まとめ
- 前半速く、道中も淀みない流れから→仕掛けの早い展開。
- 高い持続力&持久力が問われる。
秋華賞過去10年のラップタイム
過去のラップタイムから傾向を探ってみる。2019(クロノジェネシス:1.59.9)
12.3-10.7-11.6-11.8-11.9-12.7-12.5-12.0-12.3-12.1
天候:晴 芝:稍重
上り4F:48.9 3F:36.4
前後半:58.3-61.6
勝ち馬コーナー通過:06-07-05-05
勝ち馬上り3F:36.1
2018(アーモンドアイ:1.58.5)
12.1-10.9-12.7-12.1-11.8-11.9-11.8-11.5-11.8-11.9
天候:晴 芝:良
上り4F:47.0 3F:35.2
前後半:59.6-58.9
勝ち馬コーナー通過:11-11-11-12
勝ち馬上り3F:33.6
2017(ディアドラ:2.00.2)
12.2-11.0-12.4-11.9-11.6-12.0-12.1-12.5-12.1-12.4
天候:雨 芝:重
上り4F:49.1 3F:37.0
前後半:59.1-61.1
勝ち馬コーナー通過:14-15-13-09
勝ち馬上り3F:35.7
2016(ヴィブロス:1.58.6)
12.4-10.5-12.9-12.2-11.9-12.6-11.7-11.4-11.3-11.7
天候:晴 芝:良
上り4F:46.1 3F:34.4
前後半:59.9-58.7
勝ち馬コーナー通過:09-09-08-08
勝ち馬上り3F:33.4
2015(ミッキークイーン:1.56.9)
12.0-10.5-11.3-11.6-12.0-12.3-11.9-11.8-11.6-11.9
天候:晴 芝:良
上り4F:47.2 3F:35.3
前後半:57.4-59.5
勝ち馬コーナー通過:08-08-08-06
勝ち馬上り3F:34.6
2014(ショウナンパンドラ:1.57.0)
12.0-10.7-11.8-11.8-11.7-12.2-11.5-11.7-11.8-11.8
天候:晴 芝:良
上り4F:46.8 3F:35.3
前後半:58.0-59.0
勝ち馬コーナー通過:09-09-09-05
勝ち馬上り3F:34.3
2013(メイショウマンボ:1.58.6)
12.1-10.4-11.9-12.2-12.3-12.3-11.9-11.8-11.8-11.9
天候:晴 芝:良
上り4F:47.4 3F:35.5
前後半:58.9-59.7
勝ち馬コーナー通過:11-11-08-08
勝ち馬上り3F:34.2
2012(ジェンティルドンナ:2.00.4)
12.3-11.0-13.2-13.4-12.3-11.6-11.4-11.3-11.5-12.4
天候:曇 芝:良
上り4F:46.6 3F:35.2
前後半:62.2-58.2
勝ち馬コーナー通過:08-09-09-09
勝ち馬上り3F:33.1
2011(アヴェンチュラ:1.58.2)
12.2-10.8-11.6-11.8-11.9-12.2-11.9-12.1-11.7-12.0
天候:晴 芝:稍重
上り4F:47.7 3F:35.8
前後半:58.3-59.9
勝ち馬コーナー通過:02-03-03-02
勝ち馬上り3F:34.9
2010(アパパネ:1.58.4)
12.0-10.8-12.0-11.9-11.8-12.8-12.5-11.6-11.2-11.8
天候:晴 芝:良
上り4F:47.1 3F:34.6
前後半:58.5-59.9
勝ち馬コーナー通過:11-12-08-08
勝ち馬上り3F:34.1
過去10年の平均ラップタイム
12.16-10.73-12.14-12.07-11.92-12.26-11.92-11.77-11.71-11.99 1.58.67
ラップ傾向
(過去記事の転載)ラップタイムを見れば、前半速く、道中も(上り坂に当たる区間以外は)それ程
緩まずに淀みなく流れ、早めの仕掛けから、ある程度のスピードを維持したまま
ゴールを迎える形。
このレース(コース)の特徴は、何と言っても持続力が問われるということで、
前半のペース次第で上がりの絶対的な速さは変わってくるものの、適性面では
(瞬間的に)"切れる"ことよりも"止まらない"ことの方が重要になる。
脚質的には、基本締まった展開になり、前半~道中の速さ次第では追い込みまで
決まるレースではあるが、ペースに左右されやすい後方を定位置とする馬よりも
中団辺りから進められる馬の方が結局信頼度は高い。
基本的なところは上記したくらいだが、道中に関して少しだけ追記しておくと、
このレースでは道中であまり息を抜けないため、高い持久力(心肺機能)を
持っている馬が当然有利になるのだが、だからと言って単純にそれさえあれば
良いという訳ではない。
つまり12秒前後を刻み続ける(絶対的な)スピードそのものに対応できるか?
…という部分が問題で、純粋な持久力だけで勝負するようなステイヤー寄りの
タイプでは、筋肉への負荷に耐えられない(→脚が上がる)可能性がある。
したがってここでは、筋力などの中距離的な(ひょっとしたらマイラーに近い)
資質がどうしても必要で、その点の裏付けだけは取っておきたい。
好走の条件
・相当な持続力が必要
・持久力があること
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