2020年11月27日金曜日

京都2歳ステークス@阪神展望(ラップ傾向&予想)2020


まとめ
  • 前半~道中がまずまずの水準で流れつつ、そこからの加速勝負。
  • 持久力&切れが問われる。
  • 予想◎バスラットレオン

参考ラップタイム

(過去のラジオNIKKEI杯2歳S&2歳1勝クラスの平均)


ラップ傾向

阪神開催。旧ラジオNIKKEI杯2歳Sが1周回って戻ってきた…ようなもの。
この条件では2013年までの開催で、少し時代を遡ることになるし、とりあえず
近年の1勝クラスの平均と合わせて見ておきたい。

それらのラップタイムを見ると、基本的にはどちらも後半部分でしっかり加速
という展開。

額面上は1勝クラスの方が水準が高くなってしまっているが、やはりそこには
近年の馬場の速さがあるため、それを考慮すれば、実質的には重賞の方が前半
~道中が速く流れて→そこからの上がり…という形。より持久力が問われる。

2歳戦だけに、仕掛けは比較的じっくりとしたもので、一応切れは必要になる
のだが、イメージとしては勝負所で余力のある馬だけが加速できる、サバイバル
的な加速勝負…という雰囲気。シンプルに、中身の良さと性能…と考えたい。


好走の条件
・持久力&切れが必要。



予想

頭数は落ち着いたが、地力の裏付けがある馬は結構多い。
どこからでも…という難しさはある。

◎バスラットレオン
前走は、前半~道中がかなり速い展開を番手から進めた格好。最後は少し厳しく
なったものの、内容的には仕方がないし、当然評価できる3着。
新馬戦ではしっかりとした性能も示しているし、それらの合わせ技で考えれば、
ここでも普通に上位扱いになる。
今回どのような競馬をするか?だが、他に行きそうな馬もいるし、少し控えて
→交わすだけなら、ぴったりハマっても良さそう。期待したい。

○ビップランバン
前走は、(速い馬場を考慮しても)かなり締まった展開を演出しつつ→上がりも
しっかりとまとめての勝利。高い地力を示した。
同舞台での新馬戦ではラーゴムに負けているが、その時は前半で少しエキサイト
していた内容ながら、上がりではしっかり脚を使えていたし、差は僅かなもの。
馬格よりも大きく見せる走りで、再度の距離延長も問題ないはず。注目したい。

▲ラーゴム
前走は、前半である程度引っ張られつつ→上がりをしっかりまとめての2着。
道中の水準という部分では、この中では特別に高い訳ではないが、示している
(全体の)パフォーマンスでは普通に上位だし、やはり有力。
長さを感じさせる馬で、2000mに戻ることは良さそうだし、直長コースの切れ
勝負より、ここの"余力"勝負の方が合いそうなタイプ。可能性はあるはず。

注ワンダフルタウン
新馬戦は、ダノンザキッドには完敗の内容ではあるものの、道中~上がりで高い
パフォーマンスを発揮。前走で示した水準も高くなっていて、そこで1つ負けた
ジュンブルースカイは東スポ杯でもしっかりと好走。やはり力は上位。
ここには(東スポ杯と比較すると)地力の裏付けがある馬が多く、扱いとしては
ここまでだが、好走の可能性は当然考えておきたい。

△グラティトゥー
前走は、前半は落ち着いた入り方だが、道中をある程度高い水準で進めつつ→
直線もしっかり脚を使っての2着。負けはしたものの、内を空ける競馬で掛かり
気味だったし、力は十分に認められる。
その時の内容から、脚の使い方的には(控えれば)ピッタリという雰囲気で、
新馬戦の時のように内でじっくり眺める形なら面白そう。注目。

△ダノンドリーマー
前走は、前半~道中を高い水準で進めつつ→後半も持続力を発揮してのレコード
勝ち。地力では普通に上位に扱える。
現状、"切れ"のイメージが湧かない…というところで、上がりでしっかり変化を
つけられるか?というのはあるが、前が締めつけるようなら可能性はあるかも。
(そうなった場合に)鞍上が急ぎ過ぎず、じっくり構える競馬を選択すれば。



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