芝:良
上り4F:49.0 3F:36.9
前半1000m:59.2
12.3-11.0-11.7-12.1-12.1-12.1-11.9-12.0-13.0




レースラップ分析&雑感

ラップタイムを見ると、前半から速くなり、道中もかなり締まった展開。その
後も淀みなく流れつつ→最後は大きく落ち込む形。

雨降って地固まった感があり(?)、馬場は速い状態になっていたが、それを
考慮しても、今回の前半~道中は厳しい流れ。
適性的には、当然高い持久力&持続力が問われた。

脚質的には、下が良かったこともあり、例年のこのレースと比較すれば、間違い
なく前が止まりづらかった部分もあるが、やはり今回はそれだけでは足りない。
(※例年はあまりにも内先行に厳し過ぎ…)

前からでも沈んでいる馬は沈んでいるし、かと言って後ろからの馬もその多くが
上がり37秒台まで。位置取りよりも、地力がしっかり反映された印象だった。

ともかく、今回の上位陣の力は素直に認めて良さそうだし、この先の活躍も十分
期待はできそう。しっかりと注目していきたい。


各馬について

出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

ソダシ
好位の外から進めて、直線も大きく(白いから余計にそう見える?)、一定の
リズムを刻みつつ→しっかりと押し通しての勝利。その地力は当然認められる。
タイプ的に、締まった道中からの→惰性力というところで、同じクロフネ産駒で
言えば、アエロリット的な競馬が出来そうなイメージにもなるし、個人的にも
先の期待は本当に大きくなる。
まずは、より速いスピード水準でどこまで出来るか?だが、マイルまで含めて、
しっかりと注目はしていきたい存在。

ユーバーレーベン
後半一気に押し上げて、コーナリングで少し後れを取りつつも→最後はもう1度
しっかり詰めての2着。ラスト4Fの区間では(おそらく)11秒台前半まで上げて
いながら、直線でももう一脚…という点で、なかなかゴールドシップ的な内容。
前半のスピードの部分で、この先、舞台は選ぶかも知れないが、"2段目の脚"が
活きる場面は必ずあるはず。適性を見極めつつ、注目はしていきたい。

バスラットレオン
厳しい展開を番手から進めて、最後は2頭に少しだけ離されたものの、しっかり
粘り込んでの3着。終いの惰性部分は、馬格の差もあったイメージだし、やはり
その力は認めていいはず。
とりあえずは、新馬戦とは真逆の展開の中でも崩れなかったことは大収穫だし、
次戦以降での巻き返しも普通に期待はできそう。(控えた競馬も見たい)



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